マツダ アテンザワゴン

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6ヶ月、6,000km走行しての感想 - アテンザワゴン

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6ヶ月、6,000km走行しての感想

おすすめ度: 2

満足している点
①外装:基本的にフロント以外は中期と同様ですが、横から見たボディライン、特にフロントフェンダー付近の造形は気に入っています。
後期フロントは賛否両論ありますが、個人的には好きです。
細かいところだとワゴンはリアバンパー下部と、マフラーカッターがスラッシュテールで若干太くなりました。

②内装:中期型より質感が上がったと思います。写真で見るよりも雰囲気はいいと思います。Lパケでは天井・ピラーが黒化されたり、グローブボックスやコンソール等の内側が起毛加工されていたりと細かいところに手が加えられています。ビニールみたいにペラペラだったサンバイザーも普通の布地風になりました。
また室内等がすべてLED化され、フットライトやアンビエントライト、カーテシーランプも最初から付いています。(色は白色のみ)
一番気に入っているのはシートベンチレーションです。熱気が吸い出されるので夏は涼しくとても快適です。
不満な点
・代わり映えしないデザイン
オーナーかマツダ車に詳しい方でないと前・中・後期の見分けがつかないと思います。
フロントは意匠変更されていますが、現行のCX-5や8、mazda3に比べるとどうしても全体的に少し古臭く感じます。
長く売るのであれば外装も全体的な改良をして欲しかったです。

・使い勝手の悪い装備類
Lパケでメーターの中心部分が液晶化されましたが、せっかくの液晶なのに「アナログの速度計の内側に情報を表示し、情報が切り替わる」デザインしかありません。もっと他メーカーのように速度をデジタル化したり、マツコネと連動して情報を表示するなど工夫して欲しいです。
またLパケでは右部分がアナログの水温計・燃料計になりましたが、こちらも大きすぎて無駄だと思います。どうせ液晶を入れるならアナログ部分を小さくしてでも液晶のサイズを大きくして欲しいです。
その他
・フロントサイドのエアコン吹出口のメッキ部分が反射し、サイドミラーが見づらい
・エアコン操作パネルが下の方に移され、スイッチも小さくいちいち見ないと操作しづらい
など、デザインを重視したせいか実際使っていくと不満な部分が出てきます。

・ディーゼルはやはりうるさい
好みの問題もあると思いますが、音量が抑えられているとは言え、ディーゼルエンジンの音は大きいです。特に窓を開けて加速したときはまんまトラックの音です。
当然かもしれませんが、MTで低回転から加速しようとするとガラガラ音もはっきりと出ます。
総評
後期型ディーゼルLパケ・4WD・MTモデルの感想です。
走行性能だけを見ると正直イマイチな車に感じました。特にディーゼルエンジンのフィーリングが合わない方にはオススメできません。
希少なMT設定もありますが、この車に乗るならATの方が相性がいいと思います。
購入を考えている方は、可能ならば色々な条件で走ってみて、燃費以外にもガソリンとディーゼルの違いを見極めてから検討することをオススメします。
走行性能
無評価
初めてのディーゼルエンジンですが、中速域のトルクが出ており、2速、3速での40km~80km位の加速はいい感じです。ノイズ・振動もかなり抑えられているように感じます。
しかし、半年ほどで下記の点が気になりました。

①低速トルクが細い、ターボラグがひどい
意外かもしれませんが、低速トルクは細いです。ギア比のせいもあると思いますが、特にアイドリング付近はガソリンに比べて粘りません。
1速はローギアードなので発進は半クラを当てるだけで進みますが、2速発進ではかなり長めに半クラを当てないとガクガク言います。
また、タービンが回らないとトルクも出ないため、2000回転以下で再加速する際は結構トロいです。まともに使える回転数が4500位までなので、ガソリンより美味しい回転域が狭いです。
合わせてタービンもディーゼルの仕様なのか、ガソリンに比べて低い回転域で過給されるからなのか、レスポンスが悪いです。例えるならBH/BEレガシィのプライマリータービン側を超絶もっさりにした感じです(分かりづら!)

②乗りづらいギア比
素人の感想ですが、1~3速がかなり離れており、エアコンOFFの状態だとかなり意識して回転落ちを待ってクラッチを繋ぐ状態です。逆に4~6速はガソリン車並みに近いです。
そのため回してから変速する際に美味しい回転域の狭さやレスポンスの悪さも相まってどうしても加速や変速にムラが出やすく、ストレスを感じました。

③重すぎる車体、貧弱なブレーキ
後期になって一気に重量が増えました。ワゴンのディーゼル・4WDでは1700kgもあります。
そのため、走る・曲がる・止まる全ての動作に影響してきます。ゆっくり走っている際はいいですが、速度を上げていくとどうしても重量増によるもっさり感が気になってきます。
ブレーキは後期でフロントローターのサイズもアップし逆ベンチになったようですが、相変わらず片押しの小さいのが付いています。
今まで乗ってきたインプSTIやBRZなど、運動性能の高いモデルに比べると酷ですが、明らかにブレーキの効きは悪いです。普段乗っている時の停止時にも制動力が足りず、心の中で「止まってくれ~」と思うことが良くあります。合わせてブレーキのタッチも一昔前のスバル車のような、エアが噛んでいるようなフワフワした感じです。
そのため停止寸前の制動力を抜くコントロールもやりづらく、スムーズに止まるのは未だに慣れません。

試乗では市街地だったので出しても50km/h程度、周りの車に合わせてゆっくり走っていたので気づかない点が色々ありました。
乗り心地
無評価
純正は乗り心地重視で舗装が良くない道でも衝撃を和らげてくれます。そのせいか低速ではフワフワした感じが強いです。逆に80km/hほどでは路面状態が良いと不思議と落ち着いています。
コーナリングでは、ロールさせて曲がるタイプのサスペンションなのか、ロールはかなり大きめです。フロントが重いので、どうしてもノーズの入りは悪いですが、純正は荷重を掛けると意外と曲がります。
ただし、全体的にソフトなので、減速時のノーズダイブや、加速や変速時のピッチングが大きく、もう少し抑えて欲しいと感じました。
故障経験
6ヶ月点検を終えて何も不具合は出ていません。
これから寒くなって、内装のビビリ音がどれくらい出てくるかが不安です。

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