tetsunobuのブログ一覧

　雨には，前車でいろいろありました。突然車内に雨が降ってきたり・・・・

　そんな中でも，ワイパーブレードの話。
　懐かしく思い出します・・・・

　https://minkara.carview.co.jp/userid/552538/blog/39570706/

　ホルスト作曲の「惑星」です。とってもオーディオチックな曲で，お馴染みかもしれません。中でも「木星(ジュピター)」っていう楽章は，その中間部のきれいなメロディーにテキトーな歌詞を付けて，歌にしてヒットさせたりするあざとい人がいるので，さらに有名かもしれません。おっと，今回はそれについて毒づくわけではなくて・・・

　「ユーフォニアム」の話です。こういうやつ・・・


　割と新しい時代の楽器なので，オーケストラでは通常使われない楽器です。ただ，吹奏楽の世界ではとてもメジャーで，弦楽器で言うとチェロみたいな立ち位置かな?男性的なメロディーも奏でますが，ベースに入ることもできる何でも屋。だけど，じみーな感じで，あんまり人気が無く，オケに採用されることもなく，日陰の存在でしたが，最近ではアニメの影響で人気を博しているそうな。

　で，なんと，かの有名なホルストの惑星に，ユーフォが使われているという噂を思い出し，スコアを引っ張り出してきました。


　スコアってのは「総譜」といって，指揮者が見る楽譜のことでして，全部の楽器の情報が載っています。こんな感じー


　これは第一曲「火星」のページですが，ありました，これこれ!


　「ユーフォニアム」とは言わずに「テナーチューバ」と書いてありますが，これのことです。ユーフォ以外の楽器でやることもあるそうな。ただ音符的には結構，目立つ箇所に使われてて，実は耳にしていたかもしれません。こんなところとか・・・

　高い「ラ」とか出さなくちゃならんので，アマチュアだと結構大変かもしれませんが，選ばれてオケに呼ばれるレベルの人だったらまあ楽勝でしょう。
　
　あと，全曲で使われてるかというとそうではないようで，お休みの曲も多いです。
　しかしやっぱり，お馴染み「ジュピター」でははっきり現れます。

　でもすぐに吹き始めるわけじゃなく，盛り上がってきた辺りで，響きを加えるように入ってきます。

　うーむ，「バックアップ」って感じだなあ・・・・

　そこで・・・・なんですが，こうやって，楽譜を見れば確かに書いてあるので分かるんですが，実際に音を聴いてそれを感じるかどうかと言うと，すーーんごく「微妙」だったりすると思います。しかも，録音の仕方にもよって，オケの中のユーフォがそれと分かるような録り方の録音なんて，そうそう無いと思います。それが証拠に，冒頭画像の，自分が持ってた何十年か前のテラークのものを聴いてて，今まで「ユーフォ」を感じたことは一度もありませんでした。
　それがホルストの音楽作りなのかもしれません。だとすると究極の「縁の下の力持ち」のためにわざわざ呼ばれているような気がします。

　滅多に必要とされない人が，ホントに久々に呼ばれたと思って喜んで駆けつけたら，ほとんど気付かれないような役回りだった・・・・
　そんな出演ってどうなんでしょ?
　どうせなら，ラベルのボレロに出てくるサックスくらいの扱いだったらよかったのにー!!なんて，悔しがりながら，でも顔ではニコニコしてしまうというのが，ユーフォ奏者のあるあるだったりするんですよねー・・・・

　「いやいやtetsunobuさんよ!このCDだとバリバリきこえてまっせー!!」みたいなのがありましたら，教えてくださいませー!!
　こういう地味メーな楽器が渋ーい仕事してるのを見つけるのが大好物な、変わり者なんです!!!

