リアバックプレート交換その5
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
12時間以上 |
1
手順が前後しますが、真ん中のアジャスターの向きに注意です。
アジャスターが広がるとブレーキが締り、縮むと緩みます。
アジャスターを上に回すと締り(広がり)、下に回すと緩む(縮む)ようにセットします。
2
ブレーキローターを付けて、ホイールナットで仮締め。
これでローターの位置が正しい位置になります。
この状態でサイドブレーキの調整を行います。
整備要領書では、一番締め込んだ所から、10ノッチ戻しになっています。
ジムカーナの場合、もっと締め込んだ方が良さそうな気がしますが、そのあたりは今後の宿題です。(^^)
サイドブレーキレバーを引いて、ギヤを1速に入れておきます。
3
新旧のアクスルナットです。
これは再利用しません。
4
あらためて脱脂した後に、アクスルナットをはめて、32mmのソケットとトルクレンチで締め付けます。190Nm
ここではカシメず、ハブとナットのマーキングをしておきました。
整備要領書では、計測器をつかってハブのガタを確認し、問題なければカシメる事になっていましたが、計測器を持ってないので、反対側も組み上げた後に、実走行で異常が無いことを確認できたらカシメます。
5
ピストン戻しツールをブレーキパッドの隙間に入れて、少し広げます。
こうすると、ローターにキャリバーをセットしやすくなります。
あまりやりすぎると、ブレーキフルードがタンクから溢れるので注意です。(笑)
6
キャリアの14mmのボルトをトルクレンチで締めます。66Nm
7
車速センサーの10mmのボルトをトルクレンチで締め付けます。7.5Nm
8
ここから右側の作業を開始です。
基本的には左側でやった事と同じなのですが、すんなりとは行きませんでした。
(^_^;)
インパクトレンチで外そうとしましたがビクともしませんでした。
ラスペネ吹いて、バッテリーの元気なシエンタのエンジンをかけておき、そこからインパクトの電源をとってガガガガと。
それでも緩まなかったので、カシメ起こしをしてみました。
9
貫通でないマイナスドライバーをコンコンしてみたらドライバーが粉砕。(汗)
10
懲りずにガガガガっと何度も休み休み?やっていたら、緩みました。\(^o^)/
でも、インパクトレンチが時々動かなくなったので、もしかしたら壊れたカモしれません。
確か最大トルクは340Nmの筈なのですが、本当にそのトルクが出ているのか?
そもそもタイヤ交換用のものなので、こういう作業はしてはイケナイのかもしれませんね。(汗)
次回、アクスルナットを外す事になったら何か違うやり方を考えないとイケナイかもしれません。
11
右側もナックルのフランジボルトを抜いたら、バックプレートとナックルはあっけなく外れました。
なので、スライディングハンマーは出番ナシでした。
ただ、ハブからドライブシャフトが抜けませんでした。(汗)
ラスペネを吹いて、ドライブシャフトの先端にゴムハンマーをあてて、ゴムハンマーをハンマーでガンガン叩きました。
ハブとドライブシャフトは結構固着していてなかなか抜けなかったのですが、突然抜けてくれました。
抜けた時に、ドライブシャフトのスプラインを見てみると、ラスペネが浸透していました。
ラスペネ凄いです。\(^o^)/
12
新品のサイドブレーキワイヤーのピンが届いたので使います。
13
あっさり装着完了。
勘違いで破壊したのは、ちょっとした授業料になりました。(^_^;)
14
ハブを付ける所までは同じ手順でいけましたが、フランジボルトが固かったので、右側の4本は新品のボルトに交換しました。
それで、ココまで手締めで締付完了。
15
ブレーキキャリバーやハブリングを嵌めて、ほぼ完成です。
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
関連コンテンツ
関連整備ピックアップ
関連リンク