半世紀前のスーパースポーツバイク - CB125T

マイカー

半世紀前のスーパースポーツバイク

伝説の笑民
ホンダ / CB125T
不明 (発売年月不明)
- レビュー日：2024年2月7日
- 乗車人数：２人
- 使用目的：レジャー

おすすめ度： 5

デザイン：2
走行性能：5
乗り心地：2
積載性：2
燃費：3
価格：3

満足している点: 1960年代のスーパースポーツバイクCB92をルーツに持つバイクということでエンジンは至高の一言。ブン回せば今どきの125ccなど比べ物にならない快音を奏でながら加速するところが気に入っています。
不満な点: 始動性が悪すぎて夏でもチョークを引かないとマトモにアイドリングしません。おまけにセルモーターが劣化しているのでエンジンが冷えてるとセルで始動出来ない。（朝乗り出す時は強制押しがけになる。。。
20年前の旧車なので最近のインジェクション車のような運用は無理ですね。
総評: ファミリーバイク特約の中で維持するなら間違いなく最強の一台だと思います。馬力も16PSあり、150ccのバイクと同程度です。ただ、古くて劣化した個体も多くわざわざ探して乗るバイクでもないと思います。ジクサー150あたりを買った方が幸せになれますが、昭和の終わりから平成中期までの懐かしい雰囲気を味わいたいなら是非乗ってみて下さい。125ccで青春を過ごしたあの頃に帰れるかもしれません。
ブログもやってるので是非見てみてください↓

https://ibaraki-boys.hatenablog.com/entry/2023/03/24/204104

デザイン: 2; 全体的にカクカクした感じはcb750fを思わせてカッコいいですがら、角目ヘッドライトはダサいです。交換した方がいいでしょう。
走行性能: 5; エンジンは先述の通り、高回転までブン回って最高です。ただ、高回転まで回らなきゃ使い物になりません。16PSありますが、同馬力の150ccの方がパワーレンジが広く乗りやすいでしょう。
乗り心地: 2; 20年前の個体でサスが劣化しており一日乗ると腰が終わります。ただ2気筒エンジンは振動があまりなくシルキーで新車なら最高だったでしょう。
積載性: 2; 荷かけフックもありますし、キャリアも何故かヤフオクなどで売ってるので意外と使えます。一泊二日のキャンプツーリング程度なら余裕でしょう。
燃費: 3; 30キロ後半ってところでしょうか。古いキャブ車にしては燃費はいいです。古いバイク特有の臭い排ガスが出てくるので環境には悪そうですが、その分燃費は良いのかもしれません。
価格: 3; ５万キロ越えで本体価格１９万円でした。ハッキリ言って高いお金出してコレ買うならジクサー150買った方が良いでしょう。先述した通り、125ccの枠内でそこそこ走るバイクが欲しいなら一考してみても良いですが、旧車なので故障がそこそこあることを理解する必要があります。
故障経験: もう古い個体なのでちょくちょく不調になります。3千キロ走ったらエンジンオイルが真っ黒。すぐ壊れるかと思いましたが、致命的な故障はないです。