運転が疲れる-再びボルボXC40 Rechargeに乗った。 - XC40リチャージ ピュアエレクトリック
-
こゆ&すいぱぱ
-
ボルボ / XC40リチャージ ピュアエレクトリック
リチャージ アルティメット シングルモーター_RHD (2023年) -
- レビュー日:2024年7月26日
- 乗車人数:1人
- 使用目的:購入目的
おすすめ度: 2
- 満足している点
-
1. ボルボらしい穏やかな内外装。これは前回と変わらない。
2. 静かなで滑らかなパワートレイン。これも前回と同じ。
3. エアコンの温度調整が画面のタップ1回でできるようになった。 - 不満な点
-
1. アクセルペダルもステアリングも重い。運転して疲れる。
2. ワンペダルモードを選ぶと、ある速度域以下ではアクセルオフでかなり強力な制動が掛かるが、それ以上はそのまま空走するようになっているっぽく、分かりづらい。
3. メーター内に地図を表示させることができるが、渋滞情報が表示されない。
4. ボイスコントロールがアホ。
5. 車両本体価格が700万円以上するが、BEVであればテスラモデルYの爆速モデルが買えるし、BEVにこだわらないのであれば、同じ700万円でV60のガソリンモデルを買った方が良いんじゃないかと思う。 - 総評
-
3月の車検の際にディーラーで少し試乗させて頂いたのだが、あの時はセールスさん同伴でディーラー周辺の道路を一回りしただけだったので、今回はエニカで2時間ほどレンタルして、一人でガッツリ乗ってみた。
…と言いたいところなのだが、1時間ほど乗ったところで車を返却してしまった。平日の都心で道路が混んでいたこともあるのだが、乗っているうちに「もういい」と思ったからである。
そう思った最大の理由は、不満な点に書いた通り、ステアリングとアクセルペダルのねっとりとした重さ。もともと2トンを超える重いクルマなのだが、もう少し軽快さが欲しいと思う。
それに、BEVは確かに静かで滑らかなのはとても良いのだが、それに慣れてしまうとそれ以外の印象がなさ過ぎて、味気ないのも事実。特にクルマからの手応えが人工的なので、正直運転が楽しくない、ただの作業のように思えてしまう。そりゃあ自動運転に任せたくもなるわな。
- デザイン
- 4
-
パット見のデザインは前回のレビュー通り、ボルボらしくて良い。
今回借りたクルマにはガラスルーフが付いていたが、開閉スイッチがタッチ式で、思い通りの動作ができず、フラストレーションが溜まった。
なお、開口部の前端がドライバーの頭上なので、前席からはほとんど空が見えず、要は後席住人用である。
ボルボは2022年あたりからインフォテイメントをGoogleフォーマットに変更したが、少なくともメータは以前のSENSUS系が見やすいと思う。全体的に文字が小さくなったし、メータ内に表示される地図も渋滞情報が表示されないし(もちろん、中央の9インチモニターには渋滞情報が表示される)。
ちなみに、ボイスコントロールはアホだった。
「充電したい」と伝えたところ、「モバイルバッテリーをお探しですか?それなら〇〇電気店が…」とのお返事。こっちはEVに乗っているんだから、充電と言えば充電スタンドだろうに。
Googleなので車内でYouTubeも見れるが、安全のため走行中は一切再生できない。せめて音声だけでも流せないものか。
- 走行性能
- 3
-
電気モータなので当然静かでスムーズなのであるが、前回指摘した通り、アクセルペダルがやたら重い。もともと加速は穏やかに躾けられているので、テスラみたいに後ろから蹴っ飛ばされるような加速はないのだが、それでも高いギアに入れっぱなしの自転車のペダルを踏んでいるようなダルさが付きまとう。
ステアリングも自分のV60などに比べても重く、センターモニターでステアリングの重さを軽めに設定しても、やっぱりねっとりと重い。
今やステアリングもアクセルも電気仕掛けなので、いくらでも設定変更できるのだろうが、路面からタイヤへのフィードバックの変化がステアリングを通して全く伝わってこないのが不満。これは以前メルセデスEQCに乗った時にも感じたこと。 - 乗り心地
- 4
-
運転席に居る限り、乗り心地はやっぱり良い。
ロードノイズも抑えられていると思う。
ちなみに、タイヤはBEV用のPirelli P-ZERO ELECT 235/45 R20 100Vを履いていた。サイドウォールに"VOL"と書いてあったので、ボルボ認証品である。
- 積載性
- 無評価
- 荷室はチェックしていない。
- 燃費
- 2
-
都内の幹線道路ばかり20kmほど走ったが、酷暑で渋滞にも巻き込まれたので、電費としては3km/kWh程度であった。
今回もアイオニック5と同じエニカで借りたのだが、駐車場に充電器がないので、残量が40%以下になったらレンタル中にどこかで充電する必要がある(40%以下で返却すると高額なNOCを取られる)。
エニカの規定では6時間以上のレンタルで、充電時間1時間分の料金が割引になるのだが、2時間ほど借りたいのに借用時に40%ギリギリしかバッテリーが残っていなかったら、レンタル時間のかなりの割合を充電に持って行かれる。近くに急速充電スタンドがなければ最悪。
こういう場合、レンタカーでもBEVは相性が悪い。 - 価格
- 2
-
700万円でしょう。
この金額があれば、同じBEVにするとしてもテスラモデルYのパフォーマンスが買えるからなぁ。
内燃機関を諦めた今のボルボに、買いたいモデルは、ない。 - 故障経験
- レンタカーにつき、割愛。
-
アルティメット シングルモーター電気自動車 サンルーフ ピ ...
551.0万円
-
アルティメット シングルモーター電気自動車 サンルーフ ピ ...
551.0万円
-
アルティメット シングルモーター電気自動車 サンルーフ ピ ...
550.3万円
-
プラス シングルモーター電気自動車 サンルーフ 2024モ ...
466.3万円

マイページでカーライフを便利に楽しく!!
最近見た車
あなたにオススメの中古車
-
ボルボ XC40リチャージ 電気自動車 サンルーフ ピクセルLED Goo ...(東京都)
551.0万円(税込)
-
トヨタ ハイラックスサーフ パナソニック製ナビゲーション ETC ドラ(愛知県)
284.9万円(税込)
-
クライスラー PTクルーザー アメリカンデザイン的オールド クラッシッ(北海道)
60.8万円(税込)
-
ホンダ オデッセイ ホンダ認定中古車2年保証付デモカー/ドラレ(千葉県)
489.3万円(税込)
注目タグ
ニュース
あなたの愛車、今いくら?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
