ベッドのマットレス購入のキャンペーンで奇跡的な当選をしたことを先日、書きました。
そして、ついに、飛鳥Ⅱのワンナイトクルーズに家族で行ってきました。
いきなり、お金の話ですが、
お部屋はバルコニー付きの部屋でしたので、お一人5〜7万円相当ですね(笑)
マットレス1枚のお値段がそれくらいでしたので、かなりお得な当選結果でした。
うちは、1歳半の怪獣がいるので、うまくフォーマルなディナーをこなせるかが心配でした。
家庭によって考え方があるので、きちんとテーブルマナーが守れない子供をそういうところへ
連れて行くことはよくないことだと考える方もたくさんいると思います。
でも、子供を預けて行くことはできないし、誰かにチケットを譲渡(家族へはOKだった)するのは
もったいないし、それに何にしてもこんな貴重な体験は何十年先までできるかわからないし、
ひょっとすると息子の記憶の片隅に残っておいてくれたらな、と思って、
周りの方に迷惑がかかるようなときには、速やかに撤収する方針にして、家族3人で参加しました。
じゃーん、飛鳥Ⅱです。
全長240mの50000t
船好きとしては、「大和」より一回り小さいくらいか・・・と感慨深い。
横浜港の国際客船ターミナルの駐車場にいくと「満車」と提示してありましたが、
チケットを見せると、確保してあった駐車スペースに誘導してもらえました。
デリカついに横浜へ!(笑)
ちなみに写真はNEX-7というミラーレス一眼での撮影です。
レンズはTAMRONの18-200mmという便利なレンズと純正の18-55mmの普通のレンズです。
画像はUP用に1/8くらいまで落としてあります。
息子を左腕で抱っこしながら撮影していますので、いい加減な構図もご勘弁ください。
17時出航でした。デッキでスパークリングワインをもらい、ターミナルに別れを告げます。
横浜の夜景!
マジックアワーと合わさって、それはそれは幻想的でした。
おっさんになって久しいですが、夜景がきれだなぁと久しぶりに感動しました。
そして、富士山。赤レンガ倉庫越しに見えました。
富士山の見えるところなら負け戦はしなかったという武田軍団に思いを馳せ、いざ出航です。
あ、私は薩摩人ですが。
フォーマルな格好でいざディナーへ。
子供が騒いでもいいように隅っこの方に座らせてもらいました。
ディナー会場はとても広くて、わいわいガヤガヤしており、音楽の生演奏もあったりと、
多少騒いでも大丈夫な様子でした。
幸いにも、大騒ぎすることなく、妻と交代でうまく連携しながら、ディナーを切り抜けました(笑)
スタッフは日本語に堪能な外人がほとんどでしたが、皆さん気を使ってくださり、笑顔で話しかけてくれました。
客層はほとんどが60〜70代の夫婦。
20代前後のカップルがちらほら、うちのような子連れも数組いました。
ディナーの後にクリスマスショーを見に行ったのですが、
ダンスや音楽で盛り上げようとしても、客層が高齢に傾いているために、
全く盛り上がりません(笑)
これは、演技者もつらいな〜(^^);と余計な心配をしてしまいました。
酔っぱらったおっさんが口ずさんでるくらいで、手拍子を促されても、数分で沈黙・・・
うちの息子は超ハイテンションでバンバン手を叩いて盛り上がってましたが、
そのうち疲れ果てて就寝していました。
私も疲れてしまって、21時過ぎには就寝。
時折、揺れる船体に、船の中にいることを思いださせてもらいながら、朝までぐっすりでした。
日の出です。
房総半島越しに日が昇ります。
日の出は本当に美しいですね、日本の太陽信仰の由来を考えさせられます。
コンテナ船です。
浦賀水道から横浜港へ向うのか、後方を追従していました。
朝日があたって、本当にきれいです。
第2海堡とその向こうに第1海堡と富津岬が見えます。
第2海堡は修復中ですね。要塞化するのかもしれません。
これを見たときに「アベちゃんは、ついにやる気になったか」とドキっとしました。
え?しない。
まぁ、現代戦においては、要塞化はナンセンスですね。
でも、設置型のVLSとフェーズドアレイレーダーでも置けば、首都防空の要みたいになるかな(?)
(冗談です)
横浜ベイブリッジをくぐります。
で、もって息子です。
ちなみに超ハイテンションでゲラゲラ笑いながら奇声を発しています。
向こうに見えるのは横浜ベイブリッジですね。
東京湾です、多数の船が見られます。
タグボートがやってきて、船を180度回頭しました。
船尾側にロープをかけて引っ張り、最後は船自体が微速後進をして、
もとの埠頭に前向きに停船しました。
で、感想ですが、
手元に浮いた15万円があったとしても、他に使い道がいくらでもあるので、
今の家庭状況だと、たぶん自分で買っては行かないかなと思うのが正直なところです。
割高過ぎます。
同じお金を出せば、もっと美味しいものも、もっと快適なホテルにも泊まれます。
うーん、それでも、船の旅はとってもロマンに溢れています。
この一夜だけのクルーズでは、その一端だけを楽しむことができて、全然、満喫できていません。
時間とお金があったら、せめて1週間、できれば1ヶ月くらいクルーズに行ってみたいと思いました。
テラスで海風に当たりながら(できれば夏)、各地をクルーズだなんて、素敵ですよね。
相場は1人1泊5万〜ですね。
一番安い船室でも1週間いくと、35万。夫婦で70万。ひぇ〜〜〜。
私も人生のご褒美として、飛鳥のような豪華客船に、次は自腹で乗れるように、
真面目に働かないといけないですね。
船旅は離島にフェリーでいったとき以来、数年ぶりでしたが、改めてその魅力に気づかされました。
海から日本を眺めてみて、各地の気候や文化に触れてという体験は、
10代くらいのうちにしておくと、いいんじゃないかなぁなんて思います。
日本がどんな形をしているのか、名のある山、岬、川、都市は海からどう見えるのか。
どんな船がどこを走っているのか。港の仕組みや橋の構造なんかも面白いですよね。
そういうのは、豪華客船ではなくて、フェリーで十分だと思うので、
息子が小学生になったら、デリカ on フェリーで鹿児島を目指すのも悪くないかなと
思いました。
以上、長々とおつきあいくださり、ありがとうございました!
まだ、興奮冷めやらぬ状況ですが、質問あれば、受け付けます!
ちなみに、寒さにやられた妻と息子は風邪になってしまい、寝込んでいます。