おいしいおにぎりができるまで

私が小学１年生の時、国語の教科書に「おいしいおにぎりができるまで」という童話が載っていました。
どんなあらすじかというと・・・
あるお百姓さんが田んぼで農作業をしているところにひょっこり狼がやって来ます。
お百姓さんがお昼ご飯に食べているおにぎりがとっても美味しそうに見えて、眺めていると、お百姓のおじさんは、狼におにぎりを一つくれました。
そのおにぎりの美味しさといったら・・・♪

狼はおにぎりをたいそう気に入って、お百姓さんに「おいしいおにぎりの作り方」を尋ねました。
するとお百姓さんは、田起こしから田植え、稲刈り、脱穀・・・といった稲の育て方、米の作り方を、自分の苦労話を交えて説明したのです。
そしてごはんを炊き、やっとおにぎりができるところまで説明を終えると、狼は「そんなに苦労して作る食べ物はいらない」と諦めて帰って行くという話だったと思います。


遠い記憶で、この話を読んだ後、自宅へ帰って、母にお願いして作って貰った塩おにぎりがなんて美味しかった事か・・・。

この件に関しては、学校の勉強が凄く役に立ったと思った瞬間でしたね！
（爆）

未だにあの時のおにぎりへの愛情、お米を作った農家への感謝の気持ちは超えられていない気がします。
(^。^;)

最後の晩餐って本当にあったなら、私はあの時の気持ちで塩おにぎりを食べたいなぁ～。

なんて、昨日のおにぎりブログを読み直してそう思った。