この記事は、
宇宙飛行士は1日で地球上の半年分の放射線を浴びるについて書いています。
http://getnews.jp/archives/106127
「宇宙飛行士が1日で浴びる放射線の量は通常の人の4~6か月分。ISSに6ヶ月程度滞在する場合、それだけで約180ミリシーベルの放射線を浴びることになる。
NASAでは宇宙飛行士が浴びる放射線の量を、最初に宇宙に行った年齢や性別によって厳しく管理するルールがある」
↑
そう。宇宙ステーションは、究極の「放射線管理区域」。
「3年の間を空けて2回、それぞれ半年ずつ宇宙に行った場合であっても、発ガンリスクは多くて3%上がる程度」とし、これは許容できる範囲のリスクだ」
↑
JAXAの古川飛行士は、この認識で良いと思う。
一方、
田母神氏が、
核ミサイル・放射性物質も扱う組織・・・「空軍」のトップだった人ならば、
「↑この認識」だけでは「片手落ち」まだ「片手落ち」ということになる。
何故なら、
「放射線(光のようなもの)」≠「放射性物質(粒)」。
↑
空軍は、
宇宙線被曝分野(ロケット、成層圏飛行、宇宙飛行)も扱う、
核ミサイル分野(大陸間弾道ミサイル、核弾頭、ウラン濃縮、プルトニウム)も扱う。
「空軍大将クラスの軍人」なら、
「放射線(光のようなもの)」≠「放射性物質(粒)」。
↑このくらいはわかっていて、当然です。
そうでないと、
その分野で適切な技官、
その分野で適切な研究者の意見を聴くことが出来ないんです。
今回の福一原発の事故にあたって、
田母神元空幕長は、稲教授の意見を喧伝しています。
しかし、稲説については・・・↓
稲説:「年間800ミリシーベルトまで大丈夫。放射線は身体にイイ」
↑
空軍大将の目線:「まあ・・・彼は、電離放射線(治療)のお医者さんだからね。でも年間800ミリシーベルトは過激だな。NASAには100ミリシーベルトの宇宙線被曝で人体活性化とか言ってた医者はいたけれど、これだと、5年で4シーベルだからな・・・火星往復でこの条件なら、どうなんだろう・・・「死ぬ」が現在の常識だと思うが・・・」
中村仁信説:「放射線は身体にイイ。私が若いころは、年に50ミリシーベルトくらい被曝してました!!」
↑
空軍大将の目線:「まあ・・・彼も、電離放射線(治療)の人だからね。原発事故には妥当しないだろうな」
武田邦彦説:「内部被曝を避けることが大切です。空気も、水も、食べ物も、みんな汚染されてます。被曝係数は、空間線量による放射線被曝が1、外部被曝が1、呼吸が1、水や食べ物が1、福島の人などは、空間線量に4倍して下さい。それがあなたの毎時被曝量と思ってください!!」
↑
空軍大将の目線:「彼は、ウラン濃縮研究所の所長だったか。核弾頭製造もこの分野だな。核物質の飛散事故については、この説が近いだろう。原発事故も核物質飛散による弊害なのだから」
「そういえば、チェルノブイリ原発事故に関する医師がいたな。今、松本市長だったか(菅谷昭市長のこと)」
と・・・まあ・・・。
「空軍大将が意見を聴くべき相手」
の選択肢(複数選択可)の場合、
[①稲教授/②中村教授/③武田教授/④松本市長]
「空軍大将が意見を聴くべき相手」は、
③武田教授と④松本市長。
① 稲教授とか選択してた時点でアウト!!!!
従って、
「空軍大将クラスの軍人」なら、
「放射線(光のようなもの)」≠「放射性物質(粒)」。
↑このくらいはわかっていて、当然です。
そうでないと、
その分野で適切な技官、
その分野で適切な研究者の意見を聴くことが出来ないんです。
<続きは、後で追記します>
と書きましたが、後日、また続きを。
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道草くうな(2011年6月) | 日記
Posted at
2011/06/05 19:30:43