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7月
カプチ引き取ったはええけど、あちこち壊れててボチボチ修理しながら乗り始めた。
一通り修理を終え、クルマにも慣れてきたので、タカタへ持ち込んでチェック・・・と思ったら7周くらいでエンジンブロー。ヘッドガスケット抜けからのオーバーヒートで、ヘッドがお陀仏。

壊れた日は「中古エンジンに積み替えればええわ」くらいに思ってたが、実際探すとまともなF6ツイカムって全然無いんやね、知らんかったわ。

色々悩んだ末、某エンジニアリングのOH済エンジンに乗せ換えることに。
0.1mmオーバーサイズピストンとメタルヘッドガスケットを使った仕様を発注。これなら660ccに収まるので、軽自動車枠を外れないのがイイね。

で、例の米軍の知人にブローの話をしたら「フルイ、ヤスイ、シカタナイ」って言われた。ええ、分かってますともｗ



8月
注文していたエンジンが着弾、載せ替え工事を開始。盆休みはエアコン全開でカプチーノライフのはずだったのになぁ・・・

いざエンジンを下ろしてみると、ホースやマウントなどゴム類が片っ端からボロボロ。なるべく安く仕上げたが、ラジエターもグズグズだったり、サーモ固着してたり、なんだかんだ40万以上掛かってしまった。まぁフルイヤスイシカタナイ。



9月
カプチの修理が完了し、慣らし運転開始。ゆるーく下道をぶらぶら1500km走行。
ブースト掛けずに走ろうと思ってたが、あまりのトルクの無さに、一般車の流れに乗れない。シカタナイのでブースト0.4以下と決めて慣らしを行った。
Ｒのときはブースト掛けずとも余裕の走りだった、改めて排気量のありがたみを感じたよ。

その後、慣らしを終えて早速サーキットへ持ち込んだ。全開でブン回しても全然ＯＫ、当りエンジンだったらしい。某エンジニアリングのエンジンだったので、不安で一杯だったが、何事もなくフツーだった。（当りというか、これが当たり前なんだが）



10月
翌月に掛けて6週間連続タカタ＠カプチ。ノートラブルで走り切り、やっと安心して遊べるクルマになったね。
タイムの方は、ボロエンジン+ボロタイヤで76秒、NEWエンジン+ボロタイヤで71秒、NEWエンジン+NEWタイヤで68秒、アライメント合わせで67秒、乗り方変更で66秒まで来た。ここまで何と10秒アップｗこの調子なら冬は65秒やな。

月の後半は某自販の走行会に参加。一応Ｒを動けるようにメンテしていたので、朝イチはＲで走り、2本目以降はカプチで走行。カプチだったら妻が運転出来るので、観戦ついでに乗ってきて貰えば2往復しないで済むのがイイね。

Ｒはタイヤがボロ過ぎて、久しぶりにスピンをかましてしまった。
見た目にはまだイケそうなんだけど、もうダメらしい。



11月
例年この時期にレースイベントを入れているが、今年はナシ。
タイヤを買うはずだったカネがカプチのエンジンに化けてしまった。というかカプチに100万使ってしまったので、流石に自粛することにした。

タカタフェスティバルもオファーがあったが、お断りさせて頂いた。

と言う訳で、2020冬シーズンは年明けまで惰性でタカタることに決定。
モチベーションも妙に低いし、例年になく何もしないシーズンになりそうだ。

それでもたまには走りたいので、またもボロタイヤで走りに行き、またもスピンｗ
ええ加減クルマ壊す前に交換やな。



12月
特にイベントもなく、モータースポーツ活動は無し。カプチにも随分慣れて、そろそろ変化が欲しくなってきた。峠をヒラヒラ走るのは楽しいけど、踏んでも何も起こらんからね、サーキットじゃ物足りない。タービン替えたろかな・・・などと悪い虫が騒ぎ始めた。

年末は恒例のサーキットでBBQ、前日は快晴だったのに、当日は吹雪。
吹雪の中、走れる訳でもないのに肉を持ってサーキットへ行ったさ。寒かったわ。



総評
2020年はタカタでベスト更新＆Ｒのトップを取った以外には特に活動なし。例年ならどこかで表彰台に乗ってたけど、コロナもあったりでイベント系の活動はゼロ。

その他、モータースポーツ活動と言えるか分からんけど、カプチ買ってはしゃいだり、エンジン壊れてげんなりしたり、エンジン直してバリバリ走ったりと、まぁまぁ遊んだかな。

今年はもう少し走りに重きを置けたらええなぁ（毎年言ってるけど）

近々Ｒのエンジンにも少し手を入れるし、タイヤもブレーキも新品にしよう。

恒例の年間活動のまとめ

1月
正月早々に走り始めでタカタ走行。
年末に56.7だったのが、56.5まで来た。結構使い込んだが、まだグリップするらしい。
A052は慣れるまで時間が掛ったが、いいタイヤだと思う。コストを除けば。

