タペットクリアランス調整（温間と冷間・・検証？）

忘備録的に・・・・
157230kmで実施。
（前回走行から約15000km）
前回がぬる温間で、IN→0.15、X→0.25
今回は冷間で、IN→0.15、EX→0.27
無謀にもツーリングの前日実施して液体ガスケットがチューブ内で硬化していて使用できずにそのままカバーで付けたので若干オイル漏れ？滲みがあって、オイル焼けのにおいを周囲にまき散らしていたのは内緒です(*_*;

早速、ヘッドカバーパッキンセットと液体ガスケットを購入して本日カバーを取り付け直しです。
ただし、そのままでは手間がもったいないので、今回、温間の数値を測ってみました。※約400ｋｍ走りましたがその位ではまだ数値に変化はない・・はず！
IN→0.24～25（冷間調整値：0.15）
EX→0.34～35（冷間調整値：0.27）

【検証１】
ネットを検索してもあまりデータの掲載もないし、車種不明ですが温間と冷間の差は0.05位？などと出てましたが、最新の車は工作精度もあがり、ほぼ変わらないとのことです・・・・25年以上前のアルミパーツが多いうちのビートの場合は、
IN→0.09～0.10、EX→0.07～0.08
と冷間値より温間値が広くなっていることが確認できました。（う～ん、結構大きいですね！）

ネットで色々検索すると、バイクなどは距離を走るとタペットクリアランスが狭くなり、圧縮不足やらでエンジン不調になるなどの車種もあるようです。今の車は油圧やらで自動調整がほとんどなので調整すること自体が既に旧車なのかも？さて、うちのビート傾向は？

【検証２】
前回から15000kmで・・
温間で調整していたので、検証１で冷間値に補正すると、
■IN→
①0.15－（0.09）＝0.06
②0.10→今回の調整前の冷間で計測した値の平均値
なので、0.04広くなっています。
■EX→
①0.25－（0.0８）＝0.17
②0.22→今回の調整前の冷間で計測した値の平均値
なので、0.05広くなっています。

うちのビートの場合は、距離でタペットクリアランスが広くなることが判り一安心・・・(^^♪
バルブシートよりカムとかバルブの頭が減っていると想定できるので、これは仕方ないですし、ライトを当てて見れる範囲ではカム山のかじりもないような？

【今回の効果】
前回調整値が冷間補正値すると狭かったようで、距離も出たうちのビートではやはり狭いより広めな方が良いように感じました。（やはり規定値は大事ですね！）
運転した感じでは、ほとんど変わらないですが、以前のアイドリングの不整脈？が改善したのと回転上昇が少し滑らかなようなのはプラシーボ効果ではないような・・・

【今後】
コンプレッションテスターを購入したのでその圧力のバラつきや現在のコンディションを確認したいと思います(^^♪