売れ筋で使いやすいカーナビはどれだ?実売1万円切りも含めたおすすめ5モデル厳選!

2021年6月25日

おすすめのカーナビ5つを紹介!

クルマ用アクセサリーのなかで、相変わらずの人気となっているのがカーナビゲーション。最初は「スマホで十分」と思っていたものの、より使い勝手の良いカーナビが欲しいと思っている人も多いといいます。今回は今売れ筋のカーナビ5種を紹介します。 調査年月: 2021年4月

この記事のPOINT
スマホアプリナビよりも専用カーナビの方が高性能で精度が高い
ナビ機能に絞ると1万円以下のモデルも存在する

スマホナビはなにが使いづらいのか?

スマホのナビアプリの課題の一つがパケット通信費です。事前に地図をダウンロードすればオフラインで使えるものもあり、その場合は自宅のWi-Fiなどでダウンロードしておけば通信費はかかりませんが、それ以外は基本的に通信料がかかり、さらに月額など利用料金が必要なアプリもあります。

また、スマホがカーナビに特化していないこともあり、地図精度やGPS、ジャイロセンサーの精度にも左右されがち。狭い道を案内したり、音声案内のタイミングが遅かったり、右左折したい交差点の直前で案内され車線変更が間に合わないといった事例も少なくありません。こうしたことから、今も専用カーナビに一定の支持があるのです。

今回はノーブランド製品を除いて紹介

ヤフーショッピングのカーナビランキングをチェックすると、販売サイトの名前はあるものの「イクリプス(ECLIPSE)」、「パナソニック」などのブランド名が記載されていないナビが存在します。そうしたナビは安価な製品も多く、コストパフォーマンスが高いこともあり人気となっています。
レビューを見るといい評判も見かけるのですが、製造元のホームページがないなど資料不足のため、今回は紹介を見送ります。なお記事はウィークリーランキング(4月)を元に作成しています。

機能をナビのみに絞った1万円を切る激安モデルも
AVN-LS01W

もっとも人気があったのはイクリプスの「AVN-LS01W」 でした。AVNというのはオーディオ・ビジュアル・ナビゲーションの略で、かつては別体だった3種の機能を一体化したものです。LSと名の付くモデルはシリーズのエントリーモデルですが、テレビはフルセグ対応、ナビ機能も3D地図搭載で、最近増えている路面ペイントのカラーレーンにも対応しています。システム的にはクワッドコア搭載で、操作時の画面の動きもスムーズ。対応メディアはDVD、Bluetooth、地上デジで、画面は7インチワイド、取り付け方法はインダッシュです。調査時の価格は6万円程度でしたが、売り切れ店も見られました。

2位にランクインしていたのが、同じイクリプスの「AVN-R10W」です。「AVN-R10W」は「AVN-LS01W」の機能に加え、テザリングによる地図更新や駐車場検索などのつながる機能、開かずの踏切表示、CD録音、USBメモリー対応などを採用したモデルです。価格は6万6000円程度となっていました。※写真はドラレコ内蔵型の「 AVN-D10」。



PN0703A.jpg

次に紹介するのはドリームメーカーの「PN0703A」です(※販売終了)。ドリームメーカーは液晶商品などをラインアップする日本の企業です。売れ筋となっている「PN0703A」は同社の7型モニターモデルで、2020年度版のゼンリン地図をインストール。フルセグチューナーにナビ+AVの2画面表示も可能となっています。一般道と高速道路をワンタッチで着替えられる道路切り替え機能やバックアイカメラにも対応。装着はゲル吸盤でオンダッシュで価格は2万4000円程度です。

YPL725ML.png

オンダッシュタイプでもう一品人気のモデルを紹介しましょう。レーダー探知機などで有名なユピテルから販売されているモデルで「YPL725ML」が人気です。調査時の価格はなんと9900円と1万円を切っていました。「YPL725ML」がリーズナブルなのは機能を絞っているからです。地図は2019年度版マップルナビPro3なので若干の古さがありますが、基本機能は問題ありません。ほかの人気ナビと大きく異なるのはテレビ&動画機能を搭載しないこと。MP3やWMAの音楽再生には対応しています。レーダー探知機を得意とするメーカーの製品らしくオービス設置場所、事故多発エリア、取締エリア、駐車禁止エリア、ゾーン30エリアなども表示します。日本語、英語に加えて中国語と韓国語にも対応。モニターサイズは7インチワイドとなります。

CN-RE07WD.jpg

最後になりましたが今回紹介するなかでもっともリッチなモデル、パナソニックの「ストラーダCN-RE07WD」です。取材時には8万2000円程度のプライスタグが付いていました。7インチワイドのモニターを採用。基本のナビ機能に加えて、逆走検知警告、赤信号減速支援、直近の信号を青信号で通過できる場合、ドライバーに通過できる旨を提示する信号通過支援、プローブ情報を用いての渋滞回避などさまざまな機能をプラス。CD&DVD対応の高画質、高音質のAV機能を搭載したうえで、SDカード再生、USBメモリ再生(要オプションの中継ケーブル)もできます。スマートフォンとの連携も可能で、スマホで検索し情報を転送、案内はナビということもできます。

諸星陽一
  • 諸星陽一
  • 日本自動車ジャーナリスト協会(外部リンク)
  • 自動車ジャーナリストとして専門誌やライフ誌での執筆活動をはじめ、安全運転のインストラクターも務める。1992年~99年まで富士スピードウェイにてRX-7のレースに参戦。セルフメンテナンス記事も得意分野。福祉車両の数少ない専門家の一人でもある。

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