MR2の事、思い出しちゃった。

先日クルマレビューでMR2の事を書いたのですが、その後に色々とMR2の事を思い出してしまいました。
思えばMR2にとって自分は良いオーナーじゃなかったなと。
買って直ぐに峠を走り出しましたが、それまでのAE86に比べてエンジン出力が段違いで驚きました。同じ4AGエンジンですが、MR2にはSuperChargerが付いてたんですね(^_^)
初めて山で(峠道)で全開にしたときには「こりゃ死ねるわ！」って呟いてました。

MR2でヤル事はただ一つだけ「山道をひたすら走る」この事だけでした

でも、次第にノーマルの足回りに満足しなくなり、ストラットカートリッジダンパーを換えバネを換え、ストラットの下部ボルトの偏心シム？でネガキャンにしだしました。　

偏心シム？そうAW11はそんな遊び心があったんですよね。もちろんネガキャンにすれば極端なトーアウト(トーインかな？記憶が定かじゃなくなりました)になるので、自分でトーの調整です。
タイヤトレッドにチョークを塗ってカッターナイフで筋を入れます。ソコを基準にオイル缶に鉄のスケールを取り付けた自己流のテスターを当ててトーの調整をしましたね。タイロッドのターンバックルを微妙に動かしては測りまた調整しての繰り返し。そんな事を何度も繰り返しは走り、また調整しての試行錯誤でフロントトーアウト1ミリ・リアトーイン2ミリ位に落ち着きました(これも記憶違いかもね)。
まあ、これは整備した実家の倉庫の床がコンクリートだったので出来たんですけどね(;^_^A

タイヤはだいたい３ヶ月に一度は交換してました。おかげで色々なタイヤを試す事ができましたね。ヨコハマアドバンの各種・ダンロップフォーミュラ・ポテンザRE71(だったっけか？)みんな色々特色があって面白かったですね。最終的にはポテンザRE71に落ち着きましたよ。

山道をひたすら走ると身体の疲労感も半端じゃないです。そこでシートを交換しました。確かコルビュー？ってメーカーのフルバケットを付けましたね。更に右脚を安定させるためにドア内装にニーレストを付けて横Gに対応です。それからバルクヘッドに穴を開けてサベルトの四点式シートベルトを装着して内装は終了です。あっハンドルはモモのコブラでしたね。ん～書いていて懐かしくてたまらないですね(ノД`)

自分のドライビングスタイルは教科書通りのものでやたらとドリフトさせることは無かったのですが、MR2は後ろが重いもので、フロントの加重をキープしてターンインすると鋭い切れ込みからナチュラルにリアがスライドし始めます。そこで慌てずにアクセルを柔らかに踏むとスライドが止まり、リアがグリップしてハンドルを真っ直ぐにした状態でコーナーを立ち上がれましたね。

約5年のあいだ某峠道7.2キロのコーナーを走り、そんなコーナーリングを繰り返していればミスもあるので当然ながら修理代もかさみます。最後はボディもサスアームも剛性を失ったようでボロボロになってしまいました。

こんな事あまり書かない方が良いのかも知れませんが、最近街中でMR2を見かけるので懐かしさのあまり書いてしまいました。

スパイクタイヤを履いて高速を走った恐怖体験やスキーの行き帰りのアクシデントも書きたいのですが、降りる駅に着いたのでこの辺にします。