APEXi ブースト計&油圧計の設置(後編)
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グロメット穴から室内に油圧センサーの配線&ブーストホースを引き込んだところ。
エンジンルームのグロメット側から挿入した配線&ホースは、ちょうどステアリングシャフト裏側(の割と上側)から出てくる。
なお今回装着したAPEXiのELブースト計は機械式のため、メーター本体までブーストホースを引っ張ってくる必要がある。このへんが旧式メーターのつらいところ。
余談だが、YA5AエクシーガGTのトーボード室内側には吸音材が張り巡らされており、グロメット穴部分の吸音材にはスリットが入っていたものの、そのスキマは非常にタイトであった。
ブーストホースのような比較的径の大きいものをエンジンルームから室内に引き込むときには苦労する。やっぱり細い配線で済む電子式の方がいいなぁ、と実感した次第。
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メーターホルダーは JURAN の汎用品(φ60用、No.33282)を使用した。
NS(日本精機)のdefiシリーズのような、メーター全体を覆い隠すような専用ホルダー(カバー)があれば良いのだが、今回はメーター自体がApexiの旧品(ELメーターシリーズ)を使うので、汎用ホルダーでも仕方のないところ(クルマ自体も家族用のエクシーガであるので)。
ホルダー&フードを自作加工しなかったのは、そこまでコストをかけるつもりはなかったため。何せ JURAN のホルダーだけでも、定価で1個2520円(税込)もするのだ。
なお購入の際は、スーパーオートバックスの割引券を最大限利用して購入した。
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ブースト計とEG油圧計の設置場所の検討例。
左の分割画像1~4は、いずれも「ボツの案」である。
分割画像1は純正メーターフードの右横に設置する案だが、手前過ぎて却下(純正メーターとの遠近差がありすぎると感じた)。
分割画像2は視点が分散されるので却下。設置もわざとらしくなるような気が・・・(注:あくまで私見です)。
分割画像3は本命案であったが、エクシーガを主に使う家族から反対された。曰く「視界のジャマになる」。・・・まぁ、ゆくゆくはこのへんにパナソニックのセンタースピーカーとユピテルの新レーダー探知機(RW989si)を取り付けることになりそうなので、スペースを空けておくことに。
分割画像4は試しにおいてみた状態(ドライバーの目線を基準に、純正メーターとの遠近差が最も出ない位置)だが、これこそ運転視界のジャマになるので速攻却下。
※以上、すべて私見(私感)ですのでお気を悪くされないよう、お願いいたします。
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ステアリングシャフトの裏側から運転席側Aピラー根本を経由して、ダッシュボードとフロントウィンドウのスキマから配線&ホースをメーター本体まで引き込んだところ。
NS(日本精機)の defi などを初めとする現代的なリンクメーター類とは異なり、配線が複数ある点が旧式であることを感じさせる。(^^;) が、実用上はまったく問題なし。
ただし、さすがに配線を露出させておくワケにもいかないので、コルゲートチューブを巻くことにした(単なる見栄えだけでなく、紫外線による素線被覆の退色と、フロントウィンドウへの写り込みを防ぐため)。
なおカプラが5極配線となっているのは、APEXiのオプション設定でロガーなどとの接続用の出力配線を含むため(今回はOP線は使用せず、バッテリ電源、ACC、アース線のみ使用)。
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コルゲートチューブもスーパーオートバックスで汎用品を購入して使用した。エーモンの ITEM No.1115(φ5[mm]、ケーブルホルダー)である。
エンジンルーム内ではなく室内設置用なので、コルゲートチューブも(高価な耐熱仕様ではなく)一般用途用で十分と判断した。
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完成状態。
結局、ブースト計とEG油圧計は運転席側Aピラーの左脇に並べて設置することとした。
ただし、今後も何かとDIY作業の際にAピラーのトリムを脱着する機会が何度も訪れると思われたため、ピラートリムからは多少の距離を空けて設置している。
なお前述の JURAN メーターホルダーの支柱部分(両面テープ貼り付け台座)は、なるべく平坦なところで、かつ空調グリルをふさがないよう、多少斜め方向(進行方向の右前方向)に傾けて(オフセットさせて)設置している。
今回は付属の両面テープ(の一部のみ)を使って直接ダッシュボードに貼り付けたが、フロントウィンドウを清掃する際などのため、メーター自体を一時的に脱着可能とさせる場合は、マジックテープを利用すると良いだろう(BP5Dレガシィではその方式でマウントしている)。
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