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先週取付けたテイン　FLEX Z車高調の減衰力セッティングを兼ねてドライブに行ってきました。

向かった先は名阪国道の「名阪上野ドライブイン」。
昭和41年にオープンした古き良き昭和時代の名残を残すドライブインは、平成の移ろいを見届け、令和4年の3月末日をもって閉鎖となります。
その前に行っておきたくて、テストドライブも兼ねて訪れました。


ドライブイン看板とCX-5号。


屋上のキャラクター像が昭和の雰囲気を醸し出す。


55年にわたり愛されたドライブインでした。

新名神も開通してそこにはオシャレなパーキングエリアもあります。流行りの飲食店もない名阪国道の名阪上野ドライブインが廃れていったのはこれもまた時代の流れでしょう。

でもね。今回訪れても懐かしい匂いのする雰囲気はステキでした。
子どもの頃の旅行で、今のように高速道路網も整備されていなかった時代、街道沿いにいくつもあったドライブインでの思い出が蘇ってきました。車での長旅にワクワクした昭和のあの時代。今考えると不便なんですが、それすらも楽しむ雰囲気があった時代だったと思います。

そんな懐古な場所がまたひとつ減ってしまうのは寂しいですが、お疲れさまでした、と労いの気持ちを贈ります。

さて、FLEX Zのセッティングですが、装着1週間は推奨の前後とも8で乗っていましたが、ちょっと硬さを感じていました。
今回のテストドライブでは最初10、途中12、さらに14と柔らかくしていきましたが、結論は12がベストでした。
14だとリバウンドの傾向が大きく、10では少し硬さが残っていました。ベストバランスは12のところでしたね。

レクサスIS号の頃は推奨の8よりも硬めの方が好印象でしたが、CX-5号は推奨よりも柔らかめの方がしなやかでショックの吸収も良く、私の好みに合いました。


フロントは簡単。ボンネットを開け、サスタワー上部のダイヤルを回すだけ。


リヤはちょい面倒。ジャッキで少し車体を上げてタイヤとフェンダーの隙間を作り、黒のゴムキャップ（矢印の2個）を外してその穴から中にあるダイヤルを回します。

古き良きドライブインに惜別の思いを告げ、愛機の絶妙なセッティングを見つけられた、良いテストドライブになりました♪