谷口さんのドライビングノート(Kindle)を読みました。中々面白かったです。特に、「ラインはどうでもいい」という項目には納得させられました。最初は斬新だなと思いましたが。どういうことかというと、ライン取りは大切ではないとは言わないが、それよりも優先させるべきこと、「クルマが曲がる姿勢を作ることに集中する」だそうです。上級者の方にはどっちも大切だバカタレと言われそうですが、順序としての話でしょう。ライン取りを意識するあまり、クルマが曲がらない状態に陥るよりは、ということです。谷口さんの本はサーキットでの話ですが、これはワインディングにおいてはさらにその意味が増してくると思います。ワインディングは道幅的にも大してライン取り出来ないし、ブラインドだったりするのでマージンを取ったライン取りも必要です。従って、ラインを意識するよりクルマが曲がる姿勢を作ることに集中するのがベターです。最後に、あまり本の内容を書きすぎるのはマズイかと思うので曲がる姿勢を作る方法については書きません。