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YA100の愛車 [スバル WRX STI]

パーツレビュー

2021年4月23日

ノーブランド 2.5インチオンダッシュ ワイドレンジスピーカー  

評価:
5
不明 2.5インチオンダッシュ ワイドレンジスピーカー
以前、スバル純正のツィーターを装着してその場しのぎの音響改善を行っていました。
ツィーター装着前と比較すれば高音域の聴き易さは改善されていたのですが、とても良い音とは言い難いレベルでした。
https://minkara.carview.co.jp/userid/1483128/car/2908094/10371133/parts.aspx


色々な趣味性の高い沼が存在しますがオーディオ沼もそれはそれは随分と深い沼なので、どっぷりとハマることなく簡単に良い音を得ようという考えで小型のフルレンジスピーカーをダッシュボード上に配置してみました。
フルレンジスピーカーを小型化するには要求される材料スペックが高くなるようで、市販されている小型のフルレンジスピーカーは軒並み目玉が飛び出すような値付けがされています。。。
そこで有名メーカー品の購入は諦めて、評判の良さそうなノーブランド品を購入してみました。


ダッシュボード上に設置した結果、予想以上に中高域が聴きやすくなりました。
霧が晴れたようにヴォーカルがくっきりとして息使いまで聴こえてきます♪
低域(ドアスピーカーとサブウーファー)とのつながり調整が難航しておりまだ理想的な音にはなっていませんが、こんなに簡単に良い音に近づくならもっと早く購入しておけばよかったと感じました。


付属のハイパスネットワークは使用せずにフロントドア用のアンプを直接つないで、フロントのドアスピーカーにはリアドア用のアンプを接続しています。
(リアのドアスピーカーは邪魔になるだけなので鳴らしていません。)
この接続にすることでタイムアライメントやイコライザーが個別に設定できるようになるので、純正ナビでもある程度の調整自由度が増します。

購入にあたり参考にしたツィーターの比較動画です。
(最後に登場するのが今回購入したスピーカーです。)
https://youtu.be/YNDdL3MefcA

【仕様】
 定格入力 : 30 W
 周波数特性 : 120 Hz ~ 30 kHz (推奨カットオフ:300 Hz)
 インピーダンス: 4 Ω
 能率 : 89 db / 1 m / 2.83 V
 重量 : 0.4 kg / 個

【付属品】
 スピーカーケーブル(Monster Cable 3m)
 ハイパスネットワーク(400Hz)
 両面テープ
 六角レンチ


以下、仕様詳細

スピーカーの仕様としては、振動板は高価で加工の難しい純アラミドを採用しており、エッジもラバーエッジを採用しているため、非常にクリアで高解像度なサウンドとなっております。
アラミド繊維は、防弾チョッキなどにも使用される切断が困難なほどの高強度の繊維です。
材料自体が高価で加工が難しい為、どうしても全体価格が跳ね上がりますが、振動板の素材としては高い剛性と適度な内部損失を実現する理想の素材として超高級機等にアラミド繊維は多く採用されています。
また、本商品のアラミド振動板は、オールマイティーにフルレンジでも使える様に高域の伸びを良くするため、特殊なコーティングを行っています。
ミッドレンジは音楽再生の中で非常に重要な帯域ですので、本商品はミッドレンジの再生に優れた2.5インチサイズで、とことん音質にこだわった造りとなっています。

ボイスコイルについては、高級機に採用されているフラットワイヤーの1層巻きとなっております。
1層巻きは奇数巻きと言われ、巻き終わりがボイスコイルの下側に出てくるため、それを折り返して裏側から上に戻す必要があり、非常に技術力が必要な高価な方法となっており、本商品のようなフラットワイヤーだからこそ出来る方法となっております。
価格の安い一般的な丸線は折り返しで厚みが出てしまうので1層巻きは難しく、一般的な2層巻きと比較して1層巻きの方が綺麗で繊細な音質となります。

磁気回路も軍用機等でも採用されているものと同じ高価な大型ネオジウム磁石を採用しておりますので、一般的なフェライトマグネット等と比較すると実に約10倍の磁力特性となっており、車内環境に相応しい音をくっきりと際立たせたメリハリのある音質となり、低ボリューム時においても非常に高解像度な音質です。
ネオジウム磁石はSonicDesignの超高級機「UNIT-N52N」等でも採用されていますが、本商品は肉厚3.5mmのアルミ製エンクロージャー越しから金属(52gのレンチ)がくっつく程強力な磁気回路となっており、振動板の制動力が非常に高く、安価なスピーカーユニットを搭載したものと違い、一聴してメリハリの違いが分かる程の違いがあります。

コイルの単位面積中の磁束を高めるフラットワイヤーとネオジウム磁石の組合わせにより、均一な磁場の中を高効率にボイスコイルが駆動することで極めて忠実な再生を実現しています。

また、本商品は高級機に採用されている物と同様の銅製ショートリングも採用しているため、磁気回路の電流歪を軽減し、歪みのないクリアな高解像度な音質をお楽しみ頂けます。

スピーカーの磁気回路を支えるフレームについても、高強度な高剛性制振構造を採用し、ユニット全体の剛性を高めるとともに、不要な共振を排除しています。

エンクロージャーについても音質特性の優れた肉厚の厚い一体型のオールアルミダイキャスト製の砲弾型となっております。
本商品の様な一体アルミ成型のエンクロージャーは超高級機(高額という意味で)に多く採用されていますが、いづれも超高額なのと製品数が少ないため一般の量販店ではまず見かけませんし、手に入らないはずです。
本商品は良くある樹脂製等のエンクロージャーの様にエンクロージャー自体が共振して不要な音を出してしまういわゆる箱鳴りが起きませんので、スピーカー本来の能力が発揮でき、その再生音は非常にクリアでレスポンスが高く超ハイスピードです。
箱鳴りがありませんので、スピーカーから鳴っている感じが無く、音が空間に突然現れる様な感覚となります。
音質的にはハイエンドなモニタースピーカーの様です。

