
例年通りにお盆ウィークが終わったらボクの夏休みだ。
夏休みといえばメインイベントの一人ロングドライブ、、、っていうかそれしかイベントが無いw
よく考えてみると、このロングドライブは距離自体は長いものの、所詮は泊まりなしの日帰りイベントなので、別に1週間休暇中じゃなくても普通に金曜日に休み取っていけばいつでも行けるんじゃ・・・。
薄々気がついてはいたけども、ついに気がついてしまった激です(・∀・)!
今回のターゲットは、新潟で行われているアートによる地域活性化の取り組みとして始まった「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」。
でも、大地の芸術祭は3年に1回の開催なので次回は2027年。
それでも7/19~11/9の期間は「
越後妻有2025 夏秋」として展示やイベントが催されているので、ボクの見たいものはとりあえず見ることができるから問題はない。
安心して出発だ。
出発後、新潟エリアに入ったら前が見えないほどの豪雨で、流石に怖くなってしまうほどだった。最近は線状降水帯の発生とかで、尋常じゃない雨が降ることも珍しくないから、途中でこのまま続くようなら引き返そうかとも思った。
タイミング的にICも近づいてこないので、なんとか頑張って踏みとどまった甲斐があってクリアできた。
この時期の朝6時台はヘッドライトを点けてない車もいるので、こういう時は積極的に点灯して欲しい、、、存在が確認できなくて怖いから。
っていうか、LEDライトも増えてきていることもあるし、走行中は消費電力なんて気にしなくていいんだから、走行中は基本的にライトオンを制度化してほしいなと思ったりした。ちょっと愚痴です。
この休憩中に今回のドライブ計画が破綻してることに気がついた。
第1目的地の開始時刻は8時半からで、第2目的地は10時から。
そしてこの時まだ7時前。目的地には30分とかからないところにいる。
あー、詰めが甘かった。
しょうがないので、計画を入れ替えてまずは食からだw
この休憩地点から約100km先の新潟市の万代シティバスセンターが第1目的に。
ここに立ち食いそば屋があるんだけど、ここのカレーが有名。
なんでも、お客の殆どがそばやうどんじゃなくてカレーを注文すると「秘密のケンミンSHOW極」で何度も取り上げられているので、すごく気になっていた。

開店時刻の8時を10分過ぎたところ。
確かに人気なのがよく分かる、、、っていうか、
朝からこんなにカレー食いに来てるなんて異常だわw

確かに蕎麦屋のカレーっていう感じ、、、、。
カレー大好きなボクからしてみれば、カレーに外れはないと思ってる。
でも、並んでまで食べたいかって言われると、また別の話かも・・・。
先にカレー食べに行っちゃったので、また100kmほど戻って本来の第1目的エリアに。
今回は十日町周辺がターゲット。

米どころ新潟だからというわけでもないんだろうけど、こころなしか稲の緑が鮮やかに見える。緑と空の青と雲の白の組み合わせがとてもイイ、自然の芸術だ。

エイトもカッコよく見えるww
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越後妻有里山現代美術館 MonET
ここには色々な展示がされていて一つ一つが興味深いんだけど、ボクが観たかったのはコレ。
●作品名「Palimpsest: 空の池」

なにが?って思うかもしれないけど、下半分の水面に建物が写ってる部分は絵なんだよね。
トリックアートみたいな感じ。
1階の別角度から見るとこんな感じで、くるぶしの上くらいまでの浅い池になっているわけ。
うまく出来てる。
●作品名「アスファルト・スポット」
作者の考えはあるみたいだけど、アスファルトの駐車場も大地の一部に溶け込んでいき、決まった形に収まらない、、、ということなのか。

ここが一番行きたかったエリア
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清津峡トンネル
そもそも清津登山道があったけど雪崩や落石で通行禁止になったことを受けて作成された歩道トンネルらしい。それを現代美術で生まれ変わらせたのが、現在の作品群。
トンネル全体を潜水艦と見立てた作品「Tunnel of Light」の中で、メインになる3点。
●作品名「しずく」
●作品名「見えない泡」
●作品名「ライトケープ」
これテレビとかでも紹介されたりするから知ってる人もいるかも。

ジャンプしてるねー

家族でいいねー

なんでボクは人の彼女撮ってるんだw
っていうかみんな楽しそうで羨ましいw
こればかりは一人ドライブの唯一の弱点か、、、。
これで芸術づくしは終わり。
今回見た作品群は、通常の美術館で鑑賞する絵画、彫刻とはまた一味違って、自然を取り込んで一体となっている作品が多いのが特徴と言えるんじゃないかな。
ちなみに現代美術って馴染みがない人きっと多いでしょう。
近代美術と違って視覚や触覚から得られる情報以外にも、思想とか空想、妄想とか問題提起とか作品に秘める作者の思いが込みの芸術だから、一見分かりにくかったりするし。
だけど、作者の気持ちになって見ていくとまた違った楽しみができるし、見る人がそれぞれの異なる解釈をするっていうのも楽しみ方の一つでしょう。
もちろんその作者と感性が合わなければ、自分にとってその作品は作品の体をなさないこともあるので、見る側も自由な発想、感性で受け止めていくのが現代美術だと思います。
昨今流行りのキーワード「多様性」の極みと言えるのではないでしょうか。
ちょっとまじめなだったかな。
なんか、今回は芸術鑑賞がメインだったので、なんとなくドライブがサブに回ってしまった感は否めない。まぁこんなこともあるでしょう。
最後は太平洋側に移動して海鮮を楽しんで帰ろうと思ったけど、どこも閉店時間が早いので、まだ営業してる店がありそうな喜多方によってラーメン食べて帰ることにした。
喜多方らーめん群も15時以降に店開けてるとこは数店しかないんだけど、その中でも数少ない夕方にまだ営業してる店があって、それが前回混んでて入れなかった坂内食堂本店。
今回はそのリベンジだ!

いやー、なんだかんだで朝8時過ぎにカレー食べてから何も食べてなかったので、17時過ぎのこのラーメンは胃袋どころか体全体に染み渡るぅ~っていう感じ。
もうスープが点滴のようっすw
やっぱうめっす。
でも、都内で食べる坂内食堂のラーメンと味がぜんぜん違うのは意図的なんだろうか。本店の味は佐野ラーメンに近いって感じがした。
まぁどちらもウマいことに変わりはないんだが。
最後によった「道の駅 猪苗代」
夕日が綺麗だった。

やっぱり自然の芸術には勝てないのかな、って改めて思うほどきれいで素晴らしい福島の夕日だった。
なんか心が満たされてしまって、もう夏が終わってしまった感じがするw
いやいや、まだまだ夏を楽しまなくちゃ。
残りの休みはなにしようかなー。
■備忘録 今回のデータ
・走行距離 982km
・使用燃料 109.47L
・燃費 8.97km/L
・所要時間 17時間30分
久しぶりに1000km以下だったから、時間的に余裕があった感が強い。
さらにもう少し距離を落として観光とかグルメに時間を割くのがいいのか、もっと攻めるほうがいいのか、、、次までの検討課題だ。