ワーストワン返上のため？

以前にお伝えした、趣味でやってる吹きガラスの展示会を追いかけて、昨日瀬戸市まで行き、名古屋に泊まってきました。

夕方の17：00ころ、名古屋城から出てきたところにある、市庁舎の前で妙な光景に出会いました。この広い道路の両側に市庁舎があります。



道路の両側にそれぞれ数10名のヒトが立ち並んでいて、お揃いの黄色いキャップを被り、またお揃いの黄色いベストを着用のヒトも。手に手に「横断歩道では歩行者優先」とか「スピード注意」とか書かれたお札を持ち、何かの合図のもとに、走って来るクルマの群れに向けて一斉に掲げています。道路の向こう側にも見えますね。

う～ん、これは何だろう・・・　何か新しい宗教？
と疑問を持ったので、端っこのかたに聞いてみました。

わかったことは・・・
皆さん市庁舎に勤めていらっしゃる職員のかたで、この時間になると、交通事故を減らすためのデモンストレーションをなさっているとのこと。市職員による交通安全キャンペーンの一環だったんですね。
そう言えば、愛知県って12年連続の交通事故者数国内ワースト１なんです！
この汚名を返上するための運動とみました。
確かに、この周りでも、各交差点には警官が大勢立ち、むやみにピッピーピッピー笛を吹いていて煩さかったです。

愛知県がワースト１なのは、ウィンカー出さないうえに3車線横に飛ぶような”名古屋走り”と言われるマナーの悪さとかいろいろ原因があるようですが、名古屋市内を歩き回っていて私が感じたのは、信号の待ち時間がやけに長いこと。信号待ち時間がむやみに長いと、ドライバーが黄色でも無理して突っ切ることも多いでしょうし、イライラしやすいような。
ヨーロッパの信号って、日本のよりずっと頻繁に変わるような気がします。こんどしっかり見てきましょう。