V36スカイラインへの最後の挨拶

　V36スカイラインにはあまり不満はなかったが、いくつか挙げてみる。エクステリアはやや太め。なんとなく「ケンメリ（C110）の2ドア」に通じる感じ。R30、R32と横長ライトだっが、V35、R35（GT-R）に続く縦目でレガシィB4（BE）並みの大型ライト（最近少し曇ってきた）は新鮮だった。グリルも大きすぎず、バランスが良いと思う。自然吸気エンジンのスカイラインは初めてだった。低速トルクは頼りなかったが、人は慣れるものだ。2.5リッターV6はフェラーリ･ディーノ（エンジンはフィアット）を思い起こさせてくれた。内装は価格の割に、よく言ってシンプル、ややチープとも言える。ダッシュボートはやや硬めで、吸盤式のアクセサリーを付けると少し跡が残るがよく拭けば目立たなくなる。バックミラー（ルームミラー）が自動防眩式でないのは少しショックだった（笑）。季節によっては内装のキシミ（？）音がすることもあった。ネオソフィール（人工皮革）のシートは雨だれを気にしなくて良かった。アルミのボンネットは石飛びで傷つきやすい。BOSEサウンドシステムは、中低音が強い感じ。iPodの接続に時間のかかるときがあった（iPod touchとの音量差あり）。