警視庁特車ニ課第2小隊が運用するイングラムは2機であったが、納品されたのは3機であり、その機体は1号機および2号機の部品取り用実物大保管庫とされていたといわれている。3号機の実動は、先行して運用されていた2機に比べて遅いことから、センサー類やコンピューター・システムがアップデートされているのは確実で、それは頭部形状の違いからして火を見るより明かだ。