2011年02月18日
チンク丸、女神湖で氷上走行Debut!
とうとう、チンク丸が雪道&氷上を初経験!
タイヤはとても安価なナンカンSN-1のスタッドレス、装着後の走りは「ナンカ柔らかいよ(笑)」、高速走行で車線変更をすると「ふにょ~ん」という感じでしたが、その後neneko号のストラットタワーバー等を移植したところ少し軽減されました。
満を持して2月13日、女神湖に向けて出発。
中央道を走り、チンク丸の燃費の良さを実感し、諏訪SAで名物のさくら丼(馬肉)を食べてスタミナをつけた後、いよいよ雪道走行へ!
初めての雪道走行なので、おそるおそるの運転でした。
でも思っていたより怖くなく、「意外といいかも?」と思いながら女神湖に到着。
湖の横の広くなっている場所で、サイドターンの練習をしました。
これも初めての経験で最初はサイドブレーキを引くタイミングが合わないし、どうしてもブレーキペダルを踏み込んでしまうのでなかなかうまくいきませんでしたが、だんだんとできるようになりました。
宿泊したのはホテル コロシアム・イン・蓼科。
昨年も利用しましたが、綺麗なホテルです。スタッフもいつも笑顔、朝食もおいしい、温泉は気持ちいい~♪
ここで兄夫婦と合流し、明日の氷上走行に向けて鋭気を養いました。
最終日には自動車評論家の菰田 潔さんの姿もお見かけしました。
翌日の2月14日、自動車評論家のマリオ高野さんと合流。
マリオ高野さんとは、昨シーズンの女神湖氷上走行でお近づきになって以来親しくさせて頂いています。
今回は、FIAT500・兄のAEハチロクレビン・義姉のランエボ2・マリオ高野さんのインプレッサGC8の4台で参戦です。
まずは車についた融雪剤や汚れを落とすためにスタッフに高圧洗車してもらい、その後ブリーフィング(説明)が行われます。
一台に一つ無線機が渡されて、何かの時には救援を呼べるようになっています。
氷の厚みは50センチほどということでした。
そしていよいよ氷上へ降り立ちます!
チンク丸、大丈夫?
のっけから私が運転することになりましたが(MTモード)、氷上のFIAT500で華麗な走りを見せたアロンソを思い出し(笑)、「頑張るゾー」と気合いを入れました。
周回コースは、直線→外周カーブ→連続S字コーナーのテクニカルコースとなっています。
始めの一周はゆっくりと回りましたが、タイヤや車の挙動に大きな不安はなさそうでした。
直線コースでは、慣れたスタッフでは80キロ、プロドライバーでは100~120キロも出せるということでしたが、チンク丸では65キロくらいです。
外周カーブではできるだけインを回り、最後のカーブで覚えたてのサイドターン。
しかし、タイミングを間違えると外側に飛んでいったり、カウンターを当てすぎて停止しそうになったり…一度失速してしまうと、氷の上で加速がしにくいため大きなタイムロスになってしまいます。
S字でも横滑りしやすく、綺麗にかつ早く抜けるのは難易度が高かったです。
周回コースの氷上は雪が少しかぶっている部分、氷がむき出しの部分と様々でした。
午前中は天気がよかったのですが午後からは雪が降りだし、路面の状況も刻一刻と変わっていくのが分かります。
雪があるほうがグリップしやすいということを学び、カーブでは片輪だけでも雪に乗せて曲がるようにするとこなしやすかったです。
他には定常円旋回、8の字旋回のコースもありましたが、ここは難しそうだったのでパス。
パイロン5本の間を通るスラロームコースは、ほぼ全面が氷むき出しで滑る滑る!
ゆっくりした速度で慎重に行かないとクリアできません。
ESPランプも点きまくりです。
また、長距離ドライブでも気にならなかったシートですが、こういうところでは体が左右に何度も揺れるために首が痛くなりました。
コース横に積み上げてある雪の中へのスタックも4回してしまいました。
一度は前後発進の揺り返しで何とか脱出。また、後ろを走っていたアウディのインストラクターの方が引っぱり出してくれたりもしました。
無線で連絡すると、スタッフが救援車両で来てくれます。
牽引フックってこういう時に使うんですね~。
午前午後の3時間ずつでかなり周回コースを回りましたが、チンク丸は想像していた以上に扱いやすくてよく動いてくれました。
氷上走行初体験の私でも安心して楽しめるいい車だなと痛感!
かわいい外観からは想像がつきませんが、氷雪路を安心してドライブできる車だということがよく分かりました。
氷上走行は本当に楽しくて6時間の練習時間のほとんどを(S)に運転席を譲ることなく夢中で練習してしまいました。
お陰で(S)は不完全燃焼のようでしたが……
マリオ高野さんにも試乗して頂きましたが「素直な車ですね~」とおっしゃっていて、まさにその通りだなと思いました。
試乗の感想はマリオ高野さんの茶の湯道ブログにも載っていますので、是非参照してみてください。
そんなこんなであっという間に氷上走行が終了しました。
その日の夜から早くも筋肉痛になり…そんなこともあろうかと、持参してきた湿布を貼り…夜はビールで乾杯し反省会…
翌日はビーナスラインを回りましたが、氷上に比べると圧雪路のコントロールのしやすさがよく分かりました。
体が覚えるものなんですね(笑)
これで雪道走行をむやみに恐れることがなくなりそうです。
ただし、除雪していない新雪がある程度積もっている場所では、フロントスポイラーのリップ部分で雪をすくい上げてその雪がボンネットを伝わり、フロントガラスを覆い尽くして視界がホワイトアウトする瞬間が何度かありました。
これはチンクの形状がそうさせてしまうのかもしれません。
FIAT500オーナーの皆さん、来シーズンは是非女神湖で氷上走行してみませんか?
ペーパードライバー返却歴3年、雪道&氷上走行初体験の私が強くおすすめします!
今シーズンは残念ながらコースの悪化で早期終了となってしまったようですが、団体貸し切りも可能なようですので、沢山のチンクで氷上を走ったらかわいいだろうな~と妄想しています。
また、氷上での運転の楽しさを覚えたので、来シーズンはインプ丸と二台体制になってしまうかも?
運転の楽しさと向上心を教えてくれたチンク丸に感謝、感謝です。
You Tubeに動画をアップしました(S編集)。
フォトギャラリーもアップしました。
2011年 FIAT500で女神湖氷上走行 車編
2011年 FIAT500で女神湖氷上走行 食べ物編
(F)
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FIAT 500 | 日記
Posted at
2011/02/18 23:59:42
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