PHEVは使用環境に合えば最高です - XC40 プラグインハイブリッド

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PHEVは使用環境に合えば最高です

カッツサン
ボルボ / XC40 プラグインハイブリッド
リチャージプラグインハイブリッド T5 インスクリプション_RHD(DCT_1.5) (2020年)
- レビュー日：2021年12月14日
- 乗車人数：２人
- 使用目的：その他

おすすめ度： 4

デザイン：5
走行性能：4
乗り心地：4
積載性：4
燃費：5
価格：3

満足している点: 内外装のデザインをとても気に入ってます。
新世代ボルボのエッジの効いたキャラクターライン、フロントマスクが格好良く、リアのシルエットには可愛らしさもあります。
内装もシフトやエアコン部の造形、収納フック配置など細部にこだわりが感じられます。
不満な点: フロントシートのベンチレーションとリアシートのリクライニングがあれば完璧でした。
ラゲッジボードの折りたたみとフック収納が無くなってしまったのは残念。
もう少しEV走行の距離が長ければと欲もでますが、重量や積載性との兼ね合いも有るので仕方無いです。
指摘の多いブレーキフィールは慣れもありますし、安全運転の範囲であれば気にならないと思います。
総評: ボルボがこだわる安全性能や環境性能を実感でき、スカンジナビアデザインも秀逸です。
国内で扱いやすいサイズで、質感や走行性能までバランスが取れた車だと思います。
街乗りメインの我が家には燃費も助かります。

デザイン: 5; 遠目でもボルボだとわかるフロント、リアのライトデザインや内装の間接照明もやり過ぎず上品です。
整形外科医監修のシートデザインは、通常走行時や衝突時の乗員保護にこだわった形状のようです。
車幅が1875mmあるので見た目はワイドですが、車内は広く感じないです。ドアがかなり厚く、側面強度が高いからだと思います。
走行性能: 4; 車重が1.8ｔ有るので足回りが硬めで、ロールも少なくコーナーで安定感が有ります。その反面、荒れた路面でバタつきます。
1.5リッターエンジンとモーターは思っていた以上にパワフルです。これは試乗の時に驚きでした。
運転支援システムも16種類搭載されていて、パイロットアシスト時のハンドルホールドが強力。コーナーでもフラつかず、さすが安心のボルボです。
乗り心地: 4; EV走行時のフラットで振動の少ない乗り心地は病みつきになります。
HV走行時のエンジンヘの切り替わりも非常にスムーズで違和感もないです。
エンジン走行時は3気筒らしい振動を感じます。
積載性: 4; 5人乗車でキャディバッグが積めるので、このサイズの車では優秀だと思います。
特にリアシートを倒すと段差もなくフルフラットになリ、大人も横になれるスペースができます。スペース活用に妥協しないところもボルボらしいです。
収納も多く、フックも色々な場所に配置されてます。
運転席の座面下に引出しまで付いてます。
ただ、後席シート横に収納トレーがありますが、未だに何に使うかわかりません。
燃費: 5; 個人的な感想ですが、自宅に充電設備が無いとPHEVのメリットを感じづらいと思います。
EV走行距離が短く、エアコン使用時だと30km程度です。なので思っていた以上に頻繁に充電が必要で、急速充電も対応してません。
自宅で都度充電して街乗りする分にはほとんどガソリンを使わずに済ます。
意外だったのが Hybrid モードで、余程アクセルを踏み込まない限りEV走行となる仕様です。なのでバッテリー充電量が見る見るうちに減って行きます。とにかくバッテリー充電を使い切ろうとする車です。
充電が切れると本来のHV走行になりますが、日本車の燃費には遠く及びません。ロングドライブでは燃費が普通になってしまいます。
価格: 3; 開閉式のパノラマルーフまで付いたフルオプションに近い仕様もありますが、やはりPHEVは高いです。
ただ、他社のPHEVに比べればコスパは良いと思います。
リセールはどうだろ？中国でEVの充電渋滞のニュースも出てるみたいなので、しばらくはPHEV、HVの方が良さそうな気がしますが。
故障経験: まだ納車2ヶ月間なので無いです。