自作 スバル純正(改) プロジェクター式ヘッドランプ  

別記"スバル純正 ヘッドランプ"をベースに改造したものです。
自作品です。
･構造: プロジェクター方式
･適合バルブ: H1(HID)
･Hi/Lo切替機能: あり
･光軸調整機能: あり
･カットオフライン: RHD(LHT)

9年ほど前に交換した新品が別記"ヘッドランプ 劣化状態の確認 2018/04/05 164,030km"のようになり、異なるアプローチとして作製しました(画像の右側)。

マルチリフレクター式のノーマルは、H4型のハロゲンバルブが標準です。
車両から取り外して分解(殻割り)後、別記"RACBOX 埋込加工用プロジェクターランプ バイキセノン RHD ブラック"を組み込みました。

プロジェクターランプはH4･H7対応の汎用品で、ノーマルバルブの挿入穴を利用して固定する仕組みです。
マルチリフレクター部と一体化するため、光軸調整は従来通りに可能となっています。

バイキセノンタイプだけあり、細いバーナー(HIDバルブ)が前提の設計です。
挿入穴がφ10mmほどと小さくバルブを選びますが、以前から興味のあったLEDヘッドライト化もしてみました。

Hi/Loを切り替えると、プロジェクター内部の遮光板が動きます。
構造が根本的に異なるため、ロービーム時のカットラインやエルボー点はこれまでになくハッキリと出るようになりました。

マルチリフレクターの頃に比べ、横方向の照射範囲は拡がったような気がします。
スパッと切れるカットラインなので、強調されてそう感じるのかもしれません。

いわゆるグレア光が激減するため、光軸を間違えない限り対向車などを幻惑させません。
反面、プロジェクター式の弱点ともされる極端な明暗差、路上看板･標識や歩行者全身を照らす配光の不足も感じました。

エンジェルアイ(イカリング)やデビルアイ(モノアイ)といった発光機能は持たせず、ポジションランプもノーマルのままです。
いずれ気が向くことがあれば、DRL(デイライト)を含めて検討するかもしれません。

ベゼル(カバー･シュラウド)の色はシルバーが一般的ですが、あえてブラックを選択しました。
消灯時のキラキラ感が減り、スモークレンズ化したような見た目となっています。

改造自体はそれほど難しくないものの、まだカットラインの水平合わせ(回転方向の微調整)などを継続中です。
殻閉じもブチルゴムを減量した仮組み状態ながら、洗車による浸水やくもりは見受けられません。

雰囲気がガラリと変わり、路面の照らしかたも別物になりました。
やや課題は残りますが、設計の古い車両には面白いカスタムかと思います。

<作業日>
･2018/09/24 - 2018/10/07

<走行距離>
･164,497km

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