絶景スポットを探しにいこう

2018年5月24日

きれいな湖と橋に注ぐ夕日の画像

クルマを持っていて「クルマがあって良かったぁ」と思う瞬間の一つは、“絶景に巡り合えた時”ではないかと思います。みなさんはクルマで出掛けた場所でどこか忘れられない絶景のポイントはありますか?クルマと絶景についてここでは触れてみたいと思います。

暗闇に浮かび上がるシルエット・・・深夜の中央道河口湖線

絶景というと、雄大な景色、当然昼間だと思うかもしれません。しかしながら、深夜にその厳かさに畏れを感じる景色もあるのです。中央道を都心から長野方面に向かって走ると、大月で、富士吉田方面に分岐する河口湖線。ここを深夜、特に寒い冬の時期に走ると、漆黒の夜空の中に真っ白に雪を纏った富士山がぼんやりと浮かび上がるのに気づくかもしれません。

あまりにも大きいから。あまりにも静かに、暗闇の中に浮かび上がるものだから。ある種の畏れを感じさせるものです。こういう景色も、まさに自分のペースでクルマで出掛けたからこそ出会える風景だと思います。

日の出と道路から見える富士山の陰

日の出、海、橋は定番

とは言え、やはり景色の定番と言えば、日の出や、海、橋などではないでしょうか。夜が朝に変わる瞬間。窓を開けると、ふうっと風が吹いたりするものです。地球の息吹を感じるかのようですね。海の彼方から太陽が昇り、橋が影を作り、シンボリックなアクセントになる。こういう景色はやはり格別です。

日の出風景だけでなく、日本海側を走ってみると、長く続く夕方、ゆったりと沈みゆく太陽に出会えるでしょう。一日の「仕舞い」を目の当たりにすることができるあの感じもまた格別なものです。

夕日に向かって万歳をしている人の画像

ランキングではわからない特別な瞬間の結晶、それが絶景

例えば、北海道などに行けば、絶景の宝庫のようなものかもしれません。けれども、絶景といわれるスポットに行くことなくともその瞬間にその場所に居合わせたことで純粋に感謝したくなるような風景というのはあるものですね。それらはいつもの馴染みある場所であるかもしれません。普段は絶対通らない時間に、通いなれた場所を通るだけで、思いがけずいい風景に出会ったりするものです。

それはランキングには載ってはいなくても絶景と呼べるのではないでしょうか。例えば、日帰りで、ちょっと早起きしてみたり、あるいは少し遅めに町が寝静まったころに帰宅してみたり。そんなことをするだけでも、ランキングには載らないものの、なかなか見過ごせない絶景に出会えるかもしれませんよ。

絶景を探しにクルマに乗ってみたり、はたまたクルマに乗ると思いがけず絶景に出会ったり...どちらが先かはわかりませんが、絶景を見にクルマを走らせる。こんなカーライフもとてもステキだとは思いませんか?

晴れた日の紅葉がきれいな山とトンネルと高速道路の画像



(中込健太郎)

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