ロールセンターアジャスター ダストブーツの交換 2015/07/24 155,761km
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
別記"G2ファクトリー ロールセンターアジャスター"のダストブーツが破れていたため、ブーツを交換しました。
ナックル側を抜いている様子です。
助手席側です。
画像ではすでに外れていますが、固定ボルトの二面幅は14mmでした。
ロアアーム(トランスバースリンク)の反発力が増すので、スタビライザーリンクも外してあります。
あらかじめ、別記"WAKO'S RP-C / ラスペネ業務用"も塗布しておきました。
サビで固着しているため、簡単には抜けません。
角材をロアアームに当て、ハンマーで叩きながら抜きました。
画像の通り、すぐ手前にはタイロッドエンドがあります。
変な力を与えないように注意しました。
運転席側も同様で、作業のしやすいようにステアリングは回転させています。
2
取り外したロールセンターアジャスターです。
運転席側に付けていたものです。
ロアアーム側を抜くのには、別記"不明 ボールジョイントセパレーター"を使いました。
キャッスルナットの二面幅は、19mmです。
ダストブーツは、ブレーキローター側からパックリと割れています。
助手席側はまだマシでしたが、やはり破れていました。
並んで見えているのは右上からキャッスルナット、緩み止め用のコッタピン(割りピン)、ロアアーム用のカラーです。
自車のロアアームは、別記"スバル純正 トランスバースリンク BE/BH系用"に変わっています。
3
ダストブーツの比較です。
画像の左側が取り外したもの、右側が別記"OHNO ボールジョイントカバー DC-2640"です。
新品は口径が小さく、高さもありました。
取り外したものは、経年劣化による変形も進んでいたのかもしれません。
4
ロールセンターアジャスター本体です。
ボールジョイント部は、指先で回せるほどユルユルでした。
グリスをキレイに拭き上げると、ガタもハッキリ感じられます。
フロント側からゴトゴト音の聞こえることがありましたが、原因はココだったようです。
5
新しいグリスを充填している様子です。
ここまでのガタは想定していなかったため、本体の交換品は用意していません。
少しでも緩和できるようにと、グリスをタップリ詰め込んでおきました。
最初はボールジョイント部を動かしながら塗布し、内部へも回るようにしています。
正否は分かりませんが、別記"WAKO'S HMG-U / ハイマルチグリース"を使いました。
画像手前のリングとクリップ(バンド)は再使用なので、取り付け前に洗浄しています。
6
ダストブーツ交換前後の比較です。
画像の左側が交換前、右側が交換後です。
交換後はグリスがタップリと入れてあるため、ダストブーツ内はパンパンです。
この状態でもグリグリと動かし、より浸透するようにしています。
グリスが充分に回ったためか、ガタは分からなくなりました。
人力においてなので、実際のところはダメだと思います。
一通り観察しましたが、ガタ以外の不具合はなさそうです。
もう一方も、同様の手順で交換しておきました。
7
取り付け後の様子です。
スタビリンクの固定前です。
コッタピンは、新品へ交換しました。
別記"STRAIGHT 割りピンセット 555ピース"から、φ3.2×32mmを選択しています。
作業は、自己責任でお願いします。
<作業日>
・2015/07/23 - 2015/07/24
<場所>
・DIY
<走行距離>
・155,761km
<前回からの走行距離>
・49,685km(推定)
<交換対象>
・別記"G2ファクトリー ロールセンターアジャスター"のダストブーツ
<交換部品>
・別記"OHNO ボールジョイントカバー DC-2640"
・別記"WAKO'S HMG-U / ハイマルチグリース"
・別記"STRAIGHT 割りピンセット 555ピース"
<締め付けトルク(要確認)>
・ナックル側: 49±10N・m(5±1kgf・m)
・ロアアーム側: 39N・m(4kgf・m)、60°以内の増し締め
<その他>
・別記"エンジンオイルの交換 2015/07/22 155,761km"
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