真奇のブログ一覧

　昨年末に生まれたハヤテの曾孫に会いに行ってきました。
　ハヤテは過去に子供を4頭儲けており、その内の1頭が生家で飼われ、早世したのですが、ハヤテの孫にあたる子を残しており、その子が今回出産しました。




色が白っぽいけど、この胡麻毛はハヤテ由来のものです。

残された子はメス2匹。


こっちが胡麻で

こっちが白毛。

胡麻の子は毛が赤みを帯びているので、祖母やハヤテのように赤胡麻になるかと思います。

　昨年秋からリンパ腫や腎臓の腫瘍を患っていたハヤテ、今朝方、眠りにつきました。

　12月ごろから何度も死の淵から立ち上がり続けましたが、年明けからは自力で食事が難しくなっており、いよいよダメかと思っていたら、７，8日には自力で食事を取り、もう一度復活するのかという気配を見せました。しかし日曜夕方から体調を崩し、11日早朝に息を引き取りました。9日はハヤテをかわいがっている母の誕生日だったので、その日にだけは死なないように、最後の意地で自ら延命したのかもしれません。

　死亡直後は口が閉じ切らず、辛そうな顔に見えていたのが、死後硬直と共に口が閉じ、見送る際には穏やかに笑ったような顔になっていたことに救われました。

　何度も広島や東京にも遠征し、共に走った距離は何万キロあるかわかりません。
たくさんの思い出を作り、展覧会で賞ももらい、実用面でも庭の害獣の追い払いや山でのクマ撃退など多くの功績を残してくれました。
　それでいて誰にでも優しく、いくつになっても子供っぽい表情を見せる永遠の美少年のような犬でした。

お疲れ様、ゆっくり休んでくれ。

　毎年、家族で初日の出を見に行っていたのですが、犬は重病でほぼ寝たきり、妻と娘も風邪のため、今年は近くの山から一人で見ていました。
　あけましておめでとうございます。