- 車・自動車SNSみんカラ
- 車種別
- フォルクスワーゲン
- Tロック
- クルマレビュー
- クルマレビュー詳細
ドイツで一番売れているSUVは伊達じゃない ※2021年統計による結果 - Tロック
-
abeo
-
フォルクスワーゲン / Tロック
TDI スポーツ_RHD(DSG_2.0) (2020年) -
- レビュー日:2022年1月25日
- 乗車人数:2人
- 使用目的:レジャー
おすすめ度: 4
- 満足している点
-
・運転が上手くなったと勘違いできるレベルの運転のしやすさ。
・一度乗るとやめられないトルクフルなエンジンとその燃費。
・油温75度を超えてからの排気音(厳密にいうと吸気音)がカーン!…となかなかの音を鳴らすこと
・温まったディーゼルエンジンのらしからぬレスポンスの良さ。
・当たりがついたブレーキの効きの良さ
・馴らし終了後のブレーキダストの少なさ
・都内の商業施設の機械式駐車場でNGくらわない全高
・何気に強い雪道走行 - 不満な点
-
・シートヒーター選べたらなぁ
・ステアリングヒーター選べたらなぁ
・ミリ波レーダーセンサーのセンシングがDセグと比べ少し雑い感じを受ける
<わかっていたけど・・>
・グレードによりセンターアームレストとドアアームレストが布仕様な件。アフターパーツなどで対応できますが、汚れやすい部分なので元からレザーで良いように思ったり。
・助手席ドアミラーが日本仕様はアンダーミラー付きな分、上に上がったデザインとなっており、左右対称になっていない点。その結果、若干死角が多め。 - 総評
-
<半年以上乗ってのレビュー>
前提ですが、購入前に熟慮し納得して購入しているので、基本的に唸るレベルの不満はありません。
その予想から外れた・・ものは、ほぼなく期待に応えてくれる車。
ワイドトレッド・ショートオーバーハング、そして短いホイールベースはアウディTTを連想させ、挙動もそれをスケールアップした印象。
非常に小回りが利き、視界も良好なので運転のしやすさは半端なく、またドアミラーtoドアミラーが2m切っているのでドアミラーを引っ掛けるイメージは湧きません。
その結果、商業施設などで「寄せて駐車」でもかなり寄せやすく、結果ドアパンチ回避はしやすい部類かと。
ディーゼルは非常に扱いやすく、そして予想以上に静か。そして速い。
60km/h以上の定速走行などでは無音状態になることも。
フォルクスワーゲン車のTDIでは一番静かかもしれません。
そしてコースティングするとわかりますが、すごい転がります。また速度減少も超なだらか。
結果的にうまく活用すると燃費が向上しやすくなってます。
コースティングからの復帰時もスムーズで違和感が少ないのでガソリン車よりも好印象。
一般道で30km程度の道のりで25km/Lをマークしたことがあるくらい走らせ方次第で燃費がゴリゴリ伸びますが、これらは100km/h以下での話。
そして大事なこと。
この車はパーソナルカーです。
2人での利用がメインで後席の頻度は低め・・が一番適しています。
また車両の大きさなどを見ても分かる通り、長距離用(500km~)というよりは短・中距離用途(~500km)に向いています。
その目的にマッチしているのであれば、おおよそ不足するようなことはないと思われ。
残念な点はバリエーション展開が狭いこと。
インポーターの立ち位置から考えると理解はできますが、やはりAWDも欲しかった。
それで⭐️ -1です。
AWDモデルがあれば印象かなり変わりますもんね。
そんな感じですが、私の今までの車で一番生活に溶け込み、そしてしっくりきているのがT-Rocです。
そのT-Roc、2021年ドイツで一番売れたSUVとなりました。
日本でも輸入車SUV2位。
顧客のニーズにマッチしている結果だと思います。
その結果、わたしの自宅の半径500m以内に5台も生息(笑)
1時間の走行で3~4台は見かけるのが当たり前になってきています。
地域差があるんでしょうけど、シティSUVとしてはちょうどいい・・ということなんだと感じますね。
- デザイン
- 5
-
この時代では珍しいボクシーなデザインですが、面が張っており意外と存在感があります。
ワイドトレッド・ショートオーバーハングと教科書的なディメンション。
クーペスタイルなリアゲートが”軽さ”を出しており、割とスタイリッシュだと思います。
奥さまはそのスタイルに満足しているので、女性ウケは良いのかもしれません。 - 走行性能
- 5
-
SUVではありますが、全高が低くクーペスタイルなのでふらつきなどが少なく、走らせやすい車です。
