カーナビをDIYで取り付けよう!!オススメの道具と情報は?

2020年9月3日

カーナビ 取付 DIY

カーナビをDIYで装着しようと思った場合、どんな情報と道具があれば可能なのでしょう? 簡単に取り付けが可能なものから、なかなか自分では難しいものまでありますが、誰かに頼んだとしてもやはり作業するのは人間です。やってやれないことはない、その気持ちに応える情報をお届けします。

細かいキズや失敗に落ち込む人はプロに任せよう

カーナビは大きく分けてオンダッシュとインダッシュの2種類があります。オンダッシュはダッシュボードの上に吸盤などで配置するので比較的作業は楽です。とはいっても電源の配線は必要ですし、センサーの種類によっては何本かの配線を行う必要はあります。その場合、配線を隠すなど、どこまできれいに仕上げるかによって、作業の難易度が決まります。インダッシュの場合には、インパネを外すなどの作業が必要になるため、電気的な技術や知識以外に、内装脱着作などのスキルも必要になります。

DIYは向き、不向きがあります。手先が器用か不器用かというのもそうですが、細かいことを気にしない性格が向いていると言えます。もちろん、器用でなんでも綺麗にこなしてしまうなら心配無用ですが、インパネまわりの作業では、ちょっとしたミスでパネルに傷が付いたり、爪が折れてパネルが浮き気味になったりということがしばしば起きます。こういうキズや失敗に落ち込むタイプの人は、熟練した業者に頼むほうがいいでしょう。これはあらゆるDIYに言えることなのですが、インパネまわりは常にドライバーの目が届く場所なので、とくに気になりやすいのです。

装着レポートはネット上で探せることも多い

カーナビ 取付 DIY

最近のナビゲーションはビックリするぐらいていねいな説明書が付属していますが、それでも実際の作業は車種ごとに異なる部分も多いので、そうした情報の入手が重要になってきますが、意外にネット上にあったりします。

一番は自分で作業した人のレポート。これは「みんカラ」に大量に存在します。もし完全適合しないとしても、似た車種などを情報はかなり役に立ちます。トヨタ車のクセ、日産のクセというように、メーカーによっても特徴があるので、それを知るだけでも作業の助けになります。配線関係についてもみんカラから多くの情報が得られますが、アルパインの車種別情報もかなり役に立ちます。

事前に用意しておきたい内張りはがしや養生テープ

装着作業に必要な工具などは車種によって異なりますが、基本的な内装用の整備工具は必要となるでしょう。インパネを外していく場合に用意したいのが「内張り(内装)はがし」といわれる道具です。内張りパネルのすき間にすべり込ませて内張りのクリップなどをこじって外すものです。金属製のものと樹脂製のものがありますが、樹脂製のほうが傷をつけにくく、アマチュアには使いやすいでしょう。1本の単体で売っているものより、数種類がセットになっているもののほうがおすすめです。

インパネを傷つけずに外すためには養生テープも必要です。養生というのは、パネルにテープなどを貼って傷が付くことを防止することです。養生テープは100円ショップでも入手できます。ちょっと手を滑らせたときなども、しっかり養生してあればパネルを傷つけずに済むので、面倒くさがらず、しっかり養生してから作業しましょう。

すでにオーディオやナビが装着されていて、それとトレードインで取り付ける場合などはオーディオを外す必要があります。オーディオの取り外しには特殊工具が必要なこともあります。特殊工具は購入することもできますが、ものによっては自作が可能こともあります。たとえばU字型のオーディオリムーバーなどは、被服をはがした針金ハンガーで作ることも可能です。こうした情報もネット上にはたくさんあるので、調べてみるといいでしょう。

諸星陽一
  • 諸星陽一
  • 日本自動車ジャーナリスト協会(外部リンク)
  • 自動車ジャーナリストとして専門誌やライフ誌での執筆活動をはじめ、安全運転のインストラクターも務める。1992年~99年まで富士スピードウェイにてRX-7のレースに参戦。セルフメンテナンス記事も得意分野。福祉車両の数少ない専門家の一人でもある。

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