RXの系譜
投稿日 : 2010年12月22日
1
ロータリーエンジンの載った輸出されるマツダ車の中に、RX-○という名前が付いているものがあります。
それらを順番に並べてみました。
RXの “R”は、ロータリーのR。 “X”は、昔は未知数とか未来を象徴するアルファベットとされていましたが、最近は、クーペを意味するということに定義を変えたようです。
まずは、RX-1・・・ん?そんなのあるのか???
あるとすれば、コスモスポーツか?
ググってみたら、ヤマハのスノーモービルが出てきましたが、当然これは違います。
どうやら、RX-1は無いようです。
コスモスポーツが発売された当時は、“RX-*”っていうネーミングのシリーズ化構想がなかったんでしょうね。
2
なので、RXシリーズの長男は、
1970年
RX-2 カペラ・ロータリー・クーペ です。
サイズ: 4150×1580×1395mm
重量: 950kg
排気量: 573×2cc・水冷2ローター(10A)
最大出力: 120PS
最大トルク: 16.0kg*m/3500rpm
1970年にはもう生まれてたけど、この車の記憶はほとんどないなぁ。
3
これはよく覚えてます。
1971年
RX-3 サバンナ です。
サイズ: 4150×1580×1395mm
重量: 950kg
排気量: 573×2cc・水冷2ローター(10A)
最大出力: 120PS
最大トルク: 16.0kg*m/3500rpm
RX-2と全く同じスペックなので、車体は同じで、箱だけ違うんでしょうね。
残存台数が少ないのか今では滅多に見ないですけど、硬派な感じがいいですね。
4
これも覚えてるけど、カッコイイっていう感じはしなかったですね。
1972年
RX-4 ルーチェ です。
サイズ: 4320×1665×1380mm
重量: 1030kg
排気量: 573×2cc・水冷2ローター(12A)
最大出力: 130PS
最大トルク: 16.5kg*m/4000rpm
1973年にグランツーリスモなるグレードが追加され、13Bロータリーが載ることとなりました。
FD3Sのエンジンの元祖はこれだったんですね。
5
コスモっていう名前に惹かれます。
1975年
RX-5 コスモAP です。
サイズ: 4545×1685×1325mm
重量: 1220kg
排気量: 654×2cc・水冷2ローター(13B)
最大出力: 135PS
最大トルク: 19.0kg*m/4000rpm
Bピラー部の窓とリアランプが特徴的ですね。
6
RX-6・・・というのは、ありません。
割り当てる予定だったモデルの輸出がなくなってしまったので、欠番です。
なので、次はRX-7ですね。
RX-7は、1978年に“サバンナRX-7”としてSA22C型がデビューし、
1985年にFC3S型となり、1991年にアンフィニ・ブランドからFD3S型がデビュー、2002年8月まで生産されました。
(排気ガス規制をクリアできないため生産終了)
RX-7 (FD3S)
サイズ: 4295×1760×1230mm
重量: 1260kg
排気量: 654×2cc・水冷2ローターツインターボ(13B)
最大出力: 255PS
最大トルク: 30.0kg*m/5000rpm
どの型を見ても、とてもカッコいいと思います。
7
そして、2011年現在も新車で手に入る唯一のロータリー車・・・
2003年
RX-8 です。
サイズ: 4435×1770×1340mm
重量: 1360kg
排気量: 573×2cc・水冷2ローター(13B)
最大出力: 210PS
最大トルク: 22.6kg*m/3500rpm
観音開きの4ドアクーペというユニークな車ですね。
8
2010年にコンセプトモデルとして発表された『シナリ』(靭・SHINARI)がRX-9なんでしょうか?
よくわかりませんが、RX-9が発表されるまで代わりにこの写真を貼っておきます・・・
RX-78
サイズ: 18000mm
重量: 43400kg
排気量: ???
最大出力: 1876PS(こんなに少なくて大丈夫?)
最大推力: 55500kg
いったいどんなエンジンが付いてるんでしょうか?
宇宙空間をあれだけの時間飛び続けられる燃料をどこに蓄えているのかも知りたいところです。
鈴鹿サーキットではどのぐらいのタイムでラップするんでしょうね(笑)
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