調整式スタビリンクに交換(フロント・リア)
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10万km記念事業として、多くのご協力によりヘタった足回りを刷新して参りましたが、最後の作業になってようやくDIYしました。
αチューンの調整式スタビリンクです。
丁寧な解説書どおりに組みます。シャフトの六角部分の短い方には右ねじ、長い方には左ねじを。
長さはフロント純正288mmから車高5mmダウン毎に+3mm、リアは純正150mmから車高5mmダウンごとに-2mmとするそうです。
取り付け角度はフロントは180度、リアは35度つけます。
シャフト径は17mm、ナット径は19mm。両方を絞りながらの最後の本絞めでなかなかキまらず。測っては直し、直しては測って、アホみたいに早朝から3時間かけました(^^;)
緩むとコトコト音の原因になるそうなので、容赦無く締めておきましょう。
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では、車体を持ち上げます。
ガレージジャッキ1台と、ウマと、パンタグラフジャッキorフロアジャッキが計2台あったので両輪一気にやっちゃいます♪
1. ガレージジャッキでフロント持ち上げて
2. タイヤ・ホイールを外して
3. ウマ(リジットラック)掛けて
4. 左右のロアアームにパンタグラフジャッキorフロアジャッキを掛け、ロアアームが水平になるまで持ち上げます。
ウマから車体が浮いてしまったら持ち上げ過ぎのサインです。
ジャッキを使用しての左右別々に同時上げは非常に危険なことなので、ガレージジャッキもウマが効いた状態で外さないでおきます。
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スタビリンクを外していきます。
まずはショックとの接合部分から。
14mmのソケットをエクステンション(150mm)付けてスピンナハンドル(400mm)で回しました。
ショック・スプリング交換で先月付け外ししてたお陰か、運転席側・助手席側とも楽に外せました。
エクステンションはもうちょいあった方が作業は楽です。
スタビリンクのボルトも共回りしちちゃう場合は次の4番目をご覧ください。
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続いてスタビライザーとの接合部分。
14mmのソケットにスピンナハンドル(400mm)でタイヤハウスにギリ入りました。
運転席側・助手席側ともスタビリンクのボルトが共回りしたので、5mmの六角レンチでボルトが回らんよう押さえながら14mmのメガネレンチで根気強く外していきます。
2番目でロアアームを水平に伸ばしましたが、持ち上げずそのままではまず外せませんのでご注意を。
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フロント完成の図。所要時間1時間強。
取り付ける際はまず運転席側・助手席側のショックに取り付けて吊るしておき、スタビライザーの位置をどちらか一方のショックに手動調節しながら合わせて取り付け。
もう一方はそのままでもスタビライザーとスタビリンクの位置が合えば取り付けます。
駐車場が横方向に傾いているなどで合わない場合は先に取り付けた側を本締めしてジャッキを外してロアアームをフリーにしてから、もう一方側をジャッキで高さ位置を合わせて取り付ければOKです。
スタビリンクの向きは既存品のひねり具合を観察して、負荷が掛かった時に締まる方向になるよう、運転席側はショック(上)を左ねじ、スタビライザー(下)を右ねじに。助手席側はその逆にショック(上)を右ねじ、スタビライザー(下)を左ねじになるよう取り付けました。
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続いてリア。
結果的に左右同時上げのおかげでなんとか付け外し出来ました。
先にロアアーム接合部分を両側とも外します。
14mmのソケットをスピンナハンドル(400mm)で回しました。
こちらもショック・スプリング交換で先月付け外ししてたお陰か、運転席側・助手席側とも楽に外せました。
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一番の難題はリアのスタビライザー側。
空間が狭くナットの真上からソケットを挿せません。
車体の真下からメガネレンチが入るのですが、複雑に入り組んでいてストレートタイプは不可。
絶妙な曲がり具合のKTC 45°×6°ロングめがねレンチ12×14mmを逆向きに差し込んでなんとか。
始めのひと回しは、CRCを吹いてしばらく置いたら、スタビライザーを引き下げて、ロアアーム側を外してフリーになっているスタビリンクの頭をロアアームにつっかえ棒しながら思いっきり力を掛けてめがねレンチを回しました。
あとは共回り対策に六角レンチを挿しながら何度も何度も回して外すだけ。
狭い空間で指先の感覚が頼りの極限状態なので、焦って舐めんよう確実に掛かっているのを確認しながら落ち着いて作業すれば、そのうち外れます♪
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リア完成の図。所要時間2時間弱。
取り付ける際はフロントとは逆に両側のスタビライザーから先に取り付けて吊るしておき、スタビライザーの位置をどちらか一方のロアアームに手動調節しながら合わせて取り付け。
もう一方はそのままでもロアアームとスタビリンクの位置が合えば取り付けます。
駐車場が横方向に傾いているなどで合わない場合は先に取り付けた側を本締めしてジャッキを外し、もう一方側のロアアームをジャッキで高さ位置を合わせて取り付ければOKです。
スタビリンクの向きは既存品のひねり具合を観察して、負荷が掛かった時に締まる方向になるよう、運転席側はスタビライザー(上)を左ねじ、ロアアーム(下)を右ねじに。助手席側はその逆にスタビライザー(上)を右ねじ、ロアアーム(下)を左ねじになるよう取り付けました。
よだん
フロント助手席側のスタビリンクを外す際に、あのロングスピンナハンドルでスタビライザー側のナットを誤ってさらに締めてしまい、どうやらネジ山を潰したらしく、なんぼ緩める側に回しても空回りという、、やらかしました。
工具の入る余裕のないところに電動ドリルを突っ込み、4時間かけてナットを完全破壊して救出しました。
回す向きには気いつけましょう(^^;)
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