スイスポ、侮りがたし・・・

さて、お待たせしました！（待ってないか・・・）スイスポの印象でございます。
（スイマセン、例によって周回遅れのブログアップなので、記事書いてるのは8月頭であります）


スイスポがウチに来てから数日、家の周りをフラフラ乗り回したのと、箱根までの昼の道、要は普通のスピードレンジで走ってるうちは、正直あまり魅力は感じられませんでした。

シートは形状はまあまあなのですが、生地が滑りやすくイマイチホールドが足りない感じ。

ステアリングはこのクラスなのにしっかりテレスコまでついていて感心はしましたが、やはりセダンのドラポジであまり「攻める」という気になるものではないですね。

メーターは、

いろいろ出てきて楽しいですが、ホントに要るものか、というとね。(;´Д｀)

走りだすと、やはりシフトフィールはグニャグニャな感じ。何速に入っているのかわからなくなってしまいます。せっかく6速なのにね。

あ、そうそう。MTでも自動追尾の半自動運転ができるっていうのはちょっと面白い体験でした。あと車線はみ出しの警告もウルサイです。オフにすればよいのだろうけど。

逆にいうと、これだけの価格のクルマに全部ついてて大したものだとは思いましたけどね。200万ですからね。

エンジンは、1.4リッター＋ターボ。今どきのダウンサイジングターボですかね。

このエンジン、トルクがあって、ターボラグもほとんど感じられず、とても乗りやすいです、街中では・・・。ということは逆説的に言うと「刺激のない」エンジンという印象です。レッドゾーンは6500rpmくらいだったと思いますが、普通に引っ張ると5800rpmくらいでリミッターが効いちゃう。ディーゼルかよ！(@_@)って感じですわ。

ちなみに、エンジンルームのストラットタワーの付け根にちゃんとフタがしてあるのは、某社製のクルマの錆び放題の処置とは大違い。

テレスコの件といいご立派でございます。

さて肝心の走りの印象です。
まず家の近所をちょこっと走りまわった感じでは、

トルクはあるけど上まで回らないエンジン、グニャグニャしたシフトフィール、乗り心地は思ったよりよいけど、柔らかめな足回りでどこまでが限界かよくわからない脚、という感じで、あまりパッとした印象はありませんでした。
アイドルでクラッチつないでもエンストしなくて、最近のMTはずいぶん運転しやすくなってるんだなー、とそういう部分に感心はしましたが・・・。(;´･ω･)

脚に関しては、ステアリングフィールがイマイチで、ロールは大きく、クルマがその先どういう動きをするかが読めなくて、攻められない感じなのですよねー。
スタビリティコントロール（スズキはESPだったかな）も外し方がわからずで、切れてないまま乗っていたので尚更だったと思うのですが。
限界はかなり高い感じで、ちょっとブレーキ残し気味でタックイン的に曲げてみようと思っても、少しもタイヤがなることなく、スッと曲がってしまう。
交通量がある街中のワインディングではそれ以上は攻め込めず、懐は深そうだけど、なんだかよくわからんなー。自分で操ってる感じはしないなー。サーキットではそこそこ速く走れそうだけれど、という印象でありました。

ところが夜の箱根に持ち出してみると・・・、

印象が一変しました。
ESPは長押しで解除できるのですね。(;´･ω･)
スピードレンジが一段階上がると、街乗りレベルで感じていた懐の深さが、かなりの高さまで持続することがわかり、「こりゃー速えーや！」という感心に変わりました。ESPも解除してても最後は介入してくる感じで、相変わらず限界のつかみにくさはあるのですが（素人が公道レベルで”安全運転で”走った場合ですけどね）
この走りが200万円で手に入るのかー、それなら納得かも、という感じです。
それなりに人気があるのがようやくわかった気がしました。
そういえば先日のWetの袖森ではスイスポにぶち抜かれたもんなー。(;´Д｀)

ちなみに燃費は、

箱根往復でこんな感じ。
イイですよねー。

あ、そうそう。
室内はコンパクトカーとしてはちゃんとしてました。
そしてトランクも、

コンパクトなゴルフバックならちゃんと入りました。

ということで、書き始めると結局長くなってしまい時間がかかってしまいましたが、侮り難いスイスポのご報告でした。

次回はスイスポとの入れ替えでやってきたNDロドスタについてレポートしますねー。（いつになるかは分かりませんが・・・）