新型戦闘機 その後　ＰＡＲＴ５　（オーディオ＆ナビ編）

ますます充実してきましたＺ３でございます。
まずは、ナビゲーション。

ガレージに転がっていたソニーのナビＵ-2を装着。
5年ほど前のモデルですが、機能的には十分です。
ちなみに911にも同じ機種を装着しています。

さて、次はオーディオです。
残念なことに、Ｚ３はオーディオに関しては、良音はほぼ期待できません。

ヘッドユニットは1ＤＩＮサイズなので、
これまたガレージに転がっていたアルパインのＣＤ7895Ｊを装着。
ちなみに別体アンプをつけるスペースなどないため、内蔵アンプを活用します。

スピーカーレイアウトについては特に壊滅的な状況です。
純正のフロント側はドアではなく、さらに奥のキックボード（フロントフェンダーの内側あたり）に
スピーカーを装着しなければならないうえに、13㎝のユニットしか入りません。
これに加え、細いケーブルを分岐して小さなツィーターがドアの内貼りについている状況。

リヤ側は両シートの真後ろ（背中のあたり）に10㎝の同軸ユニットがプラスチック部分に
ネジ止めされている有様です。
リヤにはサブウーファー的なスピーカーの装着を考えていたのですが、これでは無理ですな。

以上のように自由度が非常に狭いなか、オープン状態を基準にセッティングする私としては、
非常に悩ましい選択を強いられました。

で、出した結論。はっきり言って一般的にはかなり邪道と思われるセッティングです。

まずフロント出力用の2チャンネルを使って、同軸の13㎝のユニット
（ダイヤモンドのＤ３５４ｉ）を両側のキックボードに装着。

そしてリヤ出力用の2チャンネルはハイパスフィルター内蔵の
ツィーター（プレシジョンパワーＴ．２）をドア内貼り上部に装着。


元々ついていたリヤシート後ろの10㎝の同軸ユニットはこの際、綺麗さっぱり廃棄処分しました。
よって、ヘッドユニットの４チャンネル全てを使って音を前方から鳴らし、
ツィーターを４つも鳴らすというかなりイビツなセッティングです。

普通は、こんなセッティングをすると高域ばかりが目立ちシャカシャカとうるさいのですが、
フロント用の13㎝の同軸ユニットは奥の方にあるため、
高域はほぼ鳴っていないのと同様の状態になります。

なので、フロント用の13ｃｍユニットは、ＢＡＳＳレベルを上げたり、ラウドネスを効かせたりして、
どちらかというと低域に振ったサブウーファー的な使い方をします。

さて、そこでリヤ出力用に接続したツィーターの出番です。
プレシジョンパワーのツィーターは、結構鳴りっぷりが良いので、十分満足です。

オープン時とクローズ時でセッティングは当然異なるわけですが、
高域がうるさいかなぁと思った時には出力バランスのフェーダーを
フロント寄りにすることで高音レベルは低くなり、かなり改善されます。

最後にタイムアライメント調整。私の車は右ハンドルなので、
右スピーカーから出る音と左側から出る音に若干のタイムラグが生じます。

アルパインの7895Ｊはこれを電子的に補正し、
あたかも車内の真ん中に座っているかのような状況を疑似的に作り上げてくれます。
しかし、この機能は設定が面倒なので、現在のところ保留中です。

さぁこれでナビ＆オーディオはほぼ完成。

基本的に「できるだけ簡素なシステム」で「お金をかけずに良音を」がコンセプトだったのですが、
一応、スピーカーケーブルもカナレ製を使用し、この際、純正配線は取っ払って、
ケーブルもヘッドユニットから直接引き直したので、これで十分満足です。

さてさて、次は何をやろうか・・・