
に行ってきました、二週間ほど前のこと。
Yちゃんにお声をおけて頂きました時には、正直に言いまして、すぐに返事ができませんでした。
ご存知のように私はミスターストイックです。女性があの格好(貝殻?)で踊るのを間近で見てニヤついたりできる男ではなく、むしろ、視線に困ります。でもね、お世話になってるYちゃんがせっかく声をかけてくれたんです、断れますか?
という訳で当日、松屋の食品街で元E60M5乗りのヨネグラさんとも合流。デパート券をたくさん持っているYちゃんに焼き鳥やお惣菜を買ってもらいました。
あのデパート券はおつりが現金ででるですね。1080円の買い物をして2000円分の券を出すと現金で920円のお釣りがもらえる。買い物を終えた後は、Yちゃん小銭沢山、マネーロンダリングを目の前で見た感じがしました(*^^*)
サンバタイムまでまだ時間があったので、サンマルキングでコーヒーも。ヨネグラさんは、M5時代には年間2万キロペースだったようですが、エルグランドに乗り換えてからはすっかり走らなくなり
維持費がかからなくなったと自慢してくれたので、奢ってもらいました。浮いたお金はM5のガソリン代にしたいと思います。
お二人ともごちそうさまでしたm(_ _ )m
そんなこんなでサンバ会場へ٩( *˙0˙*)۶
個人的にはEDMでいうところの会場全体が一体感で包まれるウルトラフェスティバルを連想しまして観ている人も一緒になってサンバのリズムで踊る、そんなイメージでしたが・・・私だけ?
えぇ、ちなみに言っておきますと・・・私のダンサー履歴の中で、小学生の時、中学生の時、ホコ天に通ったりもしていましたからストリートで踊る事に抵抗はありません。ストリートというと、当時はバトルでしたから、このあたりは国産軍団に立ち向かう首都高でのE60M5をイメージしてもらえたらです、ナンチャッテ!
ご一緒させていただいた貝殻ハンターのヨネグラさん、テンションが高くてびっくりしました。
パレードスタート?どこかで見たことあるような?
この高揚感はなんとも言えません。
ダンスマン時代を思い出しました。
いろいろな経験、勉強をしたなぁと。
思い出しますのは、あれでダンサーというのは特殊な世界でありまして、ダンシングは中毒性(依存性)があまりにも高すぎて身体への悪影響にも繋がる為、肉体や脳についての勉強をかなりしましたです。
いい機会なので少し話をしますね(*^^*)
肉体の話って言うのは、今なら誰でも知っているようなことも、当時は「ためしてガッテン」もなく栄養についての基本、三大なんとか質(タンパク質、糖質、脂質)から体脂肪の管理や速筋遅筋(瞬発性なのか持続性なのか筋肉の質の違い)をどうつけていくか、その為の男性ホルモンと成長ホルモンのバランス法、タンパク質や糖質からよりも大きなエネルギーを発生させる脂肪の状態など、貴重な勉強をさせてもらったように思います。
体脂肪なんかは、一般的には少なければ少ないほうが良さそうですが、ストイック領域になりますと、体脂肪を減らすことは身体に蓄積しておける栄養や、いざという時に必要なエネルギーを出せなくなり、下手をすると少しの食生活の乱れが栄養失調を招いたりするですね。人の身体はバランス調整、維持を体脂肪からもしてるですが、そのズレ耐性がなくなるから大事でもあります。
近年は、それが脂肪細胞の話まで解明されビタミンやミネラル、タンパク質やアミノ酸から作り出されるホルモン物質、神経伝達物質、サイトカインなど生理活性物質への影響が大きいとわかってきたらしいです。これはどういうことかと言うと、脂肪のコントロールが健康体をつくる上でも非常に有効と証明されてきているようです。たかが体脂肪、されど体脂肪と٩( *˙0˙*)۶
ついでにもう一つ、脳の話も。
こちらそれなりにダンスマンになりますと、闘争本能のようなもので覆いつくされますので、人より少しでも鍛えて上に行きたい、鍛えるのは前向きで取り組みやすいのですが、逆にセーブすることが難しくなり、鍛えるどころか身体を痛めるような行為をしてしまう可能性が高くなったりしてきます。
