洗練されたデザインのツーリングカー - RCハイブリッド

過去所有

洗練されたデザインのツーリングカー

MOA
レクサス / RCハイブリッド
300h“Fスポーツ”(CVT_2.5) (2017年)
- レビュー日：2024年5月9日
- 乗車人数：１人
- 使用目的：レジャー

おすすめ度： 4

デザイン：5
走行性能：3
乗り心地：5
積載性：4
燃費：4
価格：4

満足している点: 流麗なクーペフォルムのエクステリアデザイン。
洗車やコーティング後の黒艶の車体を見ているだけで充実感があった。

外装ノーマルなので、普段乗り以外にも、
仕事の出張やフォーマルな場等、マルチな用途に使える。

車内装備としては、シートベンチレーションが大変重宝した。
ワインレッドな内装・シートも好み。
アフターパーツのフロントシーケンシャルウインカー導入や
RC Fの内装パネルに一部交換したりと、より自分好みに近づけた。

現行レクサスモデルでは廃止になったが、
ナビコントロールのリモートタッチパッドも個人的には使い易かった。
不満な点: 2018年モデルの為、足踏み式のパーキングブレーキではあったのが
少々残念。
CVTモデルの為パドルシフトでの疑似変速もあまり意味が無く、
エンブレを効かせるような状況以外には殆ど使わなかった。
総評: 快適装備や安全装備など、最新の車と較べると古さはあったものの、
元々の快適性が高い水準の為、その点での不満・不足は無かった。

従来モデルからのマイチェンでナビのモニターサイズが拡大されたので、
購入した時期としてはベストなタイミングではあったと思う。

デザイン: 5; このデザインに惹かれて購入を決めた位に気に入っている。
独特な局面形状のヘッドライトレンズ、
横長に細く光るテールライトは個人的には理想形だった。

現行の後期型RCのエクステリアよりも前期型のほうが個人的には好み。
走行性能: 3; 大柄な車体サイズと車重が1700㎏以上もある為、
ワインディングでの動きは鈍い。

スポーツモード切替でダンパーの硬さとアクセルレスポンスは
ある程度変化させられるが、
タイヤにかなりの負荷がかかっているのを感じる。
ましてやサーキットをまともに走らせるようなグレードでは無いという印象。

ただその分、高速道路での安定性は高い。
レーダークルーズも前車追従のみの機能だが、
それでも長距離運転では快適。
乗り心地: 5; ハイブリッドモデルの為、EV走行状態では元々の静粛性も相まって、
大変スマートで快適な走行が可能。
レグノあたりに履き替えてタイヤのロードノイズも抑えられれば
さらに良くなりそう。
積載性: 4; ハイブリッドモデルの為、
底面スペアタイヤスペースはメインバッテリーで占拠されてしまっているが、
それでも十分な容量。
トランクスルーも可能だが、86のように完全フラット床面にはならない。

後席に成人男性が乗れない事は無いが
足元が狭く天井も低い為、長時間の乗車は窮屈かと。
燃費: 4; 2.5Lエンジンとモーターの組み合わせで、
グレード唯一のレギュラーガソリン仕様。
RCのグレードの中では最もコスパが良い。

私の地域圏内では、
市街地・一般道では約11～13km/L、
高速走行オンリーなら17～19km/Lといったところ。
価格: 4; ディーラーで新車購入。
G-Linkやメンテナンスパック、新車からの延長保証も継続しつつ
約６年乗り続けた。
車両価格とその後の維持コストもそれなりにかかるが、
ディーラーサービスは申し分ないので、
今後もレクサス車を乗り継いでお世話になっていきたいと思えるほどだった。

売却価格に関しては不人気・型落ちのクーペモデルなので
相場の値下がりは予想以上に早かった。
故障経験: 2回車検を通し、5年目・累計走行距離25,000キロ前後で、
特段の不具合は無かった。

リコールで燃料タンク関連部品の不具合が出たようだが、
私の車両個体においては症状はみられず、2回目の車検時に予防対応。

エクステリアのスタイリングと内装の質感、快適装備は申し分なかったが、
この見た目、車重に対してのパワー不足がネックに感じられた。

購入当時はこういう類の車を求めていたのでハイブリッドモデルを選択したのだが、
ドライブに出かける楽しさ、走る楽しさが希薄に感じられ、
出動回数が減ってしまい手放すことに。

しかしこの車を所有した事でのレクサスの世界と様々な体験が出来たので
購入に後悔はありませんでした。