横風の影響も少なめ。
TDIはフロントヘビーですが、空気圧管理がきっちりできれば、その印象は薄れます。
旋回は鼻先軽くスッと入ります。
旋回ブレーキではフロントがさらに内に入る印象。
こじらなければ思ったラインをトレースできる部類なので、セオリー通りの走らせ方がベストです。
ディーゼルエンジンの大トルクでぐいぐい引っ張るので、街中加速などでは精神的に余裕が生まれます。
街中では2速2000rpmあたりで走行することがあり、シフトアップもできないゾーンなのでうるさく感じることもありますが、コースティングで転がすことで気にならなくなります。
そしてそのコースティング、恐ろしく転がります。
上手く併用してやるとディーゼルなのに無音走行が可能になったりも。
そのフロントヘビーが功を奏したのか、東京での大雪(笑)でも想像以上に普通に走れます。
※スタッドレス装着
雪道用の走行をしているとはいえ、不安を一切感じることがなく、また朝一凍結路が残る急坂でもトラクションコントロールが入りつつもスルスルと上がれたので、FFであっても走行性能は高いように感じました。
- 乗り心地
- 4
-
フロントストラット、リアトレーリング・・と平凡な組み合わせですが、上手く動いています。
ただし、問題はタイヤの空気圧。
RラインとSportのそれを見ると違和感を感じる方もおられると思いますが、ロードインデックスが低くそれを補うために空気圧が高くなってます。
転がり性が変わるとはいえ、それが挙動としても軽くなるのでドイツ車っぽくなくなります。
なので空気圧ラベルにある「乗りごごち重視」の空気圧を推奨。
それにするとどっしり感が増し、また細かい振動なども軽減。
リアのトレーリングの粘りも良くなります。
そのリアサス形状の都合、舗装路であれば特に挙動に乱れは起きないとおもいますが、荒れた路面などでは追従性の悪さを感じます・・が、問題になることは無いでしょう。
シティSUVですからね。 - 積載性
- 5
-
ラゲッジのフロアボードを抜けばタイヤが縦積み横並び4本乗るなんて思ってもいませんでした(笑
それほど「深い」ラゲッジがあるということです。
そしてリアシートを倒せば8本のタイヤが乗ります。
またスキーやロードバイクも割と普通に載せれます。
イケアのソファーやベッドは無理ですが、日常レベルでの長さや幅のものなら大概載せれます。
2×4材の8Fもその気になれば。
難点はSUVが故にバンパーレベルが高いこと。
買う時点でわかってますけどね。
でもそれと深さの結果、物入れのようなラゲッジとなり荷物の暴れや移動も制限できているので、考えようによっては便利かと思います。 - 燃費
- 4
-
他のTDIモデルと比べて若干悪いような印象。
意識して60km/h定速走行など、エコランすれば状況により25km/Lまで狙うことができますが、高速道路ではそれより悪くなります。
平均速度が30km/hを上回る場合、かなり良好な数値をマークできると思います。
それでも前車パサートヴァリアント 1.4T比で年間10万円近く燃料コストが安くなったりします。
軽油万歳。
ちなみに実燃費ではトヨタ ハリアーハイブリット と同等レベルの燃料コストとなります。
- 価格
- 4
-
T-Rocの日本での価格は実は世界で一番安い部類だったりします。
※同一車種・同一グレード/装備比。
なので、非常にお買い得・・と言えます。
ただそれを高く感じる日本の横ばいの賃金がうんぬんかんぬん・・
その件で⭐️ -1 (笑 - 故障経験
-
これといった致命的なことは無し。
ただミリ波レーダーのキャリブレーションは再度してもらいました。
マイページでカーライフを便利に楽しく!!
最近見た車
あなたにオススメの中古車
-
フォルクスワーゲン T-Roc TSI スタイル(大阪府)
374.4万円(税込)
-
ダイハツ コペン ローブ 660(熊本県)
159.8万円(税込)
-
トヨタ クラウンアスリート ハイブリッド 2.5 G(千葉県)
264.5万円(税込)
-
マツダ CX-5 2.2 XD Lパッケージ ディーゼルターボ(岡山県)
237.8万円(税込)
注目タグ
ニュース
Q&A
あなたの愛車、今いくら?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
![あなたの愛車、今いくら?](/common/images/assessment/satei-guidelist-flow.png)