>1995年、アメリカの海洋調査会社が深海の調査を行っていたところ、深さ6000mの
海底付近で無人カメラが潜水服を着て酸素ボンベを背負ったダイバーの
姿をとらえた。人間が耐えられるはずのない深度にいたその人物はカメラに
向かってピースサインをしたあと、深海の闇の中に消えていったという。
>1960年1月23日、アメリカ海軍の協力を得てピカールが開発した潜水艇「トリエステⅡ号」にウォルシュ大尉とピカールの息子ジャックが
搭乗してマリアナ海溝内部を目指し、11521mという人類が到達したなかでも最深記録の達成に成功した。
ただし、この深度については信憑性が薄いとされ、後に10916mであったと修正されている。
信憑性を薄めたのは「計器が有する精密性の問題」の他に、2人が海溝の底で見たと証言する「子供ほどの人影」が原因であろう。
>1944年10月25日にシブヤン海で撃沈された戦艦武蔵。
記録を基にした調査で残骸を発見できていない一方、
その近海で米海軍の潜水艦が海中を移動する巨大な
何者かと遭遇している。
>地球の深海というものは、実は未調査領域が大変多い。
したがって深海を調査すると、新種の生物や、もう絶滅したと思われていた生物が見つかることがある。
奇妙なうわさというのも、研究者の間では絶えない。それは、こういうものだ。
「探査機のモニター画面の中で、歩いている人を見た」
>アドリア海に奇妙な海底洞窟がある。
その洞窟の内部の壁には十数体に及ぶ仏像が彫られており、洞窟の奥では座禅をしているかのように蹲った白骨死体が発見された。
死体が身につけていた装飾品から、この死体は中世日本の僧であることが判明し、仏像もこの僧が彫ったものだと推測された。
しかし、この僧が何者なのか、いつ、どのようにしてこの洞窟に辿り着いたのかはわかっていない。
>オランダのエルバッハに近い北海で、一人の「海底の住人」が捕らえられた。
その男はローマ教会の司教のような姿をしており、
食事を出されても全く口にしようとしなかった。
何も喋らず、深いため息をつくばかりで、三日後に死んでしまったという。
>海底探査隊はロボットカメラを使って海底の調査をするのだが日本の探査隊が大西洋を調査した際、
不可解なものがカメラに移っていた。
真っ白で滑らかな肌を持つ二足歩行の何かが海底を歩いていたのだ。
現地住民曰わくその生物は「ニンゲン」と呼ばれていてよく街にくりだしては食物を漁っているのだそうだ。
>軍艦などの船を建造する場合、防御性を持たせるために、外殻に二重底のような空間を
設ける場合がある。溶接やリベット留めなどで密閉し、塞いでしまうのだが、
大きな船の建造になると、ごくまれに人を閉じ込めてしまう事があるらしい。
そこで息絶えた工員は、船を沈めてでも外に出ようと、色んな海難を招きよせるという。
>1926年12月5日、マグロ漁船「良栄丸」が遭難。翌年、ワシントン州ビューゼット・サウンド湾口で発見された。船員12人は全滅。
航海日誌には「数十隻の船とすれ違い信号を送ったものの、何の反応もしてくれなかった」と記されていた。しかし日誌で名指し
されていたアメリカの貨物船「ウエスト・アイソン」号のリチャード船長は「1926年12月23日、太平洋上で漂っていた小型漁船に
救助が必要かと問いかけたが、10人程の船員は船窓や甲板に立ってこちらを見るばかりで誰一人として応えなかった」と述べている。
■良栄丸事件
>30年前の某日深夜零時。日本近海の離島、夜見島で
原因不明の海底ケーブル切断により、大停電が発生。
島民全員が島から姿を消すという怪事件が起きた。調査によれば、
海底ケーブルは何者かに食いちぎられたように切れていたという。
>1874年。地中海沿岸のある小さな町の半分以上の家が破壊された。
別の町の人々が調査に行ってみたところ、砕けた家の破片に混じって、大量の鉄片が発見された。
その数は1000個を超え、総重量は何百トンにも達するという。
目撃者はみな口を揃えてこう言う。「錨が降ってきたんだ。たくさんの錨が。そして空にはたくさんの船が浮かんでいた……」
>1980年代、アメリカの偵察衛星が太平洋北西部で、白い円形の物体を発見した。
その物体はつねに同じ場所に存在しているのだった。アメリカ軍は、艦船、航空機、
潜水艦で現地に向かったが、目視することもデータを捕捉することも出来なかった。
海面にあるとすれば直径15mほど。現在、グーグルマップでも見ることが出来る。
■フィラデルフィア計画
>人間や動物の幽霊の話はよく聞くが、時には生き物以外の幽霊話を耳にする事がある。
第2次大戦中に目撃された幽霊戦闘機(フー・ファイター)や、怪談でも登場する幽霊列車などがそれだ。
海にも「幽霊船」などがおり、山口県周防灘では「煙を吹く戦艦『陸奥』」の姿が昼夜を問わず度々目撃されている。
不思議なのは、それを目撃した人が証言するとき、まず「煙は緑色だった」と先に述べる事だ