楽しかった女神湖meetingが終わるやいなや現実に引き戻され···
気付けばはや一週間が過ぎようとしています
もう少し余韻に浸らせてくれても良さそうなのにね。
それにしても多少の(多少か?)無理をしてでも行って良かった
『置き』系のイベントでもこの女神湖ミーティングとイタリアンジョブの二つはどうしてこうも居心地がイイのだろう?
共通して言えるのは
運営サイド↔参加者サイドの垣根が低く(無い?)
「この一日を楽しんで行ってね、俺等も楽しむから」って雰囲気に溢れていて、そこに商業臭が一切しないこと
それに当日そこに集った数百人は
老若男女、多少のニュアンスは違えど
「クルマが好きだ」っていう一点に於いて皆同じ
程度の差こそあれ皆「車オタク」ばっかりなのだから(笑)
隣に車を並べればもうオトモダチ
普段そうでない人に熱く語ろうものならドン引きされること必至な
加工方法や材質についてだって
重箱の隅をつつくような(笑)マニアックな内容でさえ気兼ねなく口にしていいとくれば楽しくなかろう筈がない♪
加えて新旧アルファが一堂に会する女神湖のイベントでは
ツナギ姿ではない今となってもまだ
小綺麗なディーラーに足を踏み入れるのに抵抗がある身としては
(苦笑)
ショールームでしか見られない最新の車種を身近で見られる数少ない貴重な機会でもあるのですよ。
そんな楽しみにしていた女神湖ミーティングですが
実はギリギリ直前まで参加を躊躇っていました
理由の一つは私の体力
普段から人手不足で
労働基準法?ソレって何?
な仕事内容な上にウチの会社は9月末が決算
通常業務にプラスしての決算業務で連日帰宅は宵っ張りな家族でさえ寝静まった深夜(もしくは早朝とも言う)
極度の睡眠不足で0泊3日の日程をこなせる自信が全くナイ
人がヒトならお嬢もまた
5月のイタジョブから帰ってきて簡単な点検を済ませただけで、それ以降は忙しさにかまけて何も手を付けていないという体たらく
こんな一人と一台で
果たして無事行って帰って来れるの?
ようやく仕事に区切りが付いたのが前日の15:00過ぎ
早引けさせてもらい
それから点検と準備を始めますが、そんな時間で出来る事なんて限られています
先ずは塗装したっきりほったらかしになっていたコレに
再使用するのは躊躇う古くヒビ割れた物を型紙がわりに切り出しておいたパッキンを
両面テープで張り付けて車体に戻しておきます
あとはゴム製のアウターブーツをバンドで止めるだけなんですけど、
エンジンに合わせて搭載位置を低く下げてあるお嬢の場合
このブーツが抵抗になって特に5速とリバースに入れにくくなってしまったり
引っ張られる事によってギア抜けしやすくなる場合があるので
少し浮かせ気味にしなければならずその加減が難しい
それが終わったらボンネットを外して
エンジンオイルとブレーキフルード、それに冷却水の点検
4本共プラグを抜いて状態と番手も確認したら
忘れない内に予備のプラグを入れたプラグボックスを積み込んでおいて
持って行くコンテナボックスにデスビキャップとローターそれにハイテンコードも放り込んで
(これが後に功を奏するのですが、それはまだ先の事)
コンプレッサーを起動させたら
エアがたまるまでの間ホイールナットにトルクレンチをかけて増し締めした後、エア圧の調整も済ませました。
ボンネットを戻す為
(まだ以前のように独りでは嵌められないのです)
家人の手を借りたらそのついでに灯火類のチェック
ワイパーもちゃんと作動するのを確認して
綺麗なタオルで四面ガラスを拭き上げたら出来る事はこれくらい。
一通り準備を済ませて一旦ガレージを離れましたが
この期に及んでもまだ決意が固まらない
昼からもう幾度確認したか分からないほど開いた女神湖周辺の天気予報に目を走らせますが変化なし
これで悪天候を理由に
行かないコトを正当化させるのは無理となりました。
土曜日の晩
行楽帰りの車による渋滞が解消するのを待っての夜走り
出発する前、小一時間目を瞑って仮眠したからでしょうか
少し気力が戻ったように感じます
あちこちで工事による車線規制が入っているものの
待った甲斐あって空いた首都高をスムースに抜けてこれまたほとんど交通量の無い中央道へ
水温78℃安定
電動ファンの作動なし
油圧が少し高めなのは64℃と低い油温のせいだナ
場合によっては途中でオイルクーラーにマスキングしなければね。
まだ一度しか走った事のない
不慣れな道を暗い内に走るのはどうかとも思うので
理想とするのは諏訪ICを出たあたりで空が白んでくるように
それにはまだたっぷり時間がありますから無理にペースを上げる必要はありませんが、
それでも前方がクリアであれば
ついつい踏みたくなるのが性
(苦笑)
ぐっと堪えてトップギア3500rpmをキープしてのクルージング
途中、滅多に遠出しない身にとっては物珍しく魅力的なSAの誘惑はありましたが行けるところまでノンストップで行こう
時刻は深夜25時を半ばほど回った頃
それまで快調に唄っていたお嬢のエンジンフィールにふと違和感を覚えました
習慣で計器類に目を走らせますが
水温・油温・油圧の3点セットには異常を示す兆候はありません
ただちょっと待てよ
A/F計の数値おかしくないか?
夏場に比べて気温も下がり
本来ならもっとパワー感があって然るべきなのにそれが無く
前回には気付かなかった登り坂の勾配を感じる
試しにガスペダルを意図的に踏み込んで加速ポンプを効かせてみようと試みましたが
通常11前後にまで跳ね上がる数値に届かない
燃料系のトラブルか?
談合坂のSA目前でしたから
少しでも照明の明るい場所を選んで停車させます
パーキングに入るため減速させてみれば、バタついて明らかにおかしいエンジンフィール
あ、
コレ1発 火入ってないな
パーキング内に場所を見付け
少しエンジンが冷めるまで喫煙所で一服しながら考える
手持ちの僅かな部材で何とかなれば良いが
燃料系や動弁系のトラブルであればお手上げだ
明日がレースなお師さんの睡眠を妨げる訳にはいかないから
ここは独力で乗りきらないとね
それでもダメだったら保険会社のレッカーサービス呼んでリタイアだ
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2022/10/24 23:09:38