で、実は脳という視点から捉えると自然なことだったりするのですが、脳が認識や判断が狂わせたりする可能性が非常に高いので、知識を事前に得ておかなければいけません。
例えばフルマラソンやトライアスロンなどは、肉体の限界、精神の限界に追い込んでいくようなジャンルかと思いますが、あれは苦痛が訪れるのは誰にでも想像がつきますが、それを乗り越えると苦痛が和らいでいき、気持ちよくなっていくのをご存知でしょうか。それは未体験者が突然やっても、起こりにくいらしいのですが、それをくり返していると、気持ちよさを感じるようになることができる。実はその気持ちよさって何かと言うと究極の快楽物質である「 βエンドルフィン」を分泌するからなのですが、βエンドルフィンというのは自分の脳の中でつくられるとはいえ、麻薬のような物質でもあり(化学的にはほぼ同じ作用と言われています)、快感を与えるホルモンなんです。作用のメカニズムがそれだけではない為、麻薬とは違い副作用も違うのですが、この作用、繰り返すことによりβエンドルフィンが放出されやすくもなりましてそれがまた問題を引き起こしやすくします。
医学的に言いますと、肉体と精神の極限状況で争う時にはβエンドルフィンの大量分泌を誘発して、陶酔状態を引き起こす、心身の苦しさや痛みを和らげつつ脳から放出された快感物質により、鎮痛効果も相まって一種の陶酔に近いようないい気持ちになる。そのような鎮痛効果や陶酔の刺激というのは、その快感を覚えてしまうと、いい気持ちになりたいと思い病み付きになってしまいます。業界で言うところの快感中枢、快感神経のA10神経のネットワーク強化です。それをうまく利用して脳力アップに繋げていく。よく利用できればやる気になりますが、逃れられない依存性を抱えてしまうことがある。
ちなみにβエンドルフィンは皆様も馴染みのあるドーパミンの分泌を抑制する物質を抑制する働きを持っているので、簡単に言えばドーパミンの働きを助けます。快感を与え興奮も与えやすくしてしまう。ドーパミンは脳の学習効果も高めるので、その気持ちよさをガツンと記憶させてしまうのだそうです٩( *˙0˙*)۶
依存性が、身体を痛めても身体を痛めてると感じない身体にも繋がり、身体の限界以上の動きをしてしまうとか、異常な負担をかけていても、それに気づかなくなるとか怖いんです。
練習だけならまだしも(ここまでで十分に依存性があります)、それにプラス、ショーなどもするようになると極度な興奮状態にもなりますし、それって極度の緊張に対するスリルと似ていて依存性も高いらしいです。
依存状態というのは味方につけなれけばいけないのですが、その状態になりますと今度は欲望のバランスを失ったりもして食欲、睡眠欲、性欲、集団欲など本能的な欲望というのが人間には備わっているのですが、まぁ、壊れますよっていうのを、かなり真面目に頭に入れておかなければなりません。
まぁ、この辺りの話は、仏教の世界でも集中的瞑想が深まると、すばらしい喜び、至福の感情、魅惑的な恍惚感、強烈な解放感が湧き上がることがありシュード・ニルヴァーナと呼ばれており、強烈な幸福感を呼び覚ますため、一度体験するとそれにしがみついて手放そうとしなくなったりしますが、距離を持って接するよう指導されるのと同じかも知れませんね。
という訳で、なんだかんだ最後まで観てました(*^^*)
心から楽しんでいるのが伝わってくる人もいれば、そうでない人もいたり、そんなのものどかでしたが、やはり参加型のイベントでプロが見せる為に踊るのではなく、参加してる人が笑顔で楽しんでいる姿、それを観れたのがとてもよかったです(*^^*)
最後までお読み頂き、ありがとうございました!
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ひっそり | 日記
Posted at
2017/09/11 19:39:12