なんか、定例告知以外のブログとっても久しぶりな気がするw
こんばんは、水の音です。
ここが全ての始まり……
自分の実家が兵庫県は神戸なのですが、
お盆はもっぱら車で帰省するのが我が家の恒例行事となっています。
前車RX-8は中古で購入したのですが、
こいつは購入時からマツダスピードのセミバケが入っていました。
勿論この車で神戸まで帰ったことも複数あるのですが、
不思議と疲れることはなかったんです。
かたやアクセラ。
MRCCやRVMが装着されているにも関わらず、
実家まで帰った時の疲労感は明らかにエイトより上。
排気量の差や、単純に水の音が年を取ったなどもありますが、
それにしたって……という思いが常にありました。
でもまぁ、長距離移動より近距離で移動する回数が遥かに多いし、
手を付けたい外装等が沢山あったので、
シートクッションやネックピラーで誤魔化しつつ、
1年、2年……と月日は流れました。
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で、3年目。
結論的に言いますと、
RS-G GK を購入しました!!!
丁度、レカロはASMでSR-7のフェアを、
BRIDEはSAB横浜ベイサイドでフェアをやっていたので、
見比べたり、話を聞いたりしながらチョイスしよう。と思い立ち……
色々な方に
毒盛られアドバイスを受けながら、まずはSAB横浜ベイサイドへ。
頭の中はセミバケのことでいっぱい。
フェアというくらいだからさぞ沢山シートが並んでいるんだろう
と思いきや、実際には10種類いかないくらい。
店員さんに、「BRIDEのレカロでいうSR-7相当はどれですか?」と聞いてみるものの、
同じ値段帯でSR-7と同等クラスのホールド性能の物はないとのこと。
値段を考えなければ、「STRADIA」シリーズとのことだったが、
倍近く値段が違うので、既に諦めムード。
そもそものシート数がかなり少なかったこともあり、
まぁ、BRIDEならこれかな?と、
半ば妥協で当たりを付けてSAB横浜ベイサイドを後にしました。
で、一路ASMへ(話に夢中で写真撮り忘れましたww)
SABベイ横浜からASMは湾岸道路でほぼ一直線。
店内に入ったらすぐ職人気質の店員さんが話かけてくれました。
「こんにちは! 質問あればお気軽に聞いてくださいね」
「SR-7のフェアがあるって聞いてきたんですけど……」
「なるほどですね! お客様はSR-7に何を求めていらっしゃいますか?」
「え。えーと……前の車だと辛くなかったロングドライブが今の車だと辛いので…改善したくて」
「なるほど。まずはお客様の要望をはっきりさせましょう。今日はお車でいらっしゃってますか?」
「あ、はい」
「じゃあお車まで行きましょう。そして今のシートを拝見させてもらってから話させてください」
という問答ですぐ店員さん連れてアクセラへ。
まずは運転席を開けて、アメージングGT見てひとこと。
「正しい運転姿勢の把握にシートカバーは要らないから外してください」
そそくさと外した後、とりあえずいつもの姿勢で座ったところ、
音速でダメだしを喰らい、15分程度講義を受けました。
要約すると
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・まず自分が楽だと思う体勢までシートのリクライニングを倒す。
・そこから足の操作がしやすいところ「かつ」ハンドルを軽く切る動作をした時、
肩がシートに擦れる位置までシートを前にだす。
・肩→肘→腕→ハンドルが一定角になるようにテレスコを調整する。
シートのポジショニングまずは座面を決めること。
座面を決めるためにはリクライニングが決まらないといけない。
先にシートの距離やハンドルから決めてそこから座面を動かす人がいるが、
それだと「安定した運転姿勢は背中と肩で体を支える」大前提が崩れてしまうから疲れやすい。
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とのことでした。
結果的に、元々自分が作っていたシートポジションから
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リクライニングは2ノッチ後ろ
シート距離は1ノッチ前
テレスコは全下げ・一番手前に来るように調整
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となりました。
で、ここまで色んな講義を受けてようやっと再入店しシート選びへ。
この時点で店員さんの知識に感心しっぱなしで信頼度MAXな水の音。
もう店員さんがオススメってやつでええじゃん。って気持ちに。
