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2022年11月19日 イイね!

26万キロでZ4Mとの旅の終わり

26万キロでZ4Mとの旅の終わりZ4Mとどこまでも旅を続けていきたかったのですが、とうとうお別れする時が来てしまいました。

2007年にZ4MRoadsterを購入し、以来日本のあちこちを26万キロ旅を続けてきましたが、2022年10月29日このクルマとの旅を終えることになりました。
Z4Mは故障による走行不能状態で廃車としました。(事故ではありません。Z4Mでの事故は26万キロありませんでした。鹿とぶつかったことは二度あります(^_^;)

30万キロの旅を目指していましたが、あと4万キロというところでZ4Mが持ちませんでした。走行距離もありますが、そこそこ負荷をかけた走行をするオーナーなので、クルマ全体にガタが来ており最近は乗る度に何らかのトラブルが発生する満身創痍状態でなんとか走ってくれている状態でした。最終的には様々なトラブルが併発し走行不能となりました。
最初は何が何でも直してやろうと思っていましたが、結果的には経済的理由で諦めることになりました。(お金さえ掛ければパーツは生産終了しておらず、ドイツからの入手に時間はかかりますが修理していくことは可能です)
Z4Mのエンジンは14万キロでエンジンブローで交換していますので、2基目のエンジンは現在12万キロで絶好調なのですが、メカニックさんからデフやドラシャなどのドライブトレイン系は限界を指摘されています。その他電装系も様々なエラーが出ては直るを繰り返していましたし、エアコンもたまに動かないことがありました。投入したメンテナンス費用は新車価格を軽く越えて1000万円くらいになっていましたし(エンジン300万円がでかい!)、安心して5000キロを走る旅に出るには次の車検時に200万以上の出費は必要でした。
オーナーが甲斐性無しのせいで、これ以上修理して乗るのを断念したというのが正直なところです。
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https://threetroy.blogspot.com/2010/07/blog-post_22.html

Z4MRoadsterの魅力はデザインとエンジンです。誤解を恐れず一言で言えばエクスタシーを感じるクルマでした。デザインはE85Z4からバルジが追加されて更に魅力的になったと思いますし、BMW屈指の傑作エンジンS54をオープンで愉しめる最高のクルマだったと思っています。ボクはノーマルのままのこのサウンドがたまらなく好きでした。下のYoutube動画の40秒からの甲高いサウンドです。

これ痺れます。エクスタシーを感じます!このサウンドなんですが、1基目のエンジンはまさにこのサウンドで走れましたが、2基目のエンジンではちょっと違う感じがしており残念なところでした。もともとボクの腕で扱え切れるクルマではありませんが、エクスタシーを感じるエンジンサウンドとM社がおちゃめにチューニング(M3と比べると真面目にチューニングしたの?)したやんちゃなハンドリング(アンダーステア出まくります)がたまらないクルマでした。ほんとうにこのクルマに出逢えて幸運だったと思っています。

結果として2022年GWの九州の旅5157Kmが最後のロングドライブになってしまいました。(ソフトトップが壊れて鶴岡から帰ってきたのも1000キロの旅ではありますが…)
2007年4月から15年7ヶ月、Z4Mで日本本土を駆け巡りました。どの旅もかけがえのない想い出になりましたし、自身の車歴でも一番長い期間乗ったクルマとなりました。
Z4Mとの旅の記録はWebサイト(https://www.threetroy.com/)に残せましたし、その点はとても満足しています。(今だったら旅の記録はYoutube動画なんでしょうが…)

このクルマとの旅が縁で出逢った人々に感謝したいと思います。
本当にありがとうございました。
(トップ画像のZ4Mのイラストは秋田のNAロードスター乗りのデザイナーエチさんが描いてくれました)
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https://threetroy.blogspot.com/2012/11/blog-post.html

さて、次の旅のクルマなのですが、オープンカーじゃなければ旅をしても愉しくない人間ですのでクルマ選びもかなり限られてしまいます。いまは新車でオーダしても納期不明ですし、程度の良い中古車は新車価格を超えているという異常事態。頭を抱えてしまいました。
BMWのサービス工場で廃車手続きをした帰り、悲しい気持ちのまま立ち寄ったカーディーラーで現在納車までの期間どれくらいかかるのか聞いたところ、新車在庫を持っていて即納可能というウソみたいな話がありました。(メーカーのWebには2022モデルの受注は打ち切ったと書かれていましたが…)最近は定価販売が普通と聞いていたのにさらに値引きまで提示されされびっくりしましたが、Z4Mを廃車にしたダメージもありその日は買う気持ちになれず持ち帰りました。帰宅して冷静に考えると買ってからすぐ売っても今なら中古でいい値段で売れそうです。そういえばZ4Mを買ったときもE85Z4 3.0iを購入価格で引き取ってもらって、たった1ヶ月で乗り換えたんでした。買ったクルマを気にいって長く乗るかもしれないし、また違うクルマとの出逢いもあるかもしれません。あまり深く考えず新車在庫を買うことにしました。

12月からは新たなクルマと旅を続けることになりますが、Z4Mとお別れしたこのタイミングは切りもいいので、みんカラブログもここで終わろうと思います。
お世話になったみなさま、ありがとうございました。
また旅のどこかでお逢いしましょう。
さようなら。
関連情報URL : https://www.threetroy.com/
Posted at 2022/11/19 22:31:48 | コメント(13) | トラックバック(0) | Z4M Roadster | クルマ
2022年11月03日 イイね!

