目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
バイパス走行中フロントよりパンクした時の様なタイヤ回転に合わせた異音発生。
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バイパスを降り駐車場でタイヤを確認するもパンク無し。ホイールナットも緩みなし。アームやロッド類も問題なし。
↓
何とか会社まで戻ろうと下道をゆっくり走行するも異音はますます大きくなる。音がドゴッ!バキッ!っと本格的にヤバい感じになって来たので会社まで4キロ程のGSにエスケープ。事情を話した所、繁盛店でサポートは無理だけど場所は使って良いとの事なので場所をお借りした。
↓
じっくり確認すると左前ブレーキローター円周部に薄いフレッシュな削れ痕があった。ローターかキャリパーが動いたか、キャリパーに石でも噛んだ感じ。
2
油圧パンタとクロスレンチはガレージに置きっぱなしだったので、そういう時のためにと今年になってから積むようにした純正ジャッキと純正ホイールレンチで、ジャッキアップしタイヤを外す。
ボルトが異常に発熱していたが、カッパーグリスを塗っていたおかげて焼き付かずに純正ホイールレンチでも外せた。
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ホイールを外し、キャリパーを叩いてみたが特に変化なし。で、よく見るとハブナットのカシメ部が壊れ、ナットがトルクもかけないのに手で回るユルユル状態だった。これが原因。
3
ハブナットを締め込むツールなんて持ち歩いていないので最初は純正ホイールレンチの逆側をナットに当てプラハンで叩いて締め込もうとしたが、そんなんでは締め込めるはずもなく、会社に置いていたあまり使わない1/2サイズのソケットレンチセットを同僚に持ってきてくれとレスキュー。
これで合うコマが無かったらギブアップ。
↓
セットの中に丁度30ミリサイズのコマがあり、同僚にブレーキを踏んでもらいながらナットを締め込み、何とか走れるようになったので、会社に戻り主治医に電話で状況を説明。
4
場所が場所なので翌日診てもらい、本当は左右共に交換したいのですが部品が無いのでカシメ位置をずらしてカシメなおしてもらった。ずらすのに締め込んだ分少しオーバートルク気味。
ホイールナットのトルク管理はマメにしていますが、まさかハブナットのカシメが外れて緩むのは想定外でした。
5
履歴を見ると2012年10月にハブベアリング、ロアアームボールジョイント等を交換した際に左前ハブナットも新調しているので、そんなに劣化はしていないはず。
考えられるトリガーとしてはその翌年にエビス西を走った際、制動系のトラブルで1コーナーフルブレーキングでスピンした時に左前に過剰な負荷がかかった(左前タイヤにフラットスポットが出来た)事位しか思いつかない。
一応右前も緩んでいない事、カシメが外れていない事、ベアリングのガタが出ていない事を確認し完了(写真の右前は昨年別件でロックナットを外したのでカシメ位置をずらして再利用した)。
基本緩むのを前提としていない部位なので、対策としては夏・冬タイヤ交換時、センターナットを触わって緩るみの確認とカシメ外れを目視確認する事位しか思いつかない。
6
メーカーに1個のみ在庫有りだったのでとりあえず取ってもらったが、今回はストック。
ジェミニのハブナットは専用品らしいのだが、特殊な形状をしているわけじゃないので流用品がありそう。情報求む。
高速道路で音楽バンバン鳴らして走行時に発生していたら、、、と思うと冷や汗が・・・。
とは言いつつ今回のポジティブポイント
・積んでて良かった純正ジャッキと純正ホイールレンチ
・塗ってて良かったカッパーグリス
・持ってて良かった1/2ソケットレンチセット
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