クルマを出してガレージ整理をしていたら、ガレージ脇に仮置きしたタイヤにＲの左フェンダーが激突。死角だったが、自分で積んだくせに気づかないとは情けない。
フェンダーは左右ともアルミ錆が出始めていたこともあって、フロント3面板金塗装に出した。

Ｒは板金、AWは車検切れで走れる車が無くなってしまい、晴れ続きだったが走れなかった。

月末には板金から上がってバリっと綺麗に仕上がった。バンパーの傷もきれいに消えて益々カッコよくなったね。



2月
元々はAPに行く予定だったが、タイヤの残り目が心許ないので中止。タカタならもう少し使えそうだったので、シーズン後半はタカタアタックに切り替えた。
結果はベスト更新の56.3が出た。しかしＲランキングのトップまで3/1000秒届かず・・・

相手は有名ショップの看板車、35Rだし、タイヤはフージャー、ドライバーはプロ、「別に競ってないから」と自分に言い聞かせたけど、ホントは少し悔しかった。

現状これ以上のタイムは、クルマをアップデートしないと難しいし、アップデートと言ってもやれることは殆ど無い。（自分レギュ的には限界に近い）

と言う訳で、タイヤウォーマーを導入して見ることにした。とにかく試してみたかったので、早速ゲット。

発電機までは準備出来なかったので、サーキットから許可を得て、電源の調査を実施。
作業着でブレーカーを見て回っていたので、他の客からは電気工事屋だと思われていたらしいｗ

調査した結果、ある場所で2系統の電源が取れることが判明。ここなら4本同時に温められる。
使えると分かったので、ウォーマーを使ったアタックに向けて準備を進めた。
※サーキットの電源を使うには、サーキットの許可が必要です。勝手に使うのはNG！



3月
2月にもウォーマー使ってアタックしていたが、初回はエア圧をミスって撃沈。
タイヤカスを清掃して、シーズンラストアタックに挑んだ。

結果は56.1が出て、またもベスト更新。やっとＲのトップに返り咲いた。

Ｒに乗り換えて以降、初めて本気でタカタを攻めたシーズンだったと思う。
とは言え仕様的にはマイスターカップを想定した、岡国周回仕様のまま。

岡国仕様でもタカタはそこそこ走れます。Ｒ乗ってる人、もっとタカタを走りましょう。
（車両価格上がりすぎで、壊すのが怖いのは分かりますがね）

その後もアタックを続けるが、どんどんタイムダウン。ぼちぼちタイヤの摩耗限界らしい。
まだ使えそうだが、ベストを出すには厳しい感じ、この手のタイヤは買い替えタイミングが難しいね。



4月
3月後半くらいからコロナ騒ぎが本格化して来た。4月には某自販の走行会に参加予定だったが、ギリギリのタイミングで中止が決定、その後もイベント自粛が相次ぎ、走行会は軒並み中止になった。

屋外且つ、クルマに一人で乗って走るんだから、モータースポーツはソーシャルディスタンスを保ちやすいと思うんよねぇ。まぁ集まると立ち話はするし、昼メシも雑談しながら食うしで、リスクはあるか。

一時期はフリー走行まで規制って話やったけど、フリー走行はソロで遊ぶ分にはＯＫでしょう。


丁度この頃、南方アジア系の外人が「Ｒを売ってくれ」と複数回尋ねてくるようになった。
売ってくれと言う割に、査定する訳ではない。コレ自動車盗の下見やね。
景気悪くなると犯罪者が増えるのが世の常。盗難の危険性爆上がりにつき、急遽防犯対策を強化。

防犯カメラ（遠隔監視付き）に始まり、ロックナット、ホイールと柱をチェーンで固定、リヤメンバーと柱をチェーンで固定、エンジン掛からないように細工、スマホにアラームが立つシステムを導入などなど、ガチガチに固めたった。

警察にも相談に行き、防犯カメラの映像を提出、見回りを強化して頂いた。



5月
フリー走行2回走ったくらいで、特に実績なし。相変わらずボロタイヤのまま走ったが、タイムは落ちる一方だった。月の後半には気温も上がってきて、Ｒを動かすにはキツイ時期に突入。



6月
米軍の知人がカプチーノを降りるというので、ソレを購入することにした。Ｒのトップに返り咲いて以降、目指す目標が無くなって、ゆるく遊べるクルマが欲しかった。前々からオープンカーとFR車が欲しかったので、カプチーノは丁度いい出物と言える。

最近身の回りで、ロードスターやカプチーノ、ビート等、ゆるく走れるクルマでサーキット遊びをする人が増えている。サーキットのタイムばかり追っていては疲れるからかね？

実際ここ１～２年でタイムアタックに勤しんでいる人は減ったと思う。特にAttack系のエアロや軽量化の流れが来てからかな、趣味に対してそこまでは求めてない人が多いってことでしょう。
そもそも、あの手のクルマは積載車持ってないと成り立たないし、フツーの人が趣味でやるにはキツイわ。

私は、昔からナンバー付き且つ純正ルックがマイルールなんで、ブレる必要が無いから流れには乗らない。

ぬるい？まぁぬるいわな。でもぬるいからこそ、趣味として続けられるんよ。