今月末のヒストリック・モンテに備えて、先月からルートの確認作業を行っていますが、お正月の何もないゆっくりとした時間を利用して、かなりゆっくりではありますが、着々と前に進んでいます。
英国の地図屋から取り寄せておいた、ミシュランの拡大マップへのマーキングも進んでいます。
ラリー中は主にデジタルマップを使う予定で、そちらへのルートのインプットもやってはいますが、コース全体のイメージ作成や、サービス・スケデュールの作成・打ち合わせには大きな紙マップが良いので使っています。
そのマーキングは現在ここまで進んでいます。
ここは3日目に通るルート。右下の黄色いハイライトに囲まれた細いオレンジのラインが第3スペシャルステージです。
Thoardという村をスタートして、モンテでは昔から有名なSisteronの町までの35km。途中で峠をふたつ越えます。
下は2009年の際にRX-7のコドライバー・シートから撮ったシステロンの町の入り口。3台前に見える赤いのは我々の1分前だったPorsche 904 GTS。最後の最後で目の前でクラッシュしちゃいました。Mottainai!!
クルマの中からは見えませんが、こんなところなんですね。確かに突然大きな岩山が現れます。歴史がある町のようです。
システロンの広場にCHがあり、それから北西に進み、Orpierre村からSt. Andre de Rosans村まで39kmのSS-4があります。CHはControle Horaireの略で、タイム・コントロールです。各車に決められた時刻から59秒以内に通過しないとペナルティとなります。
SSは定められた時速で走るのですが、途中10か所くらいで隠れて計測され、0.1秒あたり1点の減点となります。その指定される時速はだいたい50km/hですが、コースの形状や路面状況により、その時速に追いつかないところも多く、その場合は速いもの勝ちとなります。
このまま進めていくと、最終日の夜中に走る最終第14スペシャルステージがあの有名なチュリニ峠となります。
Posted at 2017/01/04 16:32:01 | |
トラックバック(0) |
モンテ | クルマ