レッツノートSX1の延命処置

8年近く使っているレッツノートの内蔵Wi-Fiアダプタが文鎮化してしまい、応急処置としてUSB外付けWi-Fi子機を使用していたのですが、今回は修理に取り掛かろうと思います。

外付けはUSBポートが1つ塞がるのと、子機が横にはみ出て邪魔になるので、こんな感じなのは個人的にあまり好きではありません。





材料を準備しました。



Wi-Fiアダプタ自体が悪いのか、それをオンオフするワイヤレススイッチの方が悪いのか、どちらかわからなかったので、両方とも交換します。



Wi-Fiアダプタはどうせ交換するのだから、元々付いていた『N6250』から『AC7260』へアップグレードする事にしました。



変更点としては、

・Wi-Fiの速度アップ（n⇒ac）
・Bluetooth2.0⇒Bluetooth4.0
・WiMAXあり⇒WiMAX無し

です。

Wi-FiとBluetoothがそれぞれ規格が新しくなり、利便性が改善されます。

WiMAXは購入当初使っていたのですが、その後は固定回線に変えたので無くなっても全く問題ありません。

こちらは新品のバルク品を購入して、2,000円しない位でした。


それとスイッチを新品に替えます。



どの世代のレッツノートまでこのスイッチなのか不明ですが、少なくともSX1、SX2のワイヤレススイッチは日本電産コパル電子製の『CUS-12B』という品番のようです。

1個で良かったのですが、5個セットでしか売ってないようです。

Amazonで送料入れて1,500円位でした。


早速、バラします。



何回もやっているので慣れたものです。


これまでの分解歴としては

HDD交換（メーカー保証）⇒液晶画面交換⇒キーボード交換⇒Wi-Fiアダプタ換装（失敗）⇒CPUグリス塗り直し&ファン清掃⇒メモリ増設⇒光学ドライブ交換⇒SSD交換（2回）

位でしょうか。


結構なパーツが交換済みで、もう元から付いてる部品の方が少なくなってきたかも知れません。

正直、買い直した方が簡単なのでしょうが、ここまで直してきたのだから…という気持ちが結構あります。


ビスは元の配置で並べておくとわかりやすいです。（コバエみたい…。）




パームレストを外します。

あああああああああああああああ！やっちまった！！！（後で説明します。）




Wi-Fiアダプタを交換します。

ネジと線を外して付け替えるだけです。

前回N6235に交換した時は、Bluetoothが使えなくなってしまい、失敗でしたが、今回はどうでしょう。




次にワイヤレススイッチを交換します。

ノートパソコンとかだと、こんな感じで物理スイッチが付いてるんですよね。

しかし、めちゃくちゃ小さいなぁ…。（これ半田自体も針穴サイズじゃん。）



いやー、このデカいコテでは無理ですね。(ヾﾉ･∀･`)ﾑﾘﾑﾘ



数分悩んでチャレンジするか迷った末、諦めました。

大体こういうのは手元が狂って、変なところを溶かす羽目になるんですよ。

止めて正解。

プリント基板用の細いコテを探してみます。


ちなみにやってしまったのはこれ。



充電確認灯のレンズを割ってしまいました。(ノД`)・゜・。

直すとしたら、オクでパームレストのジャンク品辺りから部品取るしかないかもしれませんね。（基本的に接着剤で付けるのは好きではない。）


とりあえず、今回は元通りに組み立てて、Wi-Fiアダプタの調子を見てみます。

って、あれー、スイッチもオンオフできるし、Wi-FiもBluetoothもちゃんと機能してる！( ;∀;)



という事は、スイッチ側ではなくて、Wi-Fiアダプタ側の故障だったようですね。

スイッチ要らなくなりました。(^^ゞ

おしまい。