ラジエター交換だよー そのニ
1
まずは古いクーラントを排出します。
上から見て、このドレンプラグを外しますが、固かったので、再利用しないからプライヤーで回して、外し、廃棄物になるクーラントを大きなたらいで受けます。
最初は下のドレンプラグだとチョロチョロなので、キャップを少しずつ緩め排出具合を調整。
いきなりだと、ミッションまでかかります。
当然熱ある時なら、跡が残ります。
その間に道具類のお支度を。
今回の使用工具
ボックスレンチ 10.12.14
ギアラチェットレンチ 14-12
KTCホースバンドプライヤー
クニペックス ロングノースプライヤー
KTCホースリムーバー
冷却水用ファンネル
水専用ジョッキ(2L)
ベッセルボールグリップ電ドラ
クリッププライヤー
RYOBIバッテリーインパクトドライバー
などなど。
2
サーモスタットまで行き着くためには、超えなきゃならない壁がある。
それはエアクリーナーボックス、完全に撤去しなくてはならないので、エアクリーナーボックスに接続されている、ホースやら、センサーハーネスやら外していきます。
ここでホースリムーバーとホースバンドプライヤーが活躍!
とにかく知恵の輪…。
エアインテークパイプ外して、ふた外す際に、センサーとパイプ抜いて…。
全て手順を書いたら、キリがない。
次!
3
というわけで、エアクリーナーボックスを根こそぎ撤去すると、やっとサーモスタットASSYにたどり着きました。
このナット&ボルトは14。
ここの構造、あとで泣きを見ることになります。
4
サーモスタット、右に見えるステーは比較的楽に外れるのですが、その下にスズキの設計に文句言いたくなるようなパズル的な組み立てのものが、
ウォーターポンプから、ヒーターに向かう(ヒーターから??)ホースをつなぐパイプがあるのですが、なんとこれエンジンにボルトで数か所固定されている。
サーモスタットからも別のステーが下向きにあり、なんとこれサーモスタット側に取付ボルトがあってパイプ側、のステーを上から載せる構造。
おい!!!
これ、どうやって撤去すんの??
サーモスからもスタッドボルト2本あるから取れんのよ?
しかもこのステーが、サーモスタットにボルト止めされているから動かんの!!!
知恵の輪を必死に解いて、少々荒業で外しました…。
(コレ、付けるのイヤ!!!)
このステーが外れたことで、少々施工速度が上がります。
5
ラジエターホース膨らんでいるのか、いないのか?
ここまでの間にサーモスタット側のヒーターホースに水道ホースをニップルで繋ぎ、ホースバンドで抜け止めして、水流して洗浄します。
サーモスタットのヒーターホース部分には、中古エンジン購入時に付いてくるメクラキャップを付けラジエータ以外出てくる場所がないようにして緩めの流量で。放置!
その間にエアホースを用意して、ここを利用してエアブローで残った水道水を全量出す準備を行います。
6
キレイになった水を確認し、1回そのままエアブロー実施。
古いのが残っていれば色付きの水が出てきますが、ほとんど出ませんでしたので、もう一度だけ行いました。
その後、外せるホースは外し、再利用するホースはホースプライヤで優しく抜きます。
再利用しないラジエターホースは遠慮会釈なしに!
ここで、再度エアブロー実施し、完全に水分を出します。
これで組めるかな?
ここでラジエター関係のホース(エンジン側)とラジファンのカプラーを外し、ラジエター撤去の準備も並行して進めます。
7
鬼門とも言うべき、サーモスタットASSY本当に苦労して外しました。
サーモスタットはゴムパッキンなのであと残りも少ないので助かります。
当然、水温センサーのカプラー、ホースははずしました。
このへんから、なんとなく日差しが焼けるほどキツイのを感じます。
8
今回のMH22S ワゴンRリミテッド
NAのラジエターは下から撤去することにします。
上からはめんどい&先日のドライブシャフトブーツ交換時に下から見たら、「簡単に取れる!」と判断してですが。ここは12のボックスで手工具で緩めて、あとはインパクトドライバーで一気に外します。
残りはその3で!
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