条件にハマる人には最上級のクルマ - 3シリーズ プラグインハイブリッド
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BMW / 3シリーズ プラグインハイブリッド
330e Mスポーツ_RHD(AT_2.0) (2022年) -
- レビュー日:2024年5月3日
- 乗車人数:2人
- 使用目的:レジャー
おすすめ度: 5
- 満足している点
- 元々信頼性の高い最新のBMW 3シリーズのハードに、モーターとバッテリー、さらに40代のオジサンがギリギリついていけるソフトウェアを載せて、最先端のクルマに仕立てられている。一旦走りだせば、車側が多種多様な数字をドライバーに提示し、ぶっきらぼうにドライブすることを許してくれない。昔のように音と振動と挙動で車のご機嫌を伺っていた時代と異なる、新しい時代のクルマとの対話が面白い。
- 不満な点
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自宅の充電設備的に、充電ポートの位置が左前じゃなく右前or右後ろなら何も言うことはなかった。
内寸高さが若干小さくなったトランクは、現状問題なし。 - 総評
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走り・快適性・燃費、どれをとっても本当に良いクルマだが、PHEV車という特性上、以下の条件に一つでも当てはまらない点がある人には、正直お勧めできない。
1. 自宅にEV充電設備がある
2. 車のメカニズムを理解して、それに合わせて走ろうという気持ちがある
3. 新車価格758万円を許せる or 認定中古車でもOK
「いや、330eのデメリットを受け入れてでも惚れこんだ」、という方でも追々しんどくなる気がするので、ある意味乗り手を選ぶクルマだとは思う。
- デザイン
- 4
- LCIでリニューアルされたフロントフェイスは写真写りが悪い気がする。実車で見るとまあモダンでカッコいいが、個人的にはLCI前のレーザーライト仕様が好み。リアは黒色のエリアが変更され、先進性が増して良い。充電ポートのリッドがフロントフェンダーにあるデザインはまだ慣れない。
- 走行性能
- 5
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以下の項目は前提として前車F30 320dとの比較です。
動力に関しては全く不足なく、F30 320d比で250kg重くなった車重を問題なく走らせられる。逆にモーターがアシストする際の加速は過剰とも思えるぐらい強烈。少し理解が必要なのはコーナリング時のフィーリングで、速い流れのときの首都高ではリアがのっそり動く感覚がある。法定速度内なら全く違和感は無いが、320dのスッキリした乗り味に比べジェントルに動くので、慣れるのに時間がかかるかも。 - 乗り心地
- 4
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足はやや硬めだが許容できるレベルで、F30 LCI前やG20 LCI前の硬さに比べればマイルドと言える。
静粛性は、G20になってからかなりレベルが上がっており、風切り音やロードノイズは相当抑え込まれている。なおG20は運転中の左足の置き場が狭く(W206 Cクラスほど極狭ではないが)、意識せず足が浮いていることがある。。。 - 積載性
- 3
- やはり、バッテリーに追いやられた燃料タンクの出っ張りによって、トランク容量が低下したことはマイナスせざるを得ない。ただ、シートを倒せばトランクスルーにできるので、工夫すればどうとでもなりそうにも思える。
- 燃費
- 5
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前置きとしてF30 320dの生涯燃費は18.7km/Lでした。(高速:街乗り=60:40)
このクルマとしてよくある使い方で述べると、街乗りはモーター走行で4~5km/kWh、高速はエンジン走行で19~22km/Lという結果だった。(外気温20℃)
なので、自分の通勤(往復100km、うち高速60km、下道40km)での走り方パターンとしては、高速はBattery Holdモードで、下道はHybrid Eco Proで走ると、帰宅時に丁度バッテリー残走行がゼロになった。このときの使用燃料はMy BMWによると3.7Lだったので、総合燃費は27km/L。 - 価格
- 2
- G20 320d比で50万円高と見れば、補助金の差でギリ納得できるかもしれないが、そもそもF30 320dからG20 320dへ120万円高くなっているわけで。。。中古が許せる人には、高年式の認定中古車でも200~250万円安くなっているのでお勧め。
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