　今回，石川県へ伺うに当たり,これだけは食べとかなくちゃならん!というものを,事前に調べておいた。

　なのに結果としては,そのうちの一つしか食べられなかった。

　金沢市場の海鮮と,ハントンライスは次回へ持ち越し。

　そう,今回ありつけたのは

　ご存じ!(誰が?)
　　「チャンピオンカレー」
　通称「ちゃんカレー」である。

　カーナビを頼りに有名店にたどり着くと,思ったより大きな駐車場に驚く。規模的には田舎の田んぼの中にある，不夜城パチンコ屋くらいの敷地面積だ。

　さすが，キング・オブ・ご当地グルメ!!

　中に入ると,ビニールで仕切り倒されたカウンターしかない店内の
その席数が，
　どう考えても敷地面積と釣り合わない,要は「スカスカ」の様相。

　席間でフォークダンス踊れる

　とは正にこのことだろう。

　まあそんなことより,一番メジャーとされる「ちゃんカレーL」というのを食券機で買い,やる気なさそうだけど肌だけはきれいそうな店のおねーちゃんにチケットを渡す。
　待つことしばし，おおっとやって参りました,これだぁー噂のチャンピオン!!


　待ってましたとスプーンを手に取り,食す・・・・食す?!

　んんん!?　あれー,なんか変だぞ・・・

　これ,フォークやん!スプーンちゃうやん!!(なぜか関西弁化)

　おっと待てよ慌てるな。こういうときはまずは観察だ観察・・・

　すると,向かい側のおにいちゃんも,ソーシャルなディスタンスのお隣さんもみな,黙って普通にフォークで食べている。中には新聞片手にフォークでカレーを何事もなく食べている人も!

　まさかと思いつつ，そうーーーーっと店内ぐるりと見回してみても,スプーンとフォークみたいな「2本使い」は誰一人としていない。

　「ははーん,そういうことか・・・・」

　こう言うことは以前にも心当たりがあり,昔，大阪へ行って「お好み焼き定食」という正に炭水化物の上塗り的ご当地グルメを頂いたとき,大阪人は「ヘラ」というか「コテ」を使って,何事もなくお好みを食す,ということにえらく驚いたことがある。
　つまり,大阪で箸なんざ使ってお好みを食べようもんなら

　「あっ,お上りさんやね」
　「まあ,しゃーないわなぁ・・・」
　
　のような，まるで中国人が和食みたいなのと同じような眼差しを向けられること必至だったのである。(その件のブログは以下に

　　https://minkara.carview.co.jp/userid/552538/blog/31895678/　)

　そうだ,ここ北陸で名物と言われているこの「ちゃんカレー」を食べるのに
「あのー，スプーン無いんですけどー!!!」などと店員さんに文句付けちゃったりなんかした暁には，
　「あー・・・，だーめねー・・・」
　「まったくのところ・・・モグリ・・・ね・・」
のような，「・・・」だらけの眼差しと共に，観光客用に仕方なく用意されていた，真新しいスプーンが供されることは，まず間違いなかったのだ。

　ヨカッタ!!気付いて本当に!!

　というわけで，表面上だけは落ち着き払ったまま，写真なども撮りつつ，完食。


　食べてみて分かったのだが，器の内側のカーブのラインと，フォークの曲線部分とのクリアランスが実に絶妙で，カレーの取りこぼしなどもほとんど無く，何の違和感もなくフォークでカレーを食べることができた。

　カレーはスプーンでも
　カツカレーはフォーク。
　二本も使うは，粋に反す!!

　うーーーむ。北陸・・・・

　なかなか深いではないかー!!

　見事な夕焼けでした。



ありがとうございました。
　

　こんなところにこんなものをポチポチっと貼り付ける。

　どうやらここがまだ残されたホットポイントだったみたい。

　どうしても右側の音場が,行方不明というかなんだかよく分からないことになって
右端が上の方にシュウィン・・・って上がって糞詰まり。これは多分一次反射をひろってんなということで,応急処置。場所決めは小鏡を持って行って,ツィーターがちょうど写る場所で決まり。
　でもよく考えたらまだ,BピラーどころかAピラーの表面処理もまだだった。

　んー,やることいっぱいあって,いろいろ楽しめそうだなぁ～。