「まずはSR-6に座ってみてください」
「そしてさっきのシートポジションを思い出しながら、ハンドルを切る動作をしてください」
「どんな感じですか?」
「少しきついような……」
「そうですよね。じゃあ次、SR-7に座ってみてください」
「おお、これは丁度いいです」
「そうですよね。……でも、お客様の車はMT車ですよね?」
「そうです」
「MTは足の動作がAT車より多い。SR-7でクラッチを切る動作をしてください」
「?? はい。」
「その感覚を忘れずに。こちらへどうぞ。」
~ここでRS-Gにご対面~
「え……これフルバケですよね……」
「とりあえず座って、SR-7と同じ動作をしてください」
「はい……ん!?」
「気づきました? 全然違うでしょう。特に膝裏のあたりが」
「はい。クラッチ切る動作の時に膝裏がとても楽なんですが……え、何これ?」
「お客様はフルバケは念頭になかったようですが、私ならフルバケを勧めます。
理由は今お客様が体感されている通りです」
ここからまた、セミバケ・フルバケの講義がスタート。
要約すると
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・セミバケとフルバケは上半身のホールド性能だけで言えば殆ど差はない。
・ただしセミバケは構造上殆どのシートで膝裏に当たるクッションが硬く作られている。
・MT車はクラッチを切る動作が多い、実はこれが疲れの原因の一つでもある。
・フルバケは膝裏に当たるクッションがセミバケより柔らかい。
・つまり、負担になる膝裏のストレスがセミバケより低減される。
・上記から、MT車に乗る人はフルバケの方がオススメできることが多い。
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「お客様の先程のシートポジションを確認させて頂いて、RS-Gが最適だと判断しています」
もう心は完全にRS-Gに決まっていました。
今まで、「ストリートユースにはセミバケ」という固定概念がありましたが、
実際はまったくそういう訳ではなく、ストリートユースでも用途によっては
フルバケという選択肢がかなり有効なことを知ることができました。
ただ、そうなると気になるのはBRIDE。
フルバケという選択肢を全く考慮していなかったので、
置いてあったシートに座ってすらいない。
こりゃいかんな、ということで、再度SAB横浜ベイサイドへ戻りました。
RS-G相当のフルバケであればこれ、とのことでZETA3を試座。
さっきASMで聞いたことを思い返しながら同じ動作をしてみる。
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結果は、正直微妙。
座面と背面の感覚はRS-Gと遜色無し。
が、膝裏のクッションがRS-Gと比べてかなり固い。
念のため店員さんに、クッションについて聞いてみるも、
「替えのクッションは別売りであるが、厚みが違うだけで硬さは一律」
とのことでした。
もう完全に好みのレベルですが、この時点でRS-Gに確定しました。
んで、色々ありまして…
ASMの方には色々良くしてもらったのですが
・SABかわさきはレカロ購入にも誕生日クーポン(全品10%オフ)が使える
・レカロフェアはシートレール半額程度の内容なので、クーポン使った方がフェアよりお得
・シートの取り付け工賃がASMの1/3
上記の理由から、ASMの見積もりより3万円近く安くなったので、
SABかわさきでの購入となりました。
ただ、シートの取り付け工賃については、ASMは購入者の最適なポジションに合うまで
何度でも脱着してくれるサービス料が上乗せされているとのこと。
SABかわさきはそういうサービスはないので、一回の脱着費用のみが加算される。
ただし、アクセラについてはワンポジションレールというポジション変動がないレールで
シート側の調整しかできないため、ASMの恩恵を活かしきれないのではないか、とのこと。
とまぁ、くっそ長いブログになってしまいましたが……
やっと念願のレカロユーザーになれました!!!!
実際のインプレは、装着後になりますが……
今から、とても楽しみです。
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【第九回】アクセラオーナーズミーティング in 横浜シンボルタワー
会場が埋まっていたためにより5月開催が叶わず
今回はロスタイム的に6/2に開催します。
現在水の音を入れて18名となっており、
2018年初のホーム開催としては、人数が少なめとなっています。
お時間のある方、ぜひ一緒に楽しみましょう~
詳細は
こちらまで。
皆様のご参加をお待ちしております!!