
一昔前の「安かろう悪かろう」からは劇的に改善されてきていると感じる中華製品。一部にはまだ粗悪な品質による製品も見受けられますが、物によっては世界一まで上り詰めた製品も有るのではないでしょうか。その発展スピードには、目を見張るものが有ると言っても良いかもしれません。
しかし一方で、必ず何かポカが残るのもまた事実と思うところを感じます。例えるならば、「個々の部品では最高水準の物を揃えても、最終組み立てを行うと上手く動かない」とでも言いましょうか。
それは、ワタクシが経験したAndroidタブレッド機でも言えるでしょう。
ワタクシは、8インチ級Androidタブレッド(SIM付)を愛用しております。しかし、このクラスはかつては日本製品で溢れておりましたが今や壊滅。残ったのは中華製とその派生のdocomo d-tabのみ。そこで、先日より古くなったdocomo d-tab d-42Aを諦めAlphawolf APad2を使用しておりました。
使用感といたしましては、
<まぁ、許せる部分>は、重い&スピーカーが片側のみ、なのですが、一方で
<コレは駄目な部分>は、タッチパッドの反応が悪い、カメラのオートフォーカスが定まらなく&動画内にフォーカス音が入り込む
でした。そこで、これを解消すべく、別の同等な中華タブレッドを購入してみました。Alldocube iPlay70 mini Proです。上記機種と比較して
<改善された部分>軽くなった(ただしバッテリー容量も減った)、上記の駄目な部分は無くなった
<新たな駄目な部分>Google Playシステムが更新されない、Google Chromがプチフリする(先のAlphawolf APad2では発生しない)
中華製は何らかの不具合は必ず内包しているとでも言えましょうか。
これらを考えますと、「詰めが甘い」と言いますか、「チューニングが出来ていない」とでも言いましょうか。そして必ずと言っても過言ではない、発売後のアフターフォローは有りません(要は作りっぱなしの無責任)。まぁ、そういう思考が無いのでしょけど。なので、中華製は、そういう物だと覚悟を決めての付き合いが必要です。
日本人は、世界的に見ても品質基準が厳しい国民性と言われています。これが出来ない企業は、少なくとも日本市場では生き残れないでしょうと言いたいところですが、今後はグローバル視点で日本が妥協させられる場面も出てくるでしょうね。