Z4Mのソフトトップが開くけど閉まらないトラブル

Z4Mのソフトトップが開くけど閉まらないトラブル9月に起きた「ソフトトップが開くけど閉まらない」というトラブルをZ4M(E85全部)にお乗りの方に情報として書いておきます。

9月に東北をドライブしようと関越道経由で新潟の笹川流れを北上、山形県に入り湯野浜温泉でソフトトップを閉めようとしましたがモーター音はすれどもソフトトップが閉まりません。どうもソフトトップ全開状態のロックが外れないようです。Z4Mのマニュアル(E85共通)を読んでトランク内のレバーを操作しますが手動でも全くソフトトップを立ち上げる事ができません。晴れていましたが夜に天気が崩れる予報だったのでなんとしてもソフトトップを閉めておく必要があります。
マニュアルには仕様によっては操作が違う場合がありサービス工場に連絡するよう書いて(記憶の限り)あったので、BMWディーラーを探したところ、すぐ近くの鶴岡にBMW Premium Selection 鶴岡がありました。すぐに駆け込みました。
BMW Premium Selection 鶴岡にはサービス工場がなかったのですが、親切な営業さんが対応してくださりました。(miniの担当の方だそう)
この営業さんと試行錯誤しながらなんとか閉めようとしていると、手動操作レバーを相当思いっきり引っ張れば一瞬ロック解除できることを営業さんが発見し、なんとかソフトトップを閉めることが出来ました。必ず一人がレバーを力いっぱい引き続ける必要があり、2名いないとソフトトップを閉めることが出来ない対処法ですがほんとうに助かりました。BMW Premium Selection 鶴岡の営業様には感謝しております。
その後そのままソフトトップを閉めて旅を諦めて東京まで帰ってきました。(その後東京に帰ってきてからはこの方法でもソフトトップを閉めることは出来なくなりました。ワイヤーが切れるほど引っ張んったんですが…)

ヤナセBMWに持ち込んだ結果、油圧ユニットの劣化がトラブルの原因ということでしたが、ヤナセのメカニックが試行錯誤するとソフトトップを手でアシストすれば閉まるようになっており現象が変わっていました。どっちにしても修理するには油圧ユニットの交換しかありません。
しかし一番の問題は油圧ユニットの部品は製造中止にはなってはいないものの生産メーカーに製造上の問題があり生産見込みが立たない状況とのこと。S54エンジン交換のときもBMWに在庫はなくても、オーダー入れておけば数ヶ月くらいで入手可能でしたし楽観視してたのですが、製造ラインの問題とのことで問題は簡単ではなく入手の目処が立たないそうです。
この互換部品として中国製の油圧ユニットがネットで売られており、海外ではDIYで修理されている方も多いようです。私もDIYできる場所があれば良いのですが無理ですね。中国製の互換部品の信頼性もどうなんだか?
Webで見たところ非純正部品やオーバーホール修理をやってくれるショップもあるようですね。

現実問題としてドライブ先でソフトトップが閉まらなくなって雨でも降ったらたまりませんね。
私は故障してもE85のソフトトップは手動で開閉可能と思ってたのですが、今回のトラブル場合はトランクの手動操作レバーを使っても、ソフトトップのロックは解除されず人力での開閉が出来なくなってしまいました。ディーラーのメカニックによれば油圧ユニットが壊れた場合は手動操作も不能になる場合があるとのこと。(なんかここは納得できないところですが...)
E85にお乗りの皆様ご注意ください。とは言っても故障は突然起こるので予防的な修理を行うしかありませんが。
こういう事が起こってしまうと、「幌は手動に限る」なんて思ってしまいますね。(ロードスターユーザにや~いと言われそうですが)
実際は自動開閉に慣れきってしまっていて手動開閉は嫌なんですが…(手も汚れるしな。) 
そういえばBEAT乗ってたときはやっぱり手動幌だったし、S2000は半自動というかロックだけは(2箇所)手動だったなぁ。
関連情報URL : https://www.threetroy.com/
Posted at 2022/11/03 17:12:54 | コメント(2) | トラックバック(0) | Z4M Roadster | クルマ

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threetroy(スリートロイ)です。 インテルラゴスブルーのBMW Z4M Roadster で旅をしています。オープンドライブで気持ちのよい風景を探して...
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