古いけれど乗りやすくて良いクルマ - ライフ

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古いけれど乗りやすくて良いクルマ

あぷらば！
ホンダ / ライフ
L(コラムAT) (2001年)
- レビュー日：2021年4月4日
- 乗車人数：１人
- 使用目的：通勤通学

おすすめ度： 5

デザイン：5
走行性能：3
乗り心地：3
積載性：5
燃費：3
価格：無

満足している点: ・小回りが効いて乗りやすく、シートも長距離走っても疲れにくいです。
・古いゆえに構造がシンプルなので、壊れても自分で直しやすいです。
・リアシートを畳んでダイブダウンさせる事により広大な荷室が出来上がります。前輪が外せるロードバイク等なら簡単に積載できます。
・AT車はコラムシフトが採用されているので運転席〜助手席を往復するのに楽ちんです。
・スピードメーターは古さ感じるフロントライト式ですが、目が疲れにくく長距離運転でも目に優しいです。
・全席パワーウィンドウで走行中の換気もバッチリです。
・足回りの交換・調整がやりやすいです。
・AT車は3速しかありませんが、街乗りではそこそこ走ります。
・エンジンルームが今時の軽自動車と比べても結構広いのでプラグの清掃やエアクリーナーの交換などメンテナンスがしやすいです。
・エアコンの冷房、暖房ともに良く効きます。寒い冬には本当に助かります。
・MT車は坂道でも高速道路の合流でもぐいぐい加速してくれます。
・この年式なのに電動格納式ドアミラーが付いています。ボタンひとつで自動で開閉できるので便利です。(タイプによる)
・後期型はカーオーディオが2DIN規格になっているので今時のカーナビも取り付けることが出来ます。
不満な点: ・ルームランプが真ん中に1つだけしかありません。
・キーレスがなんと赤外線式。クルマの前面、目の前に立って押さないと反応しません。
・エンブレムが外れやすいです。
・リアアクスルが他車種と比較して非常に華奢に見えます。(FF車)
・AT車は3速しかないため高速道路を走る時はものすごくエンジンが唸ります。坂道も苦手です。
・AT車はロックアップ機構が無いため高速走行時はエンジンが5000rpm以上回転しています。
・遮音性が悪いです。走行中に風の吹き込み音が何処からか聞こえます。経年劣化によるウェザーストリップの痩せが原因か？
・純正スピーカーは酷く、音楽を聴く人ならば社外品もしくは純正OPのスピーカーに交換するのが必須です。
・ドアミラーを取り外す際、ドアミラー内側の内張りをはがす際にほぼ確実にツメが折れます。
・荷室の床板がプラ段ボールみたいな材質で柔らかく頼りないです。ちょっと重い荷物を乗せるとたわんでしまいます。樹脂製の板だったらよかったのに。
・ドリンクホルダーが車内に2つしかありません。運転席・助手席間に2つだけあり、後席には1つもありません。せめてドアかアームレストに1つだけでもあれば良かったです。
総評: 走行性能はあまり良くはありませんが、実用性は高めのクルマです。
通勤や買い物に使うのなら全然使えるのでおすすめです。

デザイン: 5; 主張しすぎない大人しめのプレスラインがお気に入りです。
後期型はヘッドライトがつり目になって、キリッとした目をしていて好みです。
走行性能: 3; AT車の場合、平坦路での加速は問題ありませんが坂道ではパワー不足を感じます。陸橋を登る際、3速・60km/hで登り始めると徐々に減速してしまい自動で2速に落ちてエンジンが唸りながら加速します。
MT車は文句なしです。
乗り心地: 3; 純正サスペンションはロールが大きいものの、通常走る分には一番乗り心地が良く感じました。
私の車両は現在社外のサスペンションに交換してありますが、そのサスペンションは純正サスペンションの乗り心地とあまり大差無いもののロール時の車体の暴れが抑えられてコーナリング時は快適性が増しました。
積載性: 5; リアシートを畳んでダイブダウンさせれば大きな荷室が現れます。クルマ自体がスクエアな形をしているので箱モノなら割とたっぷり積み込めます。
もちろんタイヤ4本ならお茶の子さいさいです。
燃費: 3; AT車はガンガンアクセル踏んで11km/L、ふんわり優しい運転をして15km/Lくらいです。AT車でも頑張り次第で意外と燃費が良くなります。
MT車は本当に燃費が良いです。早めのシフトアップを心がければ18km/Lも余裕です。
故障経験: 今までにウィンドウスイッチ、オルタネーター、ブロワモーターなどが壊れましたが、いずれも簡単に交換できたので助かりました。