現在、ステアリングはBP,YAのスイッチ付きのステアリングをつけているが、SKのヒーター付きに、よく乗っていて、あの暖かさが、素晴らしく、自分のSG9にもスワップする計画をたてました。
以前にSHのステアリングをつけようして、スプラインと、センター穴形状が違ってはまらず諦めた経緯があります。
しかし、USでこれを乗り越えた輩がいて、挑戦しました。
現時点では、ほぼ完成状態です。

まず、ステアリングヒーターは結構電流が必要で、スパイラルコネクタの配線1本では、無理と思われる。
6Pコネクタが余分に付いているBP後期が必要。車種によっては、6P部のピンがないのもあるので、注意が必要。
BP後期のスパイラルは白い枠のベースが、一回り大きい。BPのカバーをつければいいが、SGのステアリングシャフトとの固定が難しい。などなど問題が多い。そこで、SGのコラムカバーがきちんとはまるように改造する必要がある。
1)ディマーベースの改造
ディマーは、バックフォッグのあるBP後期にしたい。
SGとBP後期では、ディマーと取り付け部の幅が、約4mmほど広いので、コラムカバーが、そなままでははまらない。そこで、BP後期のdimmerのベースを元に、スイッチを両側4mmほど奥にずらす。白のプラスチックの溝を削って処理する。これは以外と簡単にずらせた。

ネジ部が沈んでいるのがわかる。
カバーはSGのものを利用しないと、BPのコラムカバーではうまく収まらない。下のカバーをはめるために、白プラスチックの突起部品を2cmほどカットが必要。

BP後期のベース、カバーように、下部の、突起を🟥線のようにカットする。

コラムカバーがはまるために、カットする。穴が潰れるので、ドリルで穴あけする。アンダーカバーとこのネジ位置がわずかに、車体側に1mmほどズレでいて、ネジハメにコツがいるようになりました。
2)スパイラルコネクタはBP後期の上に8P,下に6Pが付いているのを使う。
センター穴が、SG GDより大きい。

上が8P、下が6Pでこれをヒーター回路で3本ずつ使用する。
この6Pの3本ずつ使用して、電流が耐えられるかやや心配。

上の画像がスパイラルの6P部だが、これなら4Aなら大丈夫だと思われた。ヒーターオンで温度を測ってますが、上昇はなし。ちなみに、上部の8Pは2枚のスパイラルケーブルが入っている。
両方なディマースイッチを内側にずらしたことで、ウインカーディマーの、内側の黄色突起が当たるので、1〜2.mmカット。これをしないと、ステアリングがスムーズに回らない。
3)オーディオとクルコンの配線確認
4)ヒーター回路ボックスの改造。
SKの回路ボックスが手前の下に、ネジ装着されているが、これがスパイラルコネクタの下コネクタと干渉するので、下図のようなBOXを3Dプリンタで作って取り付け。

これでスパイラルの下コネクタとヒーター回路ボックスのコネクタとの干渉はなくなりました。
3Dプリンタで作製が難しければ、大きめのヒートシュリンクチューブで基板を囲うだけでも大丈夫かと思う。

下の青灰のボックスがずらしてハマるように作製したボックスです。
5)スパイラルコネクタがでかいので、カバー上部を削る。

上のカバーを少し削る。
6)ステアリングセンター穴とスプラインの加工。
そもそも、調べてみると、レボーグ、SJあたりから、ステアリングのスプラインが36歯から33歯に変わっているようだ。したがって、普通にやったら、ハマるわけがない。
さらに、その下のテーパーも違ってるのです。
これが一番の難所。SGのステアリングシャフトをゲットして、光明丹などを使って、何度もハンドルの穴の研磨を繰り返します。最後にスプライン部を一列ずつ60度のヤスリで研磨を繰り返します。
このやり方で、一応完成して、取り付けはできたのですが、嵌める時の嵌合がやはりしっくりせず、1ヶ月ほど乗ってました。全く問題はありませんでしたが、やっぱり、作ろうと思いアダプターを作製してしまいました。

SKのステアリングを切断します。
36山スプラインのステアリングのボス部にアルミ溶接してフライス後、穴あけして完成です。

アダプターを製作。溶接だけだと、剥がれる可能性があるので、ボルト4本でも固定。

上の画像が合体したステアリングです。もちろん嵌合はバッチリです。
もう一つ、他にもアダプターを作製して、予備も作りました。
7)LED打ち替え。自分は赤に揃えているので、赤に打ち替えました。2012です。クルコン部の打ち替えは、らいと兄弟に依頼しました。ヒータースイッチだけ自分で打ち替えました。

8)コネクタ改造。これは、以前にSGからBP前期に変えているので、オーディオのステアリングスイッチの配線と、ホーン配線、イルミ配線

左下がフジクラのコネクタHM250080Nで入手困難。右は14Pで矢崎。
真ん中の黒コネクタは、前回つけたBP前期のオスコネクタで、スパイラルから、ナビ、クルコンの4本、イルミ2本を接続する。エアバックは2Pに半田付け。
9)サンキュウスイッチは短絡で動きます。上の8Pの一つ余っているので、S/Iスイッチ回路の片方をGNDにして、もう一方を3番に入れます。さ

BP前期の10Pコネクタオーディオ、クルコン2本ずつと、イルミ2本。白はサンキュウ配線、今回はS/Iスイッチが短絡回路でそちらを1本使用することにした。
まだ未完ですが、配線図を書きました、参考に。

1,2,3は変えました。
上の写真では、ヒーターのコネクタを純正と同じ4Pに変えました。
これが、ほぼ最終です。ヒーターの

LED点灯して、あったまってます。
結構大変ですが、ステアリングもスプラインにカチンとハマるようなりました。

完成しました。目的のステアリングヒーターも、ちゃんと効きます。でも、夏になるんで、しばらくはよう無しです。
追加ですが、ライトのディマースイッチをYAの後期に変えて、オートライトのスイッチをそちらにしました。

端子は
B71の13番がオートで、接地になります。