思えば究極の足車だった・・・ - クラウンセダン

マイカー

思えば究極の足車だった・・・

おすすめ度： 5

満足している点: クラウン直系最後のMT車ということもあり、所有するだけで満足だった。
不満な点: スポーツ仕様のブレーキバッドを使うとフロントブレーキローターが歪みやすいという弱点があって、過去に２回ローター交換。
14インチ仕様のみに発生するS150系/X90系/X100系の持病みたいなもん。
総評: 初の本格的なフルモノコックボディに移行した15系クラウンですが、相当気合を入れて設計されており、ボディの剛性バランスは歴代ナンバー１と言われてます。

車体が軽量になったメリットは燃費という形で一番恩恵を受けました。
そして驚いたことに、フレーム構造からフルモノコックへと車体構造が変化したにも関わらず、走りには軽快さが加わったものの、いい意味でクラウンらしさが全く失われなかった・・・実はクラウン臭さが一番強いのは10代目という評価する人も多かったのです。

デザイン: 5; ３ナンバー仕様のゴテゴテ感がなくスッキリしております。
走行性能: 5; VVT-iになる前の1G-FEハイメカツインカムはクランクシャフトが軽量である分MTとの相性が良く、軽快な走りと高燃費をもたらしてくれます。
乗り心地: 4; 足回りは総じてソフトですが、NT仕様だともう少ししゃっきり感があってもいい・・・ということで、JZX100ツアラーV用のサス＆ショックを移植。
それでも乗り心地は良かったです。
積載性: 3
燃費: 5; 最高燃費は13.4km／Lを叩き出した事があります。
エアコン使用頻度の高い夏場でリッター9km強、冬場でリッター10km超えることも。
故障経験: フロントブレーキローター歪みで交換２回、クラッチレリーズフォークが折れたのが１回、クラッチディスク交換２回、オルタネーターご臨終が１回、エアコン動作不具合でエンジンコンピューター交換が１回、タイミングベルト３回交換、ウォーターポンプ交換１回・・・それくらいですね。
年間2万km走る過走行車でしたが、総じて故障と呼べるものは少なかった印象。