[モンキーR改] 路上復帰への道11_フォームガンで泡洗車するの巻(コメリのCRUZARD)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
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まず最初に、水に濡れないようにする部品の処置を行います。
・燃料ホース
・吸気口(キャブレター入口)
燃料タンク(現在進行形でサビ取り中)とシートは、すでに車体から取り外しているので、キャブレターに接続している燃料ホースを手持ちの盲栓で塞(ふさ)ぎ、吸気のエアファンネルは養生テープでガッチリと覆います。
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いよいよ泡洗車ツールの登場です。
コメリの充電・加圧式 電動フォームガンは、安価で取り扱いが容易であるにも関わらず、思いのほか 洗車用の泡を生成してくれます。
画像は、モンキーR改 の車体全体にその泡を吹き付けしたところです。
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シートカバーを2重に被せていたとはいえ、約20年間、屋外で放置状態でしたから、車体のホコリや汚れは重なり合っているハズです。
もう、お構いなしに、どんどんと泡(専用の洗剤)を吹き付けていきます。
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車体全体に一通りの泡を吹き付けしたあと、洗剤を各部になじませるため、しばらく置いた状態です。
多少の時間をおいても泡はよく定着してくれるので、すぐに流れ落ちることはありません。
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最初にフロントセクション(ホイール&タイヤ、フェンダー、ブレーキキャリパーなど)から取りかかります。
今回は「簡易的な」洗車に留めますので、洗車の対象となるパーツによって 洗剤やブラシなどの「使い分け」はしません。あくまで「約20年間に積もったホコリや汚れ」を落とすことを目的とします。
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次にリヤセクション(ホイール&タイヤ、フェンダー、リンクアームなど)に移ります。
自動車を洗車する際には、基本的には「汚れの大きい部分から軽微な方向へ(タイヤハウスが先)」、その後は「上から下へ(ルーフからドア方向へ)」…と言われています(※諸説あり)。
最初にホイールハウスから洗う理由は、もしも汚れの激しい部位を後回しにしてしまうと、先にキレイにした部位に「あとからの激しい部位の汚れ」が飛び散ってしまい兼ねず、したがって(先に洗った部位を)再び洗い直すという二度手間を避けるため…とのこと。
今回のモンキーR改の洗車も、その手順に従って、フロント&リヤのタイヤ&ホイールから先に洗うことにした次第です(注: 汚れの激しい部位から先に洗うと、ブラシも最初に汚れてしまうので、都度、ブラシを洗い流す必要は生じます)。
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その後は順次、メーターやハンドル周り、エンジン周りなどを洗います。
本来は、(放置期間が約20年間という長さを鑑みて)丸一日かけて洗車しても良いくらいなのでしょうけど、今回は「燃料タンク内に入れた溶剤が、サビとの反応が鈍るまでの時間」を目安に洗車するので、簡易洗車に留めます。
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シャワーヘッドを使って、汚れを洗い流します。
((株)コメリのCRUZARD 泡洗車用シャンプーは、泡切れも良いです。)
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フォームガンによる簡易的な泡洗車を終えたところ。これでひとまずは、積年(約20年間)のホコリや汚れを落とすことができて、まぁ何とか「見られる(見ることができる)状態」にはなりました。
将来、修理ショップに整備に出す際には、恐らく「車体が汚いのでお受けできません」と、外観の状態を理由に断られることは無くなったかな。
# 燃料タンク内部のサビの程度が
# 著しく修理不能な場合は、修理
# を断られる恐れはありますが…。
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洗車後のフロントセクション。
実はタイヤのエア(空気)が抜けきっており、車重によるフラットスポットが出来てしまっています(画像では、車軸を基準にすると左下45°の方向)。路上復帰のためには、タイヤ&バルブは前後セットで要交換です。
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洗車後のリヤセクション。
駆動系は(チェーンだけでなくスプロケットもセットで)要交換ですね。フェンダーは、無塗装黒色樹脂のツヤ出し剤が各方面から発売されていますので、手持ちの製品を含めて(本当に効き目があるのかどうか)美観向上にトライしてみたいところです。
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モンキーR改に乗らなくなったときに付けていたキャブ。
残念ながらキャブの型式は不明(失念)。これとは別に、ノーマルキャブは取り置きしていたと記憶(もはや当時の記憶も曖昧になっていますが…苦笑)。
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DIYでワンオフ製作したインパネ。
当時のレーサーレプリカを真似て、メーター類はウレタンスポンジマウントとしていましたが、そのマウントはすっかり劣化してひび割れしています。新たにインパネ(メーターホルダー、メーターナセル)も作り直しですね。
なおオドメーターを見ると、ノーマルエンジン(49cc)をDIYで全バラして武川(=株式会社スペシャルパーツ武川)さんの「スーパーシリンダーヘッド(製品名)」で88cc化(ナンバーもDIYで原付二種登録)してから、わずか853kmしか走っていなかったようです。
# もったいないコトしていたな…。
# 何としてでも復活させなきゃ。
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フォームガンによる泡洗車を終えて、各部の水切り(乾かし)が終わったところ。
いま着手中の、燃料タンク内部のサビ取り作業が一段落つくまでは、またシートカバーを被せて(自宅敷地内で)そっとしておくことになるでしょう。
現状、タイヤに激しい変形(フラットスポット)が生じているため、車両を手押しして移動させる際にも「上下にガタンゴトンと振動」してしまうので、(乗るためではなく、車両移動を楽にさせるために)早めにエアを補充しておきたいところ。
「路上復帰への道12」に続く。
↓
2025-04-11(Fri.) : 更新
路上復帰への道12_電動モバイル空気入れでタイヤにエアを補充の巻→
https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/28696/8183047/note.aspx をアップしました。
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