エンクロージャーの塗装に関しても安物の塗料ではなく、低反射仕様の艶消しブラック塗装となっているので、オンダッシュで設置した際に光の反射やフロントガラスへの映り込みを軽減しています。

また、ケーブル接続端子も特殊な純銅金メッキのスクリュー端子を採用しており、ケーブルの太さ等お好みのケーブルを使用する事が出来、接続ケーブルとの伝搬ロスも最小限に抑えています。
本商品で採用しているタイプは、加工に手間がかかり高価な割には得られる音質的なコストメリットが少ないため、メーカー製の高級機等では安価で確実なY端子用の接続端子の採用が殆どかと思いますが、Y端子接続と違い本商品は被覆を剥いたケーブルを直接挿入してイモネジで圧着固定するため、伝搬特性が非常に素晴らしい高価な真鍮端子を採用しております。
ただし、構造上ケーブル挿入穴とケーブル固定用のネジ穴が内部で交差するクロス穴で、さらに確実に圧着固定するためにケーブル挿入穴に対して固定用のネジ穴が斜め穴加工ですので、非常に加工が難しいことと、真鍮材料特性や形状及び加工上どうしてもケーブル挿入口内の外観上見えないクロス穴付近に大小程度の差はありますが製品性能上影響の無い加工時の立ちバリが発生していますのでご了承下さい。
また、仮にバリ取りまで行うと全て手作業となり、マイクロスコープ等で穴内部のバリ残り確認等が必要になるため、この部品単体でも本当に信じられない位価格が上がりますので、本商品はあえてこのように見た目や性能、取付けや耐久性に影響の出ない範囲の高特性な部品を多数採用する事で驚きのコストパフォーマンスを実現しております。

このサイズの類似品でこれだけの高音質仕様の物はなかなか無いと思いますので、是非この機会にご検討下さい。
  • 付属品
    Monster Cable 3m
    取り付け用の両面テープ
    六角レンチ
    ハイパスネットワーク
  • アルミダイキャスト製のエンクロージャーは結構な重量(実測:371g)があります。
  • 371gの重さが金尺で釣れるほど磁力が強いのでビックリ!
  • あたりが出たので買いました♪
定価26,900 円
購入価格24,900 円
入手ルートネットオークション(Yahoo!オークション) ※20%OFFクーポン使用(上限2000円)
レビュー履歴最新 (2022/08/18)のレビューを見る
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この記事へのコメント

2021年4月23日 7:01
ノーブランドでもなかなかのお値段ですね。
音は聞けないからわからないけど、磁力が強いのは分かった(笑)
コメントへの返答
2021年4月23日 8:50
磁力の強さは凄いですよw
音には好みが有りますからね😥💦
2021年4月23日 9:13
たぶんサブウーファーとのつながりが悪く聴こえるのは位相の関係だと思うのでとりあえずフルレンジのプラスマイナス逆にして位相反転してみたり、サブウーファーの位相反転してみたりして見てください(*‘ω‘ *)

ただ、フルレンジの下とドアスピーカーの下とサブウーファーの音が混ざってしまっているので一番混ざっている一番下付近が制御不能なんだと思うので、コンデンサ1個、コイル1個で良いのでカットオフしたほうが良いかもしれません。
ここでは詳しくは書けないのでもし実践でお困りの際にはご相談ください♪
コメントへの返答
2021年4月23日 12:49
アドバイスありがとうございます♪
やはりハイパス追加したほうが早いですかね?
イコライジングで逃げようとしたら何故かフロント2chアンプとサブウーファーのイコライジングが連動しているので現状逃げられなくなってるんですよ😥💦
フロントとリアのアンプを入れ換えて逃げられない様ならハイパス接続してみます😊
何か困りごとが出てきたらご相談させていただきますので、よろしくお願いします🙏
2021年4月23日 22:22
はじめまして。
同じスピーカーを使用しています。
クーポンで結構安くなるのですね、上手な買い物うらやましいです。

純正ナビやシステム全体の仕様がわかりませんけど、パッシブもアクティブもクロスオーバーネットワークをかけてない状態ということでしょうか?
その構成でいくのであれば、いっそのことドアスピーカーを鳴らさず、フルレンジ+サブウーファーだけのほうがすっきり聴きやすくなるかも知れません。
中抜けはしてしまうと思いますが…
コメントへの返答
2021年4月23日 23:22
のりたまさん、はじめまして♪
コメントありがとうございました。
20%OFFクーポンが当たったので購入したようなものなのですが、上限が2,000円だったので購入価格は修正しておきました。。。

純正ナビにサブウーファーを足しただけの質素なシステムですw
フロント側アンプとリア側アンプが別々にイコライジング出来るので、それぞれをフルレンジとドアスピーカーに割り当ててそれだけでなんとかしようとしたのが甘かったようです。。。
おっしゃる通りフルレンジ+サブウーファーだけでもそこそこスッキリと聞けるのですが、やはり中抜け感が気になっています。
また、サブウーファーの再生帯域を上げてカバーしようとすると低域の音出し位置が気になりますし困ったものです。

まぁ、もう少しあがいて妥協点を見つけようと思いますけどねw

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何シテル?   08/13 16:36
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