苗木を植える。

朝からは畳のお仕事。

ポールRSさんの現場に、床畳を納品に。　K市の山奥の古民家へ。

現場での張り替え作業は珍しい。久しぶりで。


周囲はいちめんのビワ畑　!!　全てに紙袋被せてる…凄い手間です。





独り暮らしのおばあさん、コツコツ、コツコツ。　やはりあの年代の方にはかないません。　　ビワは味わって食べないとね。

山村暮らしは厳しく大変でしょうが、日本人の昔ながらの暮らしがありますね。

近くには、真新しい砂防ダムが。　



帰り道は、山越えで有田に。　上段の砂防ダムはさらに新しい。
２年前の台風から後に作られたのかな？　　



少し道を間違えつつ。



昔よりも道は良くなってますな。　　



午後からは、苗木を植えました。　80本あるので忙しいです。

一昨年、昨年の台風にやられた樹の穴埋めです。



早く大きくなれば良いのですが、５年はかかるでしょう。　
若木のミカンはそんなに良いのは生らない。
　良いミカンが生るのはさらに先、一人前には10年くらいかかるかな。




その間、ゴマダラカミキリや、ヤノネカイガラムシにやられたら、枯れてしまいます。　　　台風で折れたり、潮を被ってしまっても、ちゃんと育ちません。
　そういう場合も、保障も何も無く、自腹。

植える作業も、先行投資なので、時給も、日当もとくに無く。



なんとも、現代の目線でみると、勘定に合わない仕事です。

たいして儲かる訳でもなく。　しかし、それでも続けてしまうのは？


若い頃はそんなに好きな仕事でもなかった気がしますが、

50歳を越えてからは、何か、感覚が違ってきた気がします。

まだまだ、ビワとミカンのおばあさんの域には達してはいませんが。



しかし、あと、10年経ったら、どうしてるかなと。


63歳の自分は想像が？　　　セリカはまだ乗れているのかな？

アクティトラックは…最後の軽トラックのつもりですので、有るはず。
　新型は出ないらしいし。　　　　


まぁ、うちの家系、男はわりと短命なので…わからないですが。(笑)
　
少なくとも、武漢コロナとかでは…イヤなので、気をつけて生きたい。


　今年植えた樹の収穫がしたいですね。

防風ネットも吹っ飛ばされて骨だけですが。　　





帰ったら、岡江久美子さんが、武漢コロナでお亡くなりになってて驚きました。
　綺麗な女優さんでしたが、…ご冥福をお祈りいたします。


明日のことも、半年後、一年後の事もわからない時代になっても、
農家は苗木を植えるのです。




いつまで作れるのか？　　　わかりませんが、　　　植えていきたい。