TAKERO'S ワイドフェンダー +25mm  

【総評】
FRP製。
ダクトが無くて、パッと見は純正フェンダーに見える、自然な25㎜の張り出し。
画像は9J+30に235/40サイズで、+25㎜のワイトレ着。+20が安パイかも？
受注生産品で、オートサロン前の忙しい時期のオーダーでしたが、当初は「4週間位になります。」との事でしたが、実際は2週間ちょっとのスピード到着でした。


【満足している点】
純正のフェンダーライナーが装着出来る(装着出来ないとフロントドアヒンジが砂利ジャリになる。)。
軽量で、お手ごろ価格。
俗に言うGT-Rサイズのホイールが、収まり入るようになる。
フィッティングは、上出来で、助手席◎運転席◯。FRP製品なので、型の問題や完成後の縮みのせいかも？

【不満な点】
純正のライナーを使用すると、爪が出ているので、車高が攻めれない。→BCNR33用のライナーを使用する事で対応出来る・・・らしいデス(下記参照)。
純正フェンダーよりコーナーマーカーの辺りが絞れてて短い気がする。
自然な膨らみの出で立ちなので、装着している事を他人に気付かれ無い(特に前期はライトのコーナーマーカーが大きい為)。


実験的に装着してみましたが、人間の悪い性。
前を出すと、後ろも出したくなる気持ち。
最終的には、履くサイズに合わせて、決めようと思います。
現状の9J+30では、リアメンバーを幅狭へ交換すればほぼ不要かと。
更には、
2016年秋の、フェンダーからのタイヤのハミ出しについての+10mm(引っ張りによるホイールのハミ出しは×)が認められる法改正も有りましたし。

2015年10月29日、お店にお願いして、純正ライナー固定用の爪を切って、BCNR33用のフェンダーライナーに交換&再フィッティング(チリ合わせ)しました。
ライナークリップは内側が結構合う以外は、BCNR33ライナーの方が全体的に物が大きいので、ライナーをフェンダーレスの状態で、ボディに装着してから、フェンダーを仮合わせして行く感じで、結構な切削や穴開けが必要だったようです。
ポン着けした感じは、運転席側→そこそこ合うけど耳側の長さが長い。助手席側→アーチが微妙に合わないけど、カットは少な目。だった模様。
2ピースで前側は両側共に厚く硬いので、知恵の輪状態で入れて装着して、バンパーに合わせて不要な部分をカットしたようです。
耳側は固定しないで、フェンダーに当てて下がらないようになってます。
フェンダーの耳は割れないように、12㎜位残してます。
アーチクリアランスはタップリ取れるので、タイヤが接触する心配は全く無い感じになりました。

総括しますと、25のライナーだと前側が隙間が出来るので、交換を考えても良いですが、260RSのライナーだと、それ程隙間が出来ないので、純正部品の値上がり(ブレーキ冷却ダクトは着けてません)を考えると、ポン着け出来ない、しかもコストが掛かり過ぎるので、完璧主義や、極端な面一を求めたり、車高を攻めない人は不要かと思います。


車幅が広くなりますので、車検の際に、【記載事項】の変更が必要となる場合がございます。
因みに、【構造変更】はナンバープレートの管轄の陸運事務所に必ず行く必要が有ります。
が、【記載事項】の変更は継続検査を受験した後に、測定ラインに行って、計測するだけなので、全国どこの陸運事務所でも受ける事が出来ます(例:オートバイのハンドルを交換して幅と高さが変わった→【記載事項】の変更だから、全国どこの陸運事務所でもOK)。
※車重を必ず測るので、必要最低限の物でスグに外せない物以外は降ろして(フロアマット・テンパータイヤ・車載ジャッキets)行った方が、現地でアタフタしなくて済みますよ！
最後に、カンカンの上に載せたら、人間は降りて、ガソリンの残量を聞かれるので、おおよその量を申告します。
そんな感じの流れです。


元々は、「9.5J,+12に265幅タイヤをサーキットで安心して使う為」に考えられたパーツかと思います。
【MASA モータースポーツ】のワイドフェンダーの方が同じ+25mmでも、広い気がします(未確認情報)。
だだし、↑だと、完全に装着前に、フィッティングや修正が必要となりますが。。。
これ以上の太いサイズを入れようとすると、もっと広いフェンダーが必要になるかと。
そうなると、ワンオフ製作(フロントバンパーも引っ張り切れない可能性が出る)か、純正フェンダーを切ってオーバーフェンダーを貼る方法になると思います。

関連情報URL：http://www.